いまさらメイドカフェ


 秋葉原もやっちゃばがなくなってから久しいが、ヨドバシアキバとかオタッキー向けショップとかが氾濫しているらしい。
 駅前があれだけ再開発されてしまうと秋葉原の影みたいなものが失われてしまったような気がする。
 ワタクシの意見としては「普通の街」になってしまうのではないかなと。

 その秋葉原にメイドカフェなるものが現れて駅前でポン引きしているのはよく目にする。何しろアキバインフォメーションの受付がメイド姿なのだから便乗もいいところだ。
 だが、ワタクシはまだメイドカフェなるところに行った事がない。そしてワタクシはアニメファンでもないし、ゲームファンでもない。
 だが、一度でいいから行ってみたい。外人が日本で行ってみたい娯楽に「ストリップ劇場」「ソープランド」そして「メイドカフェ」を追加してもいいだろう。
 あの格好でメガネで「ご主人さまぁ!」と本当に言われるのか?
 そこで遅まきながらも魔宮の伝説を確かめるべく約2名で探検隊を編成して秋葉原に乗り込んでみた。


 ゴールデンウィークの秋葉原はパソコンオタッキーが相変わらず沢山おる。万世橋脇の飲み屋「ゴハン」でランチ+飲み放題で景気をつけて気分は上々。
 しかし探検隊はメイドカフェがどこにあるのか分からないので、その在処を聞き出すところから始めなければならない。
 そこで電気街口にいたメイドさんにまずは直接聞いてみた。


 メイドカフェのポン引きかと思ったら、メイドリフレクソロジーの呼び込みと判明。写真を撮ってもいいかと聞いてみたらNGだと。しかるにこれは秋葉原の様子としてスナップショットである。
 しかしタダでさえむさ苦しいパソコンオタクなのに、その臭いであろう足をマッサージしなければならないなんてソープ嬢よりもキツい商売だなぁ。
 いや、一生懸命洗ってから来るかもしれないぞ。
 
 今回の目的は足もみではないので、インフォメーションでメイドカフェについて調べてみると、まぁいろいろとあること。今回は探検隊の意向を汲取りMAID DAGASHI CAFEなるLittle PSXに赴いてみた。

 歩いて行ってみるとそこはどう見てもスナックの看板である。本当にカフェなんだろうか??


 いかにも雑居ビルという感じのエレベーターに乗り込み開いたドアの向うにはこの入り口が待っていた。

 「う〜む」な構えである。幸いにも店内の様子を示す写真が張られているではないか! しかし、これは探検隊を安心させる為のワナかもしれないぞ。
 どうも扉の向うからは女の子の声や食器の音が聞こえるので、間違っても扉を開けたら任侠さん達の事務所ということはなさそうな感じである。

 扉を開けてみるといかにもコスプレ風という感じの女の子が「ご主人さま、お帰りなさいませ!」と。もう一人の隊員にも「お嬢様、お帰りなさませ」と。言われてから妙に顔がほころんでいるという事は言わない事にした。
 しかし本当だよ。ご主人様を呼ぶかいな。
 初めての利用だという事が分かると禁煙であるとか、パソコン付きのテーブルがいいかとか料金システムの説明があってテーブルに案内される。

 料金システムは簡単で

 平日:30分ごとに400円。ソフトドリンク飲み放題 駄菓子食べ放題
 土日祝:30分ごとに400円。ソフトドリンク飲み放題 駄菓子200円で食べ放題

 という感じである。
 幸いにも平日に行ったので400円で駄菓子食べ放題である。
 酒も少しあるが、ランチの際にバカみたいに飲んでいるのでコーヒーだけを注文。
 エスプレッソならネスカフェ ゴールドブレンドで誤摩化される事もないだろうという事から選んだ。
 店内をぐるりと見渡してもると男性客ばかり8人程であろうか。パソコン付きのテーブルは人気がないようである。やはりメイド観賞が目的か?
 我々探検隊のテーブルを担当して頂いたK嬢は茶髪というか金髪風のメイドである。メイドというと黒髪のイメージだが・・・ まぁいいか。
 K嬢が注文したものを持って来たついでにおしゃべり。

