ジャンク品加湿器のレストア Venta LW10
おはこんばんちは。
ヤフオクでドイツ製加湿器Venta LW10を4950円で落札した。
ただし、ジャンク品である。この製品、熱で水を気化するのではなく、下ケースに円形多板ディスクが水に浸っており、ファンでディスクに風を当てて気化させる仕組み。多板ディスクは、ファンモーターの動力を利用して回転する。気化するついでに空気中のチリを水に吸収させる湿式フィルターに近く、空気清浄機能も併せ持っている。
さてジャンクなのは、この加湿器の泣きどころであるカップリングが千切れているからだ。
カップリングはhttps://www.directrepair.euで販売しているが、残念なことに日本は輸出対象外なため購入できない。
そこは自分でなんとかするとしてまずは分解してみた。
ファンがガタつくので何かと思ったら、モーターが破損していた。前オーナーが何も分からず分解して、ついに破壊してしまい放出したのだろう。さすがモーターは修理できないと頭を抱えたが、そういう時こそインターネットである。
なんとヤフオクで見た目そっくりな中古モーターを500円で落札できた。
DS-F02という型番。オリジナルはHY 6020。ebayなどで探すとそっくりなのが出てくる。用途はファンなどと書いてあるので、詳細仕様は不明だが、そう遠くはないだろう。
カタチはそっくりだが、マウントのネジ穴位置が異なるため、そのままではケースに固定できない。そこでドリルで穴をあける。
M4ナベネジでモーターは無事取り付けられた。
モーターシャフトにM5ナットをハメてファンのボスを差し込み、シャフトエンドはM4ナットで締めればOK。ネジロック剤塗布しておけば緩まないはず。
カップリングはロードバイクのバーテープを代用してスクラッチする。
適当にカットしてキチキチサイズの穴を開けてカップリングする。
オリジナルと似たような形状に丸め、モーターシャフト軸とカップリング結合する。
通電チェックして干渉しないか確認。
無事復活。単純な仕組みなので修理もなんとかできた。楽しい冬休みの工作であった。これで我が家にはVentaの加湿器は3台となった。関東地方は冬場に乾燥するので、ガンガン加湿できそうだ。
ほいじゃーの。
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