3/1  9日目
飛び込みのように決めたB&Bは大当たり。£17なのにとっても綺麗なお部屋。オーナーの趣味か薔薇で統一された内装はイギリスに来た事を充分に感じさせてくれる。シャワーもお湯がマトモに出るし、トイレの便座も木製で洒落た作り。ちゃんとトイレットペーパーもホルダーにおさまているし(イギリスではホルダーが無い事が多い)、ちゃんと流れる(水の流れが悪い事が多い)。

 ここではイングリッシュフルブレックファーストが用意されている。オーナーが「日
本人には分量が多いかもしれないから残したっていいのよ」なんて親切に言ってくれたのはありがた。が、従兄弟とナツミチャンには「特盛り」でもあたしゃぁにゃ「並」だ。彼女達が残したものは私がかわりに食べて、トーストも追加して全部綺麗に平らげて宿を後にする。

 まずは車を走らせて湖水地方に向う。ここにはヒルトップという名前の場所がある。そここそが「ピーターラビット」の物語の舞台なのだ。今も当時のままの景色なのだそうだが、最初は「えっ どこなの?!」とうくらいに普通の景色のなかにあるからわからない。ひたすら丘であるし、道は細いし、上空には英国空軍のジェット機が轟音をたてて飛んでいる。

 その後、途中のパブで「ハズレ」なパブ飯を食べた後にwrexhamにある自動車アクセサリー通販の雄であるデーモントゥイークス」を訪れる。ここは日本でも自動車
マニアではつとに有名な通販ショップで日本人スタッフがいるので、日本からの注文も日本語でできるそうな。それを知らなかったワタクシはいつもポンチ英語で注文していたのだが、今回は通販では買い難い「グローブ」と「ドライビングシューズ」を購入。
 やっぱりサイズを合わせられるとうのは無駄がないからいいですね。ついでに土産もちょっとだけ購入。もちろん一番ケバいT-シャツを買ったがな。

 ケンダルからロンドンまで500kmはあったが、夜にはロンドンについてナツミチャ
ンを家まで送る。彼女は明日お仕事なのだ。
 従兄弟の家で今夜は簡単な夕食をとって、イギリスの音楽授賞式(細かい事はわすれた)を見ながらビールを煽る。イギリスではウィルヤング(オーディションで選ばれた超人気歌手)がバカ受けで毎日彼の曲をラジオで聞かされたが、ここではあまり登場しないので本当によかった。内心「もういいわえ」と思っていたからな。  
 ちなみに日本に帰ると彼は自分がゲイであることを公表していた。ヨーロッパではイセクシャル、トライセクシャルがそれなりに認知されているので、驚かないのか
な? 文明が進歩すると性の壁もグレーになるんですかね?
 ピーターラビットの舞台となるヒルトップは昔からちぃっとも景色が変わっていないそうである。
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