魔宮の伝説 〜燃えるケツの穴〜

  寸簡でも書きましたが、韓国にちょっくら遊びに行ってきたのですよ。
 昨今は竹島とか戦後の謝罪と賠償とか両国間で色々とあるのですが、実際のところ韓国人はどのように考えているのか?  ということを確かめるべく韓国に渡航した訳であります。(本当か?)
 いやいや真実は年の瀬に韓国から友人が遊びに来た時に「今度はこちらから行くよ」と言ってしまった手前もあるからであります。

 まぁ金曜日の午後の飛行機で出発して月曜日の夜の飛行機で帰って来れる韓国は本当に近いものです。
 B5サイズのカバンにPDAとデジカメを入れただけの軽装で成田を出発しようというのだから周囲にも「本当にそれだけでいいのか?」と有り難いご指摘も頂く。
 韓国人曰く「韓国は日本とそんなに変わらないよ」という話を聞いていたので必要なものは現地調達という訳なんですな。

 
 成田を17時過ぎの飛行機で出発して21時には韓国の友人宅で夕食。
 韓国の家庭料理とはどんなものなのか? 本当にキムチ等の辛いものをパクパクと毎回食べるのか等と興味のある韓国での最初の食事。

 で、写真にある通り本当に辛いものを食べている。サーブされる半分は辛い味付けである。うーん。

「最初のお買い物」
 食事の後に衣類の調達ということでソウル市内でも中心にあるDOOTAという所にお買い物。
 このDOOTAというのは東京の御徒町みたいな感じのアパレル関係の小さなお店がたくさん詰まっている。女性用のブラジャーやショーツなどが山積みになっていたりして圧倒される。
 この手お店では大抵バカバカしいものも多く扱っている。虎模様のパンツとかジョークTシャツなどであろう。 無論ワタクシもそいうのが嫌いな訳ではないので変な下着などを購入して間に合わせるわけでありますな。

  そうそうここでは値札というものがなかったなぁ。店員に「これいくら?」と聞いて、そこから値引き合戦が繰り広げられるわけだ。ワタクシも試してみるとだいたいどこのお店も2〜3割は言い値から引くようである。
 
 写真の女の子の店員さんからピンクのシャツを購入。交渉の時には「商売してます」という感じなのだけれども、購入した後は写真も一緒に入ってくれる気さくな娘。

「韓国のスピード」
 翌日からは友人と一緒に市内観光。
 韓国ではタクシーの初乗り運賃が160円と日本に比べて非常に安い。
 そういう訳で意気揚々とタクシーに乗ってみると先制パンチを浴びることに。
 韓国の道路状態はお世辞にも良いとは言えない。大通りは片側4車線位あって広いのだけれども車の数が多くスピードも速い。それだけならいいのだけれども、車間距離が短く、みんな短気な運転をするからおっかない。
 日本で言うと大阪と名古屋市内の交通状況と考えて頂ければいいだろうか。

 有名な宮殿などは英語をしゃべれるガイドさんがいるので安心。もちろん日本語のガイドさんもいるのですが、友人は日本語の説明では面白くなかろうからということなのだけれども。。。
 
 写真は宮殿内様子。観光客向けに民族衣装を着て写真撮影をしてくれるサービスもある。


「韓国人の竹島に対する想いとは」
 そうそう、韓国人は竹島をどのように考えているのか聞いてみた。
 彼ら曰く「竹島は韓国のものだ。でも過激な行動がいいとは思わない。政治的な解決を望んでいる。」
 とのこと。
 そのような訳で竹島を題材にした絵画などもあったりしているところから、韓国人も竹島には非常な関心をしめしている様子がうかがえる。
 


 「韓国の魚市場」
 韓国人も寿司や刺身を食べる。ということで友人達と魚市場に行ってみる。
 日本では魚を販売する時には死んだ魚を売っているが、韓国では水槽などで生きたまま売るのが一般的。


 今回訪れた市場では

 魚を選んで購入 → その場で刺身にしてもらう → すぐ近くの座敷でそれを食す 


 ということで活きた魚を売ってそこでさばいて食べるという何とも贅沢な事が出来てしまうのだからタマらん。
 でもさ、魚を刺身で食べる時には死後硬直をした後の魚を食べるのがおいしいのだけれどもね。
 ちなみに韓国人は焼き肉を食べる時にはレタスを巻いて食べるので肉と野菜を両方採る事が出来るので健康的な訳であるが、刺身を食べる時にもレタスを巻いて食べるのを見てしまった。「刺身は醤油につけて食べるもの」という風習がある日本人にはちょっと見慣れないスタイルではある。さらに韓国人は醤油ではなく豆板醤をつけて食べたりもする。



