解脱への道 | |||||||||||||
自動車競技をしているとつくづく「世の中にはオレよりも速いのはまだまだ一杯いる」と実感する。まぁ、そんな事はいつもの事なのであまり打ちひしがれないが。 ところが「プロレーサー」とか「かつてプロだったレーサー」にといった雲上の人にワタクシの走りについて講釈を頂こうとすると・・・ 「キミはもう十分にスゴイ。もう何も言う事はありません!!!」 とまっとうに取扱ってもらえない。 つまりワタクシの欠点については誰も指摘をしてはもらえない・・・ という事になる。 それでも食い下がらずに雲上人の車に同乗させてもらった。 今回のイベントには元A-1のドライバー●○氏がN産マーチで参加。妙に話し易い御仁で「酒飲まないと走れないな」とかいう話題で共振してしまった。 流石に一流ドライバーの走りには驚愕である。が、\9,800もするオイルを使っている事実のが驚き。 ちなみにウチはタダオイルもしくは\1,000以下のみだ。 さて、教えを請うと御仁はキチンとは解説しなかったが、身をもって示してくれた。つまり・・ 「チミはトラクションの重要性よりも、前に進むことをもっと大事にしろ」 という事だった。 無論、これは基本を踏まえた上でのハナシであるが、 失速させると回復に時間がかかる→いつでもアクセルを踏む→ガンガン前に進もうよ! という事らしい。 今迄、サイドターンのシーンでフロントにトラクションを掛ける為にアクセルを完全に緩めてしまっていたが、そうではなくヨーモーメントをかけてアクセルを50%戻してサイドを引けば十分にターン出来るし、車は前に進みつづけるという事なんだろう。 ワタクシの走りをオフィシャルには過激とか華麗とか言われるし、一緒に来た相方のN瀬氏も「キレイに決まっているよ」と言われても、いいタイムで走れない自分には納得がいかなかったが、何となく解脱の糸口は見つかった。あとは練習あるのみ。 タイム向上に詰まった時にはプロの意見を仰ぐのも解決の一法であるな。 |
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「お帰りなさい イギリス帰り」 とは嬉しい配慮である。 |
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ここの練習会は各車に写真を撮って配ったり、最後に景品を配ったりと楽しい配慮。 |
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