12/14 土曜日
午後に昔お世話になったホストマザーのところにクリスマスの挨拶をしてきた。
ちょうど今日のお昼までドイツから来た学生が国に帰るということでバタバタしていたらしい。
が、そのバタバタというのはどうも面倒なバタバタであったらしい。
そのドイツ人は家庭の事情とやらで一人っ子。でも、お金には困ったことがなくBMWなんかを22才で乗っていたという。でも、毎晩のようにクラブに行っては遅く帰り、マナーも悪く、更に薬中、アル中で彼女も「やっとあの子がいなくなって清々した」とこぼしていた。
我々学生もホストマザーが選べないが、彼等もまた学生を選べないから結構大変な商売でもある。
さて、久々の再会で話すことはいっぱい。彼女は10月にケニアへ2週間のホリデーをしてきたらしく、写真と共に話を聞いてみるとサバンナをハイエースで6時間も走ったとか(トヨタはそんなに走る車だったとは知らなかった)、気球に乗って空から動物を見たとかアドベンチャーをしてきたらしい。
ライオンやチーターの写真が本当に目の前で撮れたのはラッキーだった言って見せてくれたが、本当にサファリパークのようであるが実際にライオンに近寄る事は難しく、本来は遭遇するのも大変だとか。
でも、2週間で40万円だから「ちょっと高いわね、でもいい経験だったわ」となかなか日本人には口に出すまでに到らない事を何げもなく言っていた。
そこまでアドベンチャラスな彼女だが、来年に引っ越すと言っていた。やはりひったくりにあった事からロンドンにこれ以上住むのは危険だと考えたのだそうだ。今住んでいる家の査定が出たら海岸沿いに住むということで資料を集めていた。
すると、次にロンドンに遊びに来た時はこの家には帰れないという事になってしまう。うーん・・・
この日はプレゼントを持って行ったのだが、ネコ用に蚤取りブラシと毛すきブラシをプレゼント。そのネコ「ウィスキー」はいたく気に入ったようで「もっとブラッシングしろ」とずっとごねていた。
ちなみに彼もちょっと前に結石で病院に行ったらしくえらい出費になったとか。でも、彼は引っ越すということを知らないらしい。
本当は1時間くらいで帰るつもりが仕事に行くタイムリミットまで話し込んでしまった。とにかく飛行機のチケットが確定したらまたスティさせてもらえるようにしてもらった。
12/15 日曜日
仕事が終わってから近所に住む韓国人の家に呑みに行った。
もちろんパブで飲むよりもずっと安いからだからだが、今回はもう少し話ができる友人がいたので随分と盛り上がった。
話の内容はアジアンユニオンの結成とか経済の話から始って、いよいよデキ上がってくると「どうやって韓国人もしくは日本人の女の子とお近づきになるか」という韓国語or日本語講座になってくる。
そんなワケで日曜日の夜を久々に飲んで過ごせたのは楽しかった。
12/17 火曜日
日本にあってイギリスに無いものをまたしても見つけた。
日本のトイレには回転式ハンドタオルがよく設置されているが、この国にはそれが無い。
まぁ、その代わりにジェットタオル(温風が出るやつだ)はどこのトイレにも必ずあるし、洗面所では必ずお湯と水が出る。
ところがこの回転式タオルをロンドンのナショナルギャラリーで何故か見つける。
図書館で勉強していてトイレに行きたくても図書館にはトイレは併設されておらず、近所の公衆トイレかなにかを利用するしかないのだが、街の公衆トイレはあまり綺麗ではないので友人の勧めでギャラリーのトイレに行ったらそれを発見したのだ。
でも、あんまり使われている様子がないんだよね。コレ。
イギリス人にはやっぱり回転式タオルは理解されないのだろうか?
この写真を撮っていると友人に「何でこんなものを撮るの?」と実に不思議そうにされてしまった。トイレでカメラを構えるなんてちょっと怪しいなよァ。
12/19 木曜日
学校も終わって毎日時間があると随分とゆっくりできて快適。朝は8時に起きて午後から仕事。でも、あと数カ月もすると日本に帰り社会復帰してしまうと、こんな優雅な毎日もなくなってしまう訳だ。
すっかりゆるんでしまってコレを書く気力がイマイチ起きない。
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