実力の違い
 9月最後の日曜日、神奈川県の平塚青果市場駐車場で行われたチームレジスタンス・ジムカーナ練習会に参加してきました。ここの練習会には毎回参加しているのですが会長さんがとてもイイ人で、進行がスムーズ、値段が安い、いっぱい走れる、最後にじゃんけんマッチを行い色々賞品をもらえる(実はこれが一番楽しみだったり・・・) と、いいことずくめなんですね。(オマケに弱いなァ)

 ところで、ここの練習会に参加するT氏という人物がスゴイ。
 その腕前はまさに
 「赤城群馬がホテルの窓から裸足で逃げ出すほど・・・・」
 なのである。 
 そのT氏が駆る車はトヨタカリーナ。ざっと見て足とバケットシート、あとはブレーキを変えただけ・・・ と思われる程度の最低限ジムカーナ仕様なのである。もちろんこれは「奥様の目」を気にしての事であることは言うに及ばない。

 T氏のカリーナに毎回1秒ほど負けているのである。そこでトディにも戦闘力をつけようと言う事で、特注?!のサスを組み付けて前回は挑んだのである。
 しかしこれがバランスを崩した。足を強化したのだから、当然タイヤのグリップを上げなくては、きちんと踏ん張れない。
 しかし、タイヤは相変わらず解体屋からのおさがりモノ。だから、スリックカートのようなジムカーナをしてしまっただけで、まったく勝負にならなかったのである。

 そこで、今回はタイヤを変えて何としてもT氏を破る・・ じゃなくって挑戦させて頂くことにする。
 チョイスしたタイヤはラジアルでは定評のグリップを誇る「ヨコハマ・ネオバ」。いままで、解体屋で4本テッちん付きで\6,000から比べると目ん玉が飛び出そうな金額ではあったが、T氏に挑むためには仕方あるまい。
 さらに万全を期すために、レコード盤となっていたフロントローターも交換し、リアのブレーキシューもエンドレス製にしてサイドターンを掛けやすいようにしたのである。



 そして当日。いつもは30台くらいしか集まらないのに、50台も集まっている。そしてT氏のカリーナも・・・

 午前と午後でコースが違うのですが、午前はテクニカルレイアウトになっている。ということは車格の小さいトディに有利ということではないか。ついでに言えば前日までにコースの攻略は終わっているので、今回こそは・・・ と期待は高まる.
 
 さて、一新したトディは「タイヤを替えるとこんなにグリップするのかぁ!」と感動のあまり瞳孔が開いたまま走行しちゃいました(ウソだけど)。
 だが、T氏も今迄以上に驚異的な走りを見せつけ43秒67と午前中3位のタイムを叩き出す。対してトディは44秒88で6位。1秒は違うじゃん!! 自信があっただけにショックは大きい。

 むぅ、何で追いぬけなんだ・・・ と思いながら人間にも燃料を給油して、お弁当も2つ食べて、グッスリお昼寝。

 午後はハイスピードなコースレイアウトになる。ますますトディに不利な状況である。
 途中から雨も降り出してきてユーノスがクラッシュしてしまう事もあったのだが、やはりT氏とワタクシのタイム差は広がるのみ。
 午後はT氏52秒84、トディ54秒63と2秒も離されている。
 考えるに、ワタクシのトディに履かせたタイヤの性能を使い切れなかった事が一つの敗因ではないかと考える。いつものブレーキでケツを出す等の小技があまり使いきれなかった、というか恐くてそこまで突っ込めなかったという方が正しいようである。
 
 結局、今回も完敗をしてしまった.ワケである。もうこうなるとマシーンの性能よりも力量の差をまざまざと感じるだけである。
 この差を縮めるには練習以外にはなさそうだし、コソ練して挑むしかなさそうである
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