01/10/06

 現在、車の製作はシャーシの組み立てを行っている。
 そして今日のお題目はサスペンションブラケットの組み立て、シャーシの組み立て、アルミ溶接試験というところ。

 ■サスペンションブラケット■
 昨日作り切れなかった分のブラケットを続ける。
 材料を切り出しているので、溶接するだけなのだが、溶接用のジグを持ち合わせていないので、あれこれ工夫をしながら位置合わせをしないといけないので時間が掛かる。

 

 これはフロントアッパーアームのシャーシ側ブラケット。

 これでブラケットの製作は終了と一息ついたのだが、実はこのブラケットをあと二つ作らなければならない事に気がついてしまい愕然とする。 製作個数を間違えていたのがマズいのだけれどもね。
 とりあえず、今日はもうこれ以上ブラケットに時間を使いたくないので、また次回に作る事にする。

 ■アルミの溶接試験■
 以前に紹介したアルミの溶接について溶接の実施試験を行う。
 もちろん、さっきブラケットの製作個数があっていないからガッカリして気を紛らわす為なのだが。

 

 とりあえずアルミ溶接に必要なのはこれだけ。 貴重な溶接棒とガストーチ、アルミの母材2点と非接触式温度計である。
 アルミの母材をバイスで固定してから母材をトーチで温める。
 インターネットで見つけた実施方法を読むと、母材を300度まで温めるということで、その温度管理を非接触式の温度計でやっつけようという考えである。
 しかし、母材の温度が300度に達する前に母材が溶け始めてしまった、な、なんということだ。
 何とか溶棒で突っついてみて溶接らしき事をしてみた。が、熱を加えすぎたのか母材が歪んでしまったよ。

 

 母材が冷めてから引っ張ってみたが、ちょっと力を加えると簡単にとれてしまった。
 どうも接合にはそれなりの面積を用意してあげないとダメなようである。


 溶棒は思った程減っていないのでもうちょっと試してみる。

 

 こんな風に切り出した母材を・・・
 

 このように組み立ててみた・・・い。
 結果の写真を取り忘れたが、ひどいものになってしまった。 
 つまり、全く別のようなものに化けてしまったのである。
 アルミの溶接はなかなかに難しい。

■フレームの組み立て■
 サスペンションのブラケットが出来ているので、その取り付け穴をフレームにケガいてボーリング。
 そしていよいよフレームの組み立てである。
 フレームの組み立てはアルミの角パイプをこれまたアルミアングルで接着+ネジ止めしていく。
 本当はこの作業を夏休みに行うはずだったのだが、あれこれやっていたら遅れに遅れてしまった。
 接着材は2液性のエポキシ接着剤なのだが、2液を混ぜ合わせてから10分で硬化が始まるので、小出しに作りながらアルミのアングルをフレームに接着していく。
 
 


 写真はシャーシ右側面のフレームである。
 途中で接着を間違えたりして大変だったが、2時間程で終了。
 来週にでもジグから取り出して、左側面のフレームを組み立てていく予定である。




07/10/06

 今日のお題目は先週に接着作業をしたフレームの脱型ともう片方のフレーム製作。

 先週は雨が降りそうな中でフレームの接着作業をしたのであるが、今週はその接着したフレームの確認を手始めに行う。

 

 写真は脱型直後の様子である。
 アルミなので本当に軽く出来ている事に我ながら驚いてしまう。
 しかし、よく見るとキッチリ作ったはずなのに、接合部分が多少ずれていたりして、ちとガッカリ。
 どのように対処していくか考えなければ。

 そして写真はシャーシの側面部分なわけで、もう片方を今日から作る。
 割とサクサクと作業は進んでいるので、明日には接着作業までいけそう。

 来週にはシャーシが一先ず形になるといいな。



08/10/06

 今日はフレームの接着までやりたかったのだが、時間切れで辿り着かず。

 

 フレームを組む為の部材の追加加工や作り忘れていたサスペンションのブラケット等を作っておしまい。
 明日は朝から接着できるかな。


09/10/06

 今日は朝からフレームの接合作業。
 接着剤の準備等をしてフレームの接着作業を開始。
 二回目となる今回は、前回での失敗点を織り込んでいるので、予想以上にいい仕上がりとなった。
 つまりフレームの接合が非常に綺麗に仕上がったのである。

