Rinnai(リンナイ) RC-339E
引っ越して初めての冬を迎える。
11月も半ばともなれば、気温も低くなり暖房が必要となる頃。
もちろん自宅にはエアコンなる強力な空調機器が備わっているのであるが、コト暖房に関しては他の暖房機器に比べてあまり燃費がよろしくない。
そりゃ電熱器で部屋を温めているようなものですからね。
もちろんワタクシの資産が潤沢であればそれでもいいのですが、ワタクシはプチブルでも裕福層でもない。つまり中流以下なわけだ。
そこでヤフオクで売りに出ていた暖房機を購入したのである。
今回の要求事項は「都市ガス仕様で13畳位の暖房能力」の二点。
ヤフオクで適当なものはないかとさがしたのが今回のリンナイRC-339Eである。
ざっくり言って「上記の仕様は満たすけれど、最低限の装備よ」というところである。 いや、簡単でよろしい。
■リモコンがない■
きょうび、扇風機にだってリモコンが備わる時代に暖房器具にリモコンがないのである。 否、それで充分である。リモコンカゴには様々なリモコンが溢れており、必要なリモコンを探すだけで大変なのである。もう家電のリモコン文化はいい加減にしてほしいと思っていたところなので助かった。
■操作面が実に簡単■
写真でもわかる通り運転スイッチを押せば動くのである。
矢印ボタンで温度調節である。
それ以外はわからないからいじらない。(なにしろマニュアルがないからね)
つないで直ぐに動くというのは大きい。iPod以来の感動である。
■立ち上がりが速い■
運転スイッチを操作するだけで直ぐに着火開始。
1分後には最大出力で運転(たぶん)。
■におわない■ 着火、消化時に臭いが出ないのです。
これも石油ファンヒーターでは遠く及ばぬ点でありますな。
■本体が小さく軽い■
当然ながらタンクがないので体積が小さく、重量も軽いです。厚みが少ない(うすっぺらい)のは助かります。
■都市ガス仕様■
実は最大の利点でもあり最大の欠点でもあるが都市ガスである事。
利点は燃料が(ほぼ)無限に供給されるのである。もうドクター中松の灯油チュルチュルは不要だし、クソ重い18リットルタンクを持つ必要もない。
逆に欠点は燃料供給用のコードがついてまわるということである。
ワタクシは自宅を設計する時から都市ガスのコンセントを用意するように指示していたので、この点に関してはあんまり問題にならない。
■感想■
13畳近い部屋をあっというまに温める能力にはビックリ。だって石油ファンヒーターよりも小さいサイズでですよ。北朝鮮もびっくりな小型核融合炉である。
しかも操作が簡単。これは大事ですね。
■総評■
オール電化を適用出来ればエアコンだけでもいいのだが、オール電化は条件が厳しいのでウチには適用出来なかった。
しかし、今回ガスストーブを導入したのでガスの割引料金が適用できるのである。
石油をえっちらと運ぶ必要もないし、こりゃ便利。なんで今まで使わなかったのかと悔いるものもある。
とにかく取り回しの面を除けば便利で安価な暖房装置であるに違いない。
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