走り初め

 今年に入ってから幾度となく成田サーキットに電話をかけてフリー走行の日程を聞いてはいたが、ついに2/17に走ることが出来るということで、相方のN氏と一緒に早朝から出かける。
 私自身も成田を走るのは1年ぶり位だが、N氏は2年半ぶりという。ひょっとしてサーキットのコースレイアウトが変わっていたらどうしよう?? などと言いながら走っていると、途中で道を間違える。「う〜ん、久々だから行き方も忘れたかのう」とお互いを慰めるあたりが健忘症の初期症状かもしれない。

 さて、サーキットには8時に到着するがゲートが開いていない。しばらく待つと「成田のカタブツ親父」が昔と変わりなく「不機嫌そ〜な顔」でご出勤。 N氏と「変わらないねぇ」と2人で無言で通じ合ってしまう。

 さて、この日は午後から雨が降りそうなので午前中が勝負と決めて来ている。もちろんその背景には「疾きこと風の如く」で有名な元today乗りの土屋氏の記録を「追いぬいてやる」という確固たる目標があるのだ。
 土屋氏は自然吸気の軽自動車で「成田一、最速」という一周49秒台のレコードホルダーでもある。氏の記録を破るべく月イチの練習と高価(我々には)なサスペンション、一皮剥けたヨコハマ・ネオバという必勝体制で今回は臨んでいる。

 その日は我々のトディとダートラ・インプレッサ、走行会初心者シビックの3台なのでちょうどイイ感じ。
 「軽ぅ〜く走ってみる」と言い訳をあらかじめして走り出す。流石に今までの「4本鉄チン付きタイヤ\6,000」とは比べ物にならないグリップと安定性で51秒台を叩き出す。
 まぁ金をかけたんだから自己最速ラップを更新しても不思議ではないのだが、その後はサッパリタイムが向上しない。一度だけ50秒80という「マグレ」みたいなタイムを出すが、それ以外は51秒1 0〜20の間で何度やっても収まってしまう。
 やはり「ガンダムはまぁまぁなんだけれども、アムロがガンダムの反応速度について行けていないよねぇ」というセリフがリフレインしまくる。ああぁっ! ナゼダ!

 この日は全部で20周程走ったが50秒はとても切ることが出来なったのだから、やはり「腕の違い」という事を素直に認めざる得ない。単純に土屋氏よりも排気量が110cc少ないからというのは月並みの言い訳であるし、バケットシートorアルミホイルが欲しいという事も清貧思想から外れてしまう。やはり土屋氏はニュータイプなのだろうか??


 うなだれて帰りビデオで復習。やはり1コーナー奥と解脱コーナーが勝負である。これについてはイギリスで修行をして解決するより他ない。自他共に認める「正貧」である以上、次回は「腕ずく」で挑むつもりである。注: 文字用の領域がありません!
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