「韓国の露天」
 韓国において露天はどこの通りにも存在する。しかも非常に安価である。

 販売されているものも豊富だ。おでん、たいやき、チヂミ、よくわからない肉の焼きものまでと冒険できるほどに存在する。
 味付けも辛いものばかりではなく、割と日本人が一般的に食すものの味付けなので、すんなりと受け入れる事が出来よう。
食べ歩きが好みな御仁はこれまたタマらないところであろうな。


「韓国の一般家庭」
 今回お世話になった友人宅は一戸建てのお家であった。 家族構成は友人とその両親。

 彼らの住む家も韓国独特のオンドルも当然存在するわけであります。 実際にそこで寝起きした訳なんですけれども、ご丁寧にもベッドを用意して頂いたのですよ。ところこのオンドルは床が直接暖かくなるので、その床に布団を敷いて寝ないと暖かさが実感できない訳であります。ベッドで寝ては本当の実感ができないんですよねぇ。


 でも、韓国人も床に布団をしいて寝る訳ですから日本人とそんなには変わらないですよね。
 でもセンベイ布団にしないと暖かく過ごせませんよね。
  ちなみにベッドには電気毛布が用意されていました。おー暖かい。

  韓国と日本の住宅でもっとも大きく違うのは「お風呂」。日本では浴槽がついたのをお風呂場と呼ぶが、韓国では浴槽が存在しない。
 いろいろな人に聞いてみると「トイレ、洗面台、シャワー」がセットになったものをバスルームと呼ぶようである。もちろんこの部分の会話も英語なので英語で適当な言葉がないから「バスルーム」と言ってしまっているだけで、韓国語では別の呼び方があるのかもしれない。
  では韓国人は風呂に入る習慣がないのかというそういう訳でもない。 街には銭湯もあるので風呂に浸かりたい向きの方はそちらを利用するという事なのであろう。

 風呂の話もついでに韓国の街中では怪しげネオンとともに日本の温泉マークをよく見る。しかし、これは銭湯でもソープランドでもなく「モーテル」であるそうな。
 そうそう韓国には日本の伝統文化ラブホテルも存在する。しかも低下価格で平均して日本の1/3くらいであろうか。韓国を旅行する時にワザワザ高価なホテルを予約しなくてもラブホテルを利用すればチープでありながらも異文化を浴びるように楽しめるというわけであるな。

  By the way.... そう韓国の一般家庭の話をしていたので、もう少し家庭の状況もお伝えしましょう。
 そうそう韓国では地震が殆ど発生しないので、建物はコンクリートのものが多い様です。もちろん大昔は木造住宅が一般的だった様ですが、現在の一戸建てはレンガと木造のハイブリッドな感じの形式のように見えた。ただ、韓国にも日本で言うところのマンションが多く建ち並んでいる。それに日本とそっくりでタワー型のマンションもちらほら見えるので、その辺の風景は日本と全く変わらないのであります。
 
基本的に日本にある電気製品は殆どそのまま存在します。写真をみると大きな冷蔵庫、ドラム式の洗濯機、オーガナイズされたキッッチンという趣きがイギリスの台所を思わせるが、炊飯器とか電子レンジとか韓国製であるというだけで日本のそれと変わりはないですね。テレビなんて日本では韓国製の方が力が強いから有名でしょうし。


 家具などもちょっと趣向は違いますが、非常によく似ていると思います。
 ただ、ソウル市内でも日本のような「お城」」みたいな趣味的にちょっと・・・という住宅はあまり存在しない様子。

 韓国の家庭では朝からやっぱりキムチを食べます。

 写真が一般家庭の朝食と思われたい。日本のそれとよく似ているが、まぁよくキムチを食べる。
 まだまだ韓国でもキムチを自分で漬けるのが一般的なようである。それこそ家庭の味であろうな。


「現在の韓国語」
 日本でも「最近の日本語はおかしい」という意見があるが、韓国でも同じような事が起こっているそうな。まぁ文法も発音も文化も近い民族同士だからそんなものであろうか。
 ワタクシ個人的な意見は「時代が変われば言葉もかわる」というところなので、そんなに保全する事に一生懸命になってもしかたないというところである。 自分たちの時代の文化なんて次の時代に継承できないことも多くあるのだから、それを無理に継承させるよりは棺桶に一緒に入れてあの世で咲かせればいいものだと思うけれどもね。


「ニート」
 韓国も勉強が出来る人はいっぱお給料をもらえる社会である。逆に学歴のない人は職にもつけないという状況であるという。もちろんニートという方々も多くいるそうなのだが、仕事をしたくてもつけないというところであるそうな。
 実は職に就きたくてもなかなかに就けないのはヨーロッパも韓国も同じかな。東京では職はあるのだけれども、選んでいるから職に就けない事の方が多いような気がする。韓国では本当に少ないそうである。
 しかも韓国の首都ソウルには韓国の人口の半分近くが集まっているそうであるな。それでも若い人は職にありつけないのだからまぁ大変なんだナヤ。


