アレックスモールトン お手軽レストア手記 その1 | |||||||||||||||||||||
イギリスでこれに乗っていた頃からいつのまにかにライトが点灯しなくなった。当時は原因のナゾを究明していられるほど暇が無かったので、LEDの点滅ライトで凌いでいたのだが、ここに到って時間があるから今回は「旧式アレックスモールトン復活作戦」を始める事にする。 旧式というから35年も前の自転車。いろいろと不都合や不具合があるんだけれども、まぁ少しずつ治していきましょうというワケだ。 一応連載形式をつるつもりだが、更新は3ヶ月ごとかもしれないし、半年かもしれないし、一年おきかもしれない。。。自転車だから大してネタが無いのであんまり期待しないで頂きたい。 では始めましょうか… |
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一ヶ月は放置したままのアレックスモールトンはベランダがガレージだ。愛が薄れた証拠にビニールカバーすら掛けていない。 ワタクシは日本で一番貧しいモールトニアだろうな。 |
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まずは診断。 当時のオプションであるインウィールダイナモがクサイのでまずはそこからチェックだ。 案の定、タイヤを回しても電圧に変化が無い。 車軸のグリスが切れているだろうからついでにオーバーホールをしましょうか。 |
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ダイナモをバラしてみると・・結構錆びている。 どうも錆びてローターとマグネットが接触していたようである。証拠にローターが随分と擦れているからだ。 ペンチで曲げたり叩いたりして接触しないようにしてやり、ベアリングのボールも全て分解清掃。 これでうまくいくかな?? |
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ダイナモからの出力は確認できたが、肝心の電球は全くシカト。 電球を外して確認してみると・・・ 「この電球壊れているじゃん!!!」 急遽、近所の自転車屋に行き写真のような電球を購入。 店の人はワタクシが持参した電球が特殊に見えたのか、ブツブツいっている。 店主「オレ目見えないからおまえ見ろよ」 奥さん「アタシにはこれ判らないよ」 悪いね、35年もイギリス製の電球で。 |
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前灯は一度バラすと2度と組み直せない程に奇怪な方式でレンズと反射板の固定をしている。誰か正しいスプリングの組み方を知っていたら教えてほしいです。 リアは買ってきた電球がソケットにキチンと入らない。まぁイギリス製品だからこんなものでしょう。適当に合わせて組上げる。 さて、適当な電源を繋いでテストすると光が蘇った。もちろんタイヤを回してもキチンと点灯するよ。 電気屋が自転車のライトも治せないと恥だから一先ず治ってヨカッタわえ。(ヤッパリ日頃の行いだね) 次回は何処をオーバーホールするかな?! |
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