日本一のマズラーメン「彦龍」に挑む

 日本でも「ミシュラン」のガイドブックを読めば「美味しいレストラン」がアレコレと紹介されている。
 美味しいものを食べたいというのはごく当たり前の欲求だとおもう。
 例えばTokyo Walkerなんかを読めばB級グルメまでしっかり網羅されているわけですよ。
 美味しいラーメンなんてそれこそ山ほど紹介されております。

 だが、しかしだ。
 その対極にあるマズいラーメンはあまり紹介されない。
 自身の想いとして「マズいラーメンもまたそれである」と。ソレがなんだかは適当に解釈してください。

 というわけで今回は日本一マズいラーメンに挑むお話。
 東京は文京区の「彦龍」です。

 JR日暮里駅から根津銀座を抜けて行きます。
 この根岸銀座もナカナカ面白いところで、昔ながらの商店街がいまも残る貴重な通りです。
 
 こんなアヤシげな飲食店の塊のビルもあれば、店先で生ビールを売っていたりしています。
 これらはもの凄くワタクシを誘惑するのですが、ここは堪えなければなりません。

 ビールを飲みたいのを必死に我慢して素通りし、目的地の「彦龍」に進みます。

 日暮里駅から歩いて10分少々。ちょっと小道を入ったところに彦龍はありました。
 
 黄色い看板が目印です。
 これだけ狭い道なので当然googleのストリートビューでは見る事が出来ません。
 
 お店に入ってみると・・ なぜか店の中なのに鳥が飼われています。
 飲食店なのに店の中で鳥を飼っていてもいいのか? という疑問もチラとは思いました。が、このテードは問題じゃぁないでしょう。
  カウンターにイスが6個くらいありました。でも狭いので4人くらいしか座れません。
 しかし、日本一マズいラーメン屋なんで客なんていないわけでして。

 メニューを見ると普通のラーメン屋らしいものばかり。しかし、ここでは「彦龍ラーメン」を食べなければなりません。なんでもこれが高価でマズいらしいからです。

 注文するとコップに水が注がれて出てきました。
 まずここで一発目のジャブが来ました。
 コップのふちにはゴミがついています。まったく水を飲む気が失せました。
 多分その辺にひっくり返してあったコップなんでしょう。
 給水機もありますが、「何が出てくるかわからない」感じの給水機なので気をつけたほうがいいかもしれません。

 さらに店内を見渡すと「一週間は掃除していない」様子であります。
 カウンターはどうもベトベトしているし、調理場もまた同様にソレである。だいたい換気扇もまわっていないし火の気がない調理場というのはどうなんだろうか?

 そうこう見渡していると出てきました「彦龍ラーメン」
 
 見た目は野菜炒めをぶっかけたラーメンですな。
 では、いただきます。

 シナチクはみょうに白ちゃけています。食してみると・・ うっ すっぱい。
 こ、これはシナチクから食べられないぞ。

 ナルトはどうか? なんか歯ごたえがまったくないドロドロの舌触り。
 食べ続けても大丈夫なんだろうか??

 海苔。しょっぱいだけ。韓国海苔とも違う。どういう海苔なんだろうか?

 煮卵。これもかなりしょっぱい。

 野菜炒めは豚肉(らしい)が妙なニオイを放っています。大丈夫か? とりあえず避けておく。

 麺は普通です。これだけは本当にフツーに食べられます。


 しかし、野菜炒めをぶっかけただけのラーメンなんで半分程食べた時点でノックアウト。
 もうだめ。完全に白旗。やはり噂通りだ。

 しかし、それだけでは終わらなかった。
 店のオヤジが年金の相談を始めた。そんなの知らんのだがなぁ・・
 すると今度はテレビの出演自慢だ。テレビ局からの振込金額をみせたり、出版された本や、アルバムを見せつけたりしてきた。北野武や志村けんなんかも写っている。 いや、もうどうでもいいです。 胃の中でラーメンがゴロゴロ渦巻いています。これが本当のボディーブローってやつか。
 
 でもね、この店主。身体の具合がよくないのね。腱鞘炎で手に力が入らないから中華鍋も持ち上げるのやっとだし、野菜もキチンと切れない。
 足も不自由なんで大変な様子。  演技でなければ。
 
 お代¥800を支払いなんとかお店から出ました。
 根津銀座を歩いていると何だかヒドく胃がもたれます。噂通り本当にマズいラーメンですよ。
 彦龍ラーメン。久々に完敗。    
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