私の人生を変えた ミニHL
 18の夏に人生初めて購入した車がミニHLである。
 俗に「ミニ」と呼ばれている車である。
 外車は壊れやすいという神話にどっぷりと浸かっていた両親には購入に随分と反対されたが、購入してみると案の定に壊れた。 サイドシルに穴が空いているとか、シートが破れているなんてのは問題にならない位に・・・

 最初は工場に持ち込んで修理してもらっていたが、そのうちに「これでは大蔵省が破綻してしまぅ!」ということで、ヘインズの整備書と海外のパーツ屋さんとやり取りして、自分で部品の手配から修理までするようになるキッカケを作ってくれた車である。悪く言えば「泥沼に嵌められたワケだ」

 壊れても修理しては乗ってしまうのは、クイックなハンドリングや低く構えたプロポーションだけではなった。こういう車に執りつかれてしまうと、降りることが出来ない「何か」があるのだと思う。

 よく馬鹿にしながらも読む「オールドタイマー」にも似たような境遇の御仁が沢山紹介されているが、マァあの御仁も「何か」に取りつかれてしまっているのだと思う。
 こんな「何か」に執りつかれない方が人生を楽に過ごせるけれども、泣き笑いを沢山の人と過ごした時間もまた「まことにオモシロイ」ものであった(現在進行形かな)。

 ミニは今世紀になって何度目かのモデルチェンジをした。今度は、ニュービートルのように「よく似た」車となっての再登場である。今度は成功するだろう(聞けばバックオーダーが半年先まで入っているとか)。でも、あさっての方向を向いたハンドルやカーペットのすえた匂い、そして40年間変わらなかったフロントシールドからの景色は今度のミニには無いと思う。趣味として乗る車としてはやはりワビ・サビ・カビに侵された「ミニ」でなくては、元ミニ乗りとしては雰囲気に欠けてしまうな。

 ただ、新しいミニでジムカーナ等に参加しみたいものである。ヴィッツくらいのサイズで160psも出すのだから、リトルダイナマイトになれると思うな・・・。

 最後に、この赤いミニは一年ほどでやめてしまった。かわりに MG-Bを買ったからである。
 理由は、修理に疲れたからである・・・
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