わんこそば

　大食いといえばわんこそばが有名である。
　そういうわけで盛岡市内の東屋に連れて行ってもらった。

　そういえば大昔、日本一周をしたときにはわんこそばに立ち寄れなかったおもいがある。
　それは「お一人様ではいかがなものか？」という気後れがあったからに他ならない。ところが現在では一人でも楽しめるお店もあるんだそうである。

　さて、なかなかに風情のある建物ではある。

　座敷につくとおののいた。
　このお椀の分量はいったいなんなんだ。
　店内にはレコードホルダー一覧が掲げられており、５００杯を越える人がいるから驚きだ。


　まずはこのエプロンをするのが作法のようである。
　この時には「なんでエプロンなんてするんかいな？」と思っておりました。


　薬味としてこのようなものが並ぶ。
　

　初めてだと店員につたえるとルールを丁寧に教えてくれた。
　一通り説明を聞いてOKと答えると給仕さんがお盆に８杯ほどのソバを持ってやってきた。
　一杯はこの程度である。なーんだと最初は思ったのですが・・


　とにかく給仕さんがつきっきりでいるので休む間がない。
　最初のウチはスイスイ食べられたのであるが、５０杯を過ぎたあたりから薬味が欲しくなってくる。
　結局７８杯でお椀を閉じました。
　わんこそば１５杯でかけそば1杯だそうだからかけそば約5杯ほどを食べた事になる。
　うーん、そんだけ食べれば十分だよ。
　盛岡の魔宮にはソバあり。


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