続いては世界の自動車マニアにはつとに有名な「ヘインズ」に向う。ヘインズとは自動車の整備書を出版する会社なのだが、ヘインズは世界のスーパーカーを集めたミュージアムも持っている。
赤い車ばかり集めたコーナーとか、近年の有名な車を集めたコーナー等、それなりに面白いが、最近はワタクシ自信の市販車への興味が薄れたせいか１時間程で見学終了。
ミュージアムの隣にはミニサーキットが用意されていて、ミニとかセヴンが走っている。セヴンも日本では「ケータラムでないとダメ」みたいなオリジナル風潮が強いが、本家イギリスではウェストフィールドがバンバン走っている。
その後も延々と走り続けて夕方5時過ぎにランズエンドというイギリス最南端に到着。荒涼とした場所には違いないがこれで遂にイギリス縦断に成功した訳である。
ついでに近くのミナックシアターという崖っぷちに造られた劇場も見に行くが、もちろん人はだ〜れもおらん。が、その崖の下にある砂浜では二十歳位の若いの数名がが叫びながら海に浸かっている。ありゃぁ 切れちゃっているな。
その日は最南端の町周辺で泊まるつもりだったのだが、うまい事宿が見つからずに随分とロンドンに戻ってokahanptonというトラベルロッジ（サービスエリアの宿）に宿泊を決める。夕飯を取ろうと近くのレストランに行くと「今日はもう閉店だよ」と言われてしまい、ガススタのコンビニでサンドイッチを買って部屋で悲しい夕食をとる。イギリスに来て初めてアルコールのない一日となる。
ばかり集めたコーナー。全部フェラーリなワケではない。
