3/4 12日目
 昨夜は従兄弟の家で寝たので宿泊費がゼロ。う〜ん、ラッキー。
 さて、今日はロンドンから車で一時間ちょっとのオックスフォード近くの町「アビンドン」に向う。

 ここはMGというイギリスに古くからある自動車メーカーの生産工場がかつてあった場所なのだ。つまりワタクシの乗っていたMG-Bもここで生産されてはるばる日本に来たというわけである。
 アビンドンの街中に自動車の部品屋さんに寄って見る。日本的には工具中心のお店なのだが、この町ではオートバックスの役目も果たしているらしく、オーディオやカーナビも置いている。
 イギリスでしか買えない工具を見つけたので買い物ついでに「昔、この辺にM Gの工場があったはずなんだけれども・・・」と店員に尋ねてみると、「町のインフォメーションセンタに聞いてみてくれ」との事。

 そこでツーリストインフォメーションセンターで工場の事について訪ねるとあれこれと親切に教えてくれた。どうも「工場は跡形もないよ。そこのパンフレットに全部書いてあるからね。」との言っている。パンフレットも1部\100とちゃっかり金を取っているが「これは記念」と思いこみ購入。
 パンフにそって工場跡地に行って見ると現在はビジネスセンターに変わってしまっている。それとMG car clubの総本山もあった。MG乗りの御仁は一度は訪れるべし。

 3時くらいにはロンドンに戻りレンタカーを返却。実は従兄弟がCDをオーディオに食われてしまったのでレンタカー屋に「CDが取り出せない」と訴えた。でも店員では当然埒があかない技術的な問題なので、メカニックチーフまで出張ってきてあれこれ説明して取り出す試みをするが、やっぱり取り出せない。従兄弟になんて謝ろう??

 その夜は従兄弟のお店に行く。彼女がワタクシの髪の毛を切ってくれるという事でお願いする。サッパリとして「じゃぁお金を払うよ」というと「それはもらえない」と受け取らない。どうしてもダメだというので諦めたが、彼女の肩書きは「トップスタイリスト」でカット・シャンプー・ブローで\13,000もする「カリスマ美容師」という事を知り、失神しそうになる。
ちなみにイギリスのヘアサロンではお酒が出るのが一般的。これは実に良いサービスであるな。

 この夜は、従兄弟と昔話で盛り上がり寝る。
 これがMGクラブの総本山。しかし、駐車場にMGは一台止まっていない。MGを日常で使おう等と考えるのは日本人だけか?!
 MGが20世紀初頭に店を開けた辺り。現在は街の中心地で商店が建ち並ぶ。
 イギリスのガチャガチャ。素朴な感じが良いですよね。日本人が見つけたら直ぐに「アンティーク」とか言って買ってしまいそうな形状だ。
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