サムソンSR-232B故障のナゾ



 ある日、冷蔵庫からペットボトルに入っている水をコップに注いでみると氷水が出てきた。
 カミさんも冷蔵庫に入れていた肉が凍ると苦情を言い始めていたっけ。

 ふむ、どうも2ドアの冷蔵庫がどちらも冷凍庫になってしまったようである。

 エコポイントで買い換えちゃいましょう!

 と呑気な事をカミさんは曰うが、おいそれとお上の陰謀に乗ってはいけない。
 冷蔵庫は別に壊れちゃいないんだよ。
 ちょっと調子が悪いだけだ。
 この程度で買い換えてしまう日本人が増えてしまった事自体が、
 日本人のモノづくり意識の低下を実は表しているのでる。

 仕組みを理解すれば冷蔵庫が冷凍庫になる理由はわかるのである。
 そのことを理解しようとしない。
 いや、答えが書いていない問題にはチャレンジしようとしないことが問題なのである。
 もちろん永久に答えが見つからない・・ 虚数解ということもあるかもしれないが。

 そんなひねくれたことを言っていても冷凍庫に化けた冷蔵庫はそのなかの物をフローズンにするだけなので何とかしなければならない。


 まずは冷蔵庫の中身を全部取り出してみる。
 この手のトラブルは概ねダンパー類の凍結である。
 生まれて以来、冷蔵庫の掃除というのをしたことがないというカミさんならありえるであろう。

 「冷蔵庫は半年に一回デフロストをする」

 という大切なことを。


 実は普通の冷蔵庫もデフロストをしないでもない。
 しかしそれだけではこの取り外した中にあるダンパーの霜取りが完全に行われないのである。


 そいつは発泡スチロールにガッチリと包まれている。
 あっちこっちがテープ止めなのでちょっと厄介だ。


 これがその問題のダンパーだ。
 現在はダンパーが閉じている状態である。
 こうなると冷凍庫からの冷気が冷蔵庫には流れこまない。


 これでダンパーが開いている。
 ダンパーが閉じなくなってしまったので冷蔵庫が冷凍庫になってしまったのであろう。


 そのダンパーを制御する部分を見てみると案の定結露しています。
 ここがダンバー開の状態で凍結してしまったので開閉できなかった。
 それにより冷蔵庫の温度調整ができなくなってしまったのである。
 コイツの正体はただのサーモスタットだ。


 冷蔵庫を止めるとこの白いドレンパンに水が随分と貯まっていた。
 やっぱりそうとうな凍結があったことが伺える。
 しばらく放置して水気がなくなったら元通りに組み立てます。


 そして取り出した中身を冷蔵庫に戻します。


 冷蔵庫を元の位置に戻してオシマイ。
 その後、半年近く経ちましたが冷蔵庫が凍結することはありませんでした。
 たったこれだけのことで治るのにエコポイントで買い替えなんてありえません。
 どうせデカい冷蔵庫を買えばそれだけ沢山詰め込むんです。
 そうなれば電気代だってバカみたいにかかります。
 だったら冷蔵庫が熱を持たないように工夫するほうが断然マシです。

 それに故障したわけでもない冷蔵庫を二束三文で手に入れて、 
 二三日放置しておけば自然に治り、
 中古で売り払う輩もいることでしょう。

 別にそれが悪いわけじゃないけれども、
 上手に節約するアタマがいるんじゃないかと。

 これでまた一つ地球のリソースが節約されたわけである。
 



  
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