中板橋の中華料理「丸亀飯店」の謎


 仕事で月に一回中華料理を食べる。
 といってもジャパニーズ中華。すなわちラーメン屋であるからして、全国どこにでもあるラーメン屋とそう大きな違いはない。
 しかし今回紹介する「丸亀飯店」はこの魔宮の伝説にて紹介するだけの妙味があるわけでして・・
 
 特徴をあげてみると
 ・ボリューム満点
 ・超濃味
 ・麺がうどんのように太い
 ・店が住宅街にある
 ・出前に強い

 とまぁこんなところである。
 普段は出前で頼むのだが、まず一回目の電話は「話中」でつながらない。
 昼の12時に食べたければ11時15分には注文していなければならいところがミソである。
 そして到着するとその分量に驚く。
 特に日替わり定食には必ず「半ラーメン または ワンタンスープ」がついてくる。
 この半ラーメンとワンタンスープが普通のラーメンドンブリに入っているので、半ラーメンではなくただのラーメンだし、ワンタンスープもまた同様だ。しかもそれらは「猛烈にしょっぱい」のである。
 がんばって完食しようものなら午後からは仕事にならない。同僚と「何だか塩が吹き出てきますね」と冗談ともとれないことを飛ばし合う。いや、2リットルペットの水を飲まないと帰りまでには「干涸びたうめぼし」のようになってしまいかねません。
 そんなわけで社内では丸亀飯店の出前を食べよう! と問いかけると「気合い」を入れて挑む人もいるくらいである。


 ところで、この不況でウチの会社も中板橋の事務所を閉鎖することになった。
 ということはしょっぱい丸亀の出前を食べる機会もなくなるということである。
 そこで出前ばかりでお店で食べた事がない。ならアウェイとなる店で食べてみようということでランチのために丸亀飯店に食べに行ってみた。


大きな地図で見る
 うほ、普通の住宅街の中に丸亀飯店はあった。
 その辺のラーメン屋で出前用のバイクが四台も所有するとこはなかなかあるまい。
 ちなみにグルナビなどで調べても丸亀飯店は見つけられない。googleで検索してもにちゃんねるにわずかにひっかかるだけというレアなお店だ。
 店内はカウンターとテーブル席があり、合わせて20席というところか。

 この日は「カルビー丼」を頼んでみる。いうまでもないが「カルビ」のドンブリであり、カルビーのスナックがドンブリに乗っかっているわけではない。


 ワンタンスープまたは半ラーメンが標準装備なのだが、それは身体にキツいので「小スープ」にダウングレードできる裏技がコレだ。しかしちっとも小さく見えない。
 カルビは甘い味付けなんだけれども固いんですよ。なんとなくカルビの味はするんですがね。
 毒々しい色の漬け物は「しょっぱいだけ」である。同僚はまったく箸を付けない。
 小スープにいたってはコショウが浮いています。もちろん塩味。

 「もうこれで丸亀飯店を訪れる事もないか」と感慨深く想いながら完食して店を後にしました。

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