「夜のソウル」
 さて、韓国人もお酒が大好きであります。
 でも世界的に若い人が多量のお酒を飲むということがあまり多くないというのは韓国でも一緒であります。
 韓国のお酒で有名なのは焼酎でありますな。 日本の焼酎のように匂いも癖も少ないのが特徴でしょうか。アルコール度20%の焼酎をストレートでやるのですから大変です。
 ただ、韓国では食べるのと飲むのは別にする事の方が多いようですので、アルコールに自信のない御仁は「まず食べてから飲みましょう!」と言い出せば何とかなるかもしれませんな。
 韓国のビールはアメリカのビールのように癖が少なくこれまた飲みやすいのが特徴です。大韓航空を利用すると大抵は韓国のビールがサーブされるのでご存知の方も多いかもしれません。
  さて、韓国に出張で訪れると焼酎をビールで割ったものを飲まされたりして大変な想いをした方も多いのではないでしょうか?
 日本人にはちょっと信じがたい「焼酎のビール割り」ですが、ワタクシが飲みに行ったところでは、「濁酒にビール割り」という恐ろしいものもありました。 まぁ強いお酒をビールで割ればなんでもいいような気がしますが、決して勧められるものではありません。
 ちなみに韓国の女性もそこそこにお酒は強いようです。 飲み屋でもワタクシと一緒に焼酎をガンガン飲んでいましたから推して知るべし。

 お酒が入ったとにはカラオケパーラーというのは日本も韓国も一緒。友人達と一緒にカラオケ屋さんに行ってみると日本のシダックスなんかと変わらない様子でした。インターネット経由で楽曲が配信されるのも同じ。 日本語の曲もちょっとはあるのでそんなには困りませんでした。
 
 そうそう韓国では春を売ることが事実上違法なってしまったので、表向きには風俗は見かけられません。
 でも、裏側にはちゃんと存在しておりますな。日本と一緒でデリバリー形式のようです。日本から出張で韓国に訪れた事のある方なら、その辺の作法をご存知であるかもしれませんね。

 マッサージも然り。ワタクシも友人に「本場韓国のマッサージをうけてみたい」と聞いてみたら「本当にマッサージをするだけのか、アッチもできちゃうやつか?」と聞いていた。 料金は日本のそれとあんまり変わらないようなのだが、今回は体験するには至らなかった。次回は両方のマッサージをぜひともチャレンジしてみたいものである。

ソウルの繁華街は眠らない。殆どのお店が午前4時近くまで営業している。


「仕上がり具合」
 ここは細かい部分なので本当はどうでもいい事なのですが、韓国人の仕上がりというのは結構甘いところがあるんですよ。
 例えばこの写真。

ステンレスのパイプが溶接されて看板になっているのですが、溶接部分を見ると点付けしただけの補強プレートが確認できるであろうか?
 点付けで工数削減というなら点付けの間隔だって等間隔になってもいいところであろうが、結構バラバラ。
 もちろんこれだけではない。友人宅の門扉も溶接部分もしみじみと見てみるともっと酷かった。ボテボテの溶接を見てしまうと「ちょっと貸してみ」といいたくなってしまう。
 韓国人が不器用かどうかは知らないが、このような事が多くみられるあたりは韓国人の仕上がりに関する意識を観る事が出来たのかもしれない。


「韓国のバイク達」
 韓国では日本のようなバイクをピカピカにして乗る人たちよりもガンガン使い倒すのをよく見かける。
 バイクもニコイチ、サンコイチなんてのはよく見かける。リアアームを延長して積載量を増やすバイクも多いし、スタンドも独自のスタンドを追加して増加重量にも対応している。
 道路状況もすごいのでガードフレームの装着率も当然高い。
 結構実用的な形状になっていることが伺えよう。いかにも大陸のバイクという趣きであるな。

 

 韓国に3泊4日滞在して毎日毎食キムチを頂いた訳でありますが、毎朝トイレで大変な想いをしたのである。それはトイレで大の方をする時に肛門がヤケドしてしまうのであります。それはもう大変。石の上にも三年。便座の上なら5年とは言いませんが、トイレで一人悶絶するのは非常な事であります。
 更に驚くべき事に帰国した翌朝にベッドの中で寝返りがてらにオナラを放つとキムチ臭さに再度悶絶。
 昔、看護婦さん曰く「キムチとニンニクをよく食べると体臭がキムチ臭くなる」とあったが、ワタクシも数日の滞在でかようになってしまったかと思う。

もどる
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送