 

 接着完了後は天日干し。

 これは接着剤の環境温度を上昇させる為である。
 ワタクシは赤外線照射機などは当然持ち合わせていないので、天然の赤外線照射装置を借りて母材の温度を上昇させた。
 この欠点は時間とともに照射出来なくなるということがあったりする(日陰に入ってしまう)。

 
 今日のお片づけの途中に電動ドライバが危なそうな事を発見。

 

 写真にあるとおり、本体根元付近で電源コードが剥けてきてしまった。
 いずれ断線に至ってしまうであろう。
 2,000円もしないような電動ドライバであるが、やはり細かいとこの作りにチト問題があるようである。



14/10/06

 今日は先週接着したフレームの脱型とフレームジグの製作である。

 早速だが、先週に接着したフレームを型から剥がす。

 

  さすがに前回に比べればずっと精度よくし上がっている。
  この部分のフレームはシャーシの側面にあたる部分なので、これから側面を接続する部分のジグを用意していく。
 
 さっきのジグに接着した側面のフレームを置いて、それを接続するパーツを取り付けてみたのが下の写真。

 

 うーん、だいぶシャーシらしく見えてきたよ。
 今日明日で接続する為の金具の修正や予備加工を施していく。



15/10/06

 今日は昨日に引き続きフレーム組み立ての為の部品を加工したり、ドリブンスプロケットの調整をしたりした。


 フレームを組み立てる為の部品をほぼ全て加工し、後は接着するだけだったのだが、今日は少し寒いので接着作業は次回に持ち越し。
 接着の際には周囲温度が25℃程であるといいのだが、さすがに10月になると昼でも気温が25度までは上昇しない。何か工夫をしないと接着の作業には取りかかれそうもない。
 簡易のビニールハウスでもつくって凌ごうかと考えている。

 今日はドリブンスプロケットの加工も実施。
 ワタクシの車は前2輪、後1輪の後輪駆動だが、駆動にはチェーンを介してタイヤを回転させる。
 そこでタイヤにスプロケットを取り付ける為にヤフオクでホンダのバイク用ドリブンスプロケットを格安で落札しておいた。

 まずはホイールナットにM12のナットを溶接。

 

 
 ホイールのスタッドボルトとドリブンスプロケットを接続するプレートを塩ビ板で試作。

 

   写真の白い円盤が試作したアダプター。
 ボルトがちょっと長いのは、手持ちで丁度いい長さのボルトがなかっただけである。
 これでリアのドライブ関係も形になりそうなので、次回フレームを組み立てたら、エンジンとリアサスの取り付けを調整していきたい。

 おまけ
 サンダーを一日使っていたのだが、いつのまにかディスクがこんなに小さくなってしまった。

 

 もちろん左のディスクが新品である。

   10年以上使っていた安全メガネのつるを破損してしまったので、新しいものを購入。

 

 外観は殆ど変わらないし、材質も同じポリカだが、値段が280円と以前の1/4程である事にビックリ。



21/10/06

 午前中は自転車の修理で時間を使ってしまったので、午後から車の製作を再開した。

 今日はフレームの組み立てである。

 いままでは2次元的なフレームであったが、それらを組み合わせて3次元のフレームにするという作業を行う。

 

 実は接着作業で忙しく、作業途中の写真を撮る余裕が全くなかったので、片付け後の写真で勘弁。

 明日は出来上がったフレームの仕上加工をして、再来週からエンジン等を載せていく予定。



22/10/06

 今日はフレームの仕上加工である。
 脱型したフレームは接着剤がはみ出ていたりするので、それらをサンダーで削ったりする。
 その他、ネジ止めしなければならない部分を加工したりと。
 
 

 これは脱型直後です。


 仕上加工に時間が掛かってしまったが、なんとかリアサスブラケット兼エンジンマウントの試作まで到達しました(木で作られている部分がそれです)。  リアサスペンションのスイングアームはジオメトリーを見込んで図面をひいている訳ではないので、木製の仮組みマウントで実際に取り付けてチェックしてから金属製の物を作るつもりである。
 
 

 来週はアレックスモールトンという自転車のミーティングのため車の製作は来月まで持ち越し。
 来月はエンジンと足回りをシャーシに取り付けてなんとか地面に立ちたいところです。

 
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