〜前略〜

ワタクシ:「メイドカフェで働いたきっかけってなんですかねぇ?」
K嬢:「居酒屋でバイトしながらコスプレの衣装をずっと作っていたんですよぉ〜。年間100着位作っていたんですぅ〜。で、コミケで来てみたりしていたんですけれども、年に何回もイベントがある訳じゃぁないんで、こういうお店で働いていれば毎日コスプレできると考えてぇ・・・」
ワタクシ:「へぇ、やっぱりみなさんアニメとかゲームが好きなんですか? ワタクシはゲームもアニメも明るくないのですが」
K嬢:「そうですねぇ、みんななんだかんだで好きですよぉ。ゲームもドラクエ、FFに始まり●○●○ー●や■□■□■□・・・・・・とかやりまくりましたしぃ」
ワタクシ:「・・・・ あ〜そうなんですか。」

この間にも続々来客。その度に「ご主人様、お帰りなさいませ!」と。
意外にもスーツを着たサラリーマンも来店。営業マンという雰囲気ではないし、こいつら何仕事しているんだ?

ワタクシ:「ねぇねぇ 写真は撮っちゃダメかなぁ?」
K嬢:「ごめんなさ〜い。お写真はNGなんですよぉ。店内とかならいいんですけれども、スタッフやお客さんが写るのはダメなんですぅ。」

 と、まぁ おハナシすると自分の話で走ってしまうタイプの方のようである。まぁいいけれども。
 おハナシだけで30分400円なら「ボッタクリ」ではなかろう。もちろんお触りは×。見ぃ〜るぅ〜だぁ〜けぇ〜。
 メガネでミニチャイナドレスの女の子もおる。モロ好み!
 前屈みになってテーブルにコーヒーを置く際にむっちり太ももが露に・・・ 「おおっ!」思わず財布を床に投げて「あ、お財布が・・・」と拾うフリして覗き込んだ事は言うまでもない。他の客の視線は感じるが、あんたらにはやりたくてもできないじゃろぅ?
 それにワタクシ達がメイドさん達とおしゃべりしている間、他のお客さんの耳がダンボになっているし。
 

■メイドさんについて■
 どうやらメイドカフェはメイドさんのご奉仕というよりもメイドさんとおしゃべりする場のようである。隊員も「もっとエロエロかと思ったのに残念」と。同感である。
 メイドさんもバイトなのでお遊び感覚が強い。(時給980円) よって喫茶店のサービスを期待してはイケナイし、パブ程もない。
 特別美人はいないが、カワイい娘はいる。が、そうでない娘もまたいる。(割と普通レベル)

■お店について■
 トイレがあまりキレイではない。飲食店としてイカンザキ。
 パソコンがあるのでインターネットカフェとして使える。
 平日駄菓子食べ放題。隊員はこれに釣られていたが、実はこの駄菓子がいろいろなメイドさんとおハナシをするきっかとして使える。
 
■客層について■
 野郎数人で来てもあまり話さないようでモジモジ君か。観賞が目的のようである。
 女性一人ではキツいが複数人ならノープロブレム。
 カップルでもOK。

もうメイドカフェ自体ピークは過ぎているようで、これからは特徴的な商売が残っていくかなぁという感じ。アキバでダラダラするのには丁度いいけれども、ワタクシみたいなアニメにもゲームにも疎いのには女の子と長時間おしゃべりするのにはちと苦労が多い。

 一通りメイドカフェは体験できたと思う。
 帰りの際にはテーブルのベルを鳴らしK嬢に向かって
 「ごあいそっ!」
 と。
 メイドさん一同吹き出す事。
 あ〜スッキリした。


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