3/3 11日目
 ひさびさに酒を呑まないで寝たので、どうも変な朝である。物足りないと言った感じであろうか? もうアル中なのかもしれない。
 25ポンド程払っている宿なので、設備も最高である。トイレの水は普通に流れるし、シャワーなんか日本のそれと全く変わらないのが嬉しい。備え付けのティーバックでお茶をいれて飲むとこれもまた美味しいのだ。

 今日はロンドンに向って走る。M4を走ってCathle comboという所にたまたまサーキットがあったので覗いてみる。デーンとサーキットが広がっているので、コースがどのような形状なのかよく解らないが、日本のそれと違って簡単な形にのようだ。
 で、ここもスキッドパットやカートコースが併設されていた。スキッドパンではFFとFRの二つの駆動方式でトレーニングをしているようである日本では車の性能は日に日に高度になっているのに、それを扱う人間は旧態依然としていて技術向上をしようという雰囲気は全然無いよな。これでは交通事故も増えて当たり前だわ。

 続いてはAndoverという町の外れで行われているという「Auto test」を見に行く。Auto testと日本で言うところのジムカーナに近い競技なのであるが、バックもしながら走らなきゃならならんから、かなり高度なテクニックが必要なのであることは言うまでも無い。
 日本にいたときに開催者のホームページを見ていたのである程度は知っていたが、実際に見てみるとこれはスゴイ。 まず、敷地が広いからコースが3つ設営されていて、三台いっぺんに走ることが出来るのだ。それに比べれば日本のは箱庭ジムカーナだな。
 車もアツイ。普通のファミリーカーから自作車まで何でもアリ。それでもタイヤは解体屋から持ってきたようなどうでもいいような普通のタイヤを履いている。日本人は超ハイグリップのタイヤを惜しげも無く使っているが、イギリス人はハングリーだよ。
 それでもエントリー代は\1200位だから日本の1/10だよ。こんなローカルイベントでもハンバーガーショップがちゃんと用意されているのだからイギリスに公道で馬鹿なドリフトをする輩がおらんのだな。日本人がモータースポーツで勝つことが出来ないのはこの辺にありそうである。

 さて、夜にはロンドンに戻りウィンブルドンのスタジアムレースを見に行く。言っておくがウィンブルドンのテニスコートで車のレースをするわけではない。ちょうど陸上のトラック位のコースを10台位の車でレースをするのだ。
 毎月やっているようで走っている車も様々だ。バギーカーみたいのもあれば、ミニなんかが走るクラスもある。

 8時くらいにはスタジアムを後にして、従兄弟の家に戻る。
日本でもインストラクターが教えてくれる所があってもいいのだが
 ミニのコンポーネンツで作られた自作車。インスピレーションをバシバシ感じる
 オートテスト専用としか思えない形状だが、よく考えられているといえよう。
 ウィンブルドンのレースは熱い。日本では見られないスタジアムレースだ。
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