1/21 月曜日
 今夜は仕事が終わった後にアシスタントのコの家で鍋パーティーをした。
 久しく食していない日本の鍋にカキと白身の魚を入れちゃおうという企画である。
 彼女の家はロンドンのちょっと北にある住宅街で築200年程のヴィクトリアン様式の家であった。
 やっぱり雨漏りとかはするみたいだけれどもとても大きな部屋である。
 
 さて、肝心の鍋を食べた瞬間に「ああぁ日本人だなぁ〜」と自分でつくずく感じてしまった。それもそのはず、普段はパブで働いているから本当にイギリス料理しか食べないんだものな。

 写真の左側の女の子はうちのアシスタントのアサミちゃん。ワタクシがパブを辞めた後に彼女が全てを取り仕切ってくれるだろう。
 右側の女の子はまだ19歳だそうだ。洗濯も掃除も料理どころか皿洗いも出来ないと自慢する「お嬢様」だ。喋り方はまだ女子高生みたいなモンだ。


1/22 水曜日
 うちのフラットには韓国人が5人とブラジル人が2人、それと日本人のワタクシの合わせて8人が共同で生活しているワケだが、韓国人の食生活を見ているとなかなかに凄いものがある。
 韓国と言えば「キムチ」であるが、彼等の食事はいつも「韓国料理」ばかりなのである。朝っぱらからキムチラーメンを食べたり、常に鍋の中にチゲを作りおきしている。キムチだって自家製だもんね。いやぁ、彼等と一緒に食事をしていると舌がおかしくなりそうなくらいに辛いものを食べ続けている。
 韓国では近頃、その食生活を見直す傾向も見られるそうで「塩分を控えましょう」みたいなことを言っていた。この辺は日本も一緒かな。イギリスの味覚音痴な薄味に馴れてしまって、帰国してレストランに行ったら味が濃すぎて食べられないだろうな。
 で、彼等韓国人に「ヨーロピアンの食事、イタリアンとかスパニッシュは嫌いなの?」と訪ねてみれば、そうではないらしい。
 じゃぁなんで毎日韓国料理ばかり食べているの?と訪ねてみれば、単に他国の料理を作れないだけだった。
 うーん、これはワタクシの思い違いだ。ワタクシは料理が特別難しいとは思わなんだが、他の人には料理は難物なのかもしれん。
 そこで、今日はピザを焼いてあげたらえらく喜んで食べていた。そんなこんなで週末は寿司パーティーに決定。
 久々に寿司を造る訳なのだができるだろうか。
 

1/23 木曜日
 この間引っ越しの手伝いをしたら靴を貰った。いつもは£10位の安い靴を履いているのだが、それは靴底に穴が空いてしまったのでちょうどヨカッタ。

写真右がそれである。

1/24 金曜日
 今夜はフラットメイトと一緒に夕食パーティーであった。韓国人の彼等は韓国料理を造り、ワタクシは寿司を造った。途中、テレビを見ているとイギリスにもドリフト族がいる事が判明。日本のそれと同じようにパーキングなどにたむろしてウダウダしておる。
 そこで韓国人の彼等にそのような連中が韓国にもいるのかと尋ねてみると、「あ〜 いるよ。暴走族もいるしなぁ」とな。
 イギリスにはバイクの暴走族はいないのだが、やっぱりアジアのどこの国にもボーソー族はいるのね。


 写真は話とは全く関係ないが、イギリスによくある電熱ヒーターである。
 中にはニクロム線が入っているだけの超簡単な仕組み。一応は強弱のスイッチが付いているが、多分ダイオードでもかませているだけだろう。イギリスの電気は200Vで、消費電流は日本のそれと変わらなかったりするから、結構強力(これ一つで部屋があたたまるから凄い)かつ電気バカ食いである。

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