11/3 日曜日
先日、自分の指を包丁でまたしても切ってしまったので、キーボードが打ち難て仕方がない。傷は浅いから直に血が止まったが、風邪を引いている時には集中力が不足するので刃物仕事は大変である。
それに今週は忙しくてマネージャーが来週のスタッフ交代表を書き忘れていた。よって明日からは誰が料理をするのかわからないが、予定表がないのだからワタクシは明日は勝手に休みを取るつもりである。もちろん悪いのはマネージャーであるから、彼が自分で料理をするのであろう。
さて、今日は酔猫庵でもたびたび登場するT田氏と電話でハナシをした。彼は現在フィリピンに出張中ということで日本よりもフィリピンに電話をかける方が少しは安いかもしれないという思惑があったからである。
もっとも実際にはたいして変わりはなく、800円で25分程話せるといったところである。
彼のハナシを聞いてみると、彼女に振られたとか、買ったラジコン飛行機で某高速道路にテロアタック(墜落)しちゃったとか、12月の車検の費用が足りないとか「ごく一般的な」会話であったと思う。
彼も酔猫庵・火の車を読んだらしく、イギリスのテレビ番組には興味があるそうだ。
といってもジャッキーチェンが登場する健康器具のしつこいテレビ通販ではなく(ケーブルフレックスというもので、その内に日本でも販売されるであろう)、解体屋でグライダーやパワーボートを作って競ったり、1/1スケールのヘリコプターキットやレーシングカーキットを組み立てるという途方もない衛生放送の番組だ。
確かに日本人は「自分で苦労してまで車や飛行機を作ったりしない」国民だからそんな番組を放映しても視聴率は田宮RCカーグランプリよりも低いだろう。
だが、彼には実に興味があるハナシらしく、その番組を見るだけでもイギリスに来てみたいそうである。
学校があるトッテンナムコートロードである。風邪を引いて以来キックボードでの通勤通学を止めたので、意外にも写真を撮る時間があったりする。
11/4 月曜日
ここのところ随分とホームページの更新もイイカゲンになっている。それは仕事が忙しいこともあるのだが、実は風邪がお腹に来たからである。
というのも先週に帰宅途中雨に降られずぶ濡れで帰ってから風邪を引いたのだがそれが腹にきてトイレで神?!に祈るばかりなのである。
それも久々に「肛門が蛇口」状態で大変である。しかも平気でいたかと思うと突然に「トイレ行かないとダメぇ〜ん」になるから厄介だ。仕事場のトイレは汚いし紙がない可能性があるので、リュックには常にトイレットペーパーを常備。
もうこうなってはクスリに頼るか絶食するかのどちらかしかないので、病院に行く時間がないから絶食を始めた。これがだいぶに効いたのか今日には蛇口からホイップクリーム位に復旧した。これには思わず「神様、ありがとう!」と内心叫んだものだ。
そして今日は昨日の事の通り、仕事には行かずにゆっくりと家で養生。
が、しかし。。。ホームページの更新でもするかなと思ったら、HTMLエディッタが起動しなくなってしまったので、普通のエディッタで書くハメに・・・ これも復旧がいつになるかわからない。困ったものだ。
家の近くにはアンティーク街がある。金曜日の朝なぞは7時には爺様婆様がワシャワシャとあつまりマーケットをさらっていくから凄い。これについてはいずれ詳しく紹介するが、写真はマーケットから少し離れた鉄道高架下のアンティークショップ。中では古い家具を展示販売しているのだが、写真に見えるダクトの向うでは家具のレストア(再生)をしていた。
11/5 火曜日
今夜はロンドンで花火大会である。といっても、この時期にそんなことをする訳がなく、戦没者慰霊の事業の一つで私の住んでいる家の周りでも至る所で花火が打上がり、焚き火をしているところもある。
こんなことをしているとテレビでスターウォーズが始ったのでそっちを見ることにする。
Episode 6 Return of the Jediだよ。
近所の橋のたもとにあるライオンの飾り。この様子からするに橋が出来た頃からあるだろうから100年から200年前の物ではないだろうか? ライオンちゃんが喰わえている輪っかもちゃんと動く。勿論これでノックしても何もならないのだが、ここら辺に金をかけている辺りがかつてのイギリスの繁栄を物語っているのかもしれない。
11/6 水曜日
今夜は従姉妹のJ子の帰国さやうならパーティーであった。
彼女もなんだかんだで4年もいての帰国なので随分と人が集まった。
大抵の日本人は半年とかで帰ってしまうので珍しいことらしい。
問題は帰国して「日本で生きていけるのか?」というのが皆と話した上での問題であった。
つまり以前にも紹介した通りJ子のルーズな性格はイギリスでは通用するけれども、日本では「通用しないヨン」ということであるな。中には「ありゃぁ ラックだけで生きているよ」なんていう人もいたぞな。
もっとも彼女は世界一周旅行をする予定なのでしばらくするとイギリスにまた戻って来るのだけれども、本当に戻れるのかいな?
11/7 木曜日
昨日の日記からの続き・・・
みんなで飲んだ後に従姉妹のフラットに赴きもらえるものは貰っておこうということだった。
まぁ、いろいろと溢れんばかりに貰ったのだからそれ自体は問題ない。特に料理道具などはワタクシで何代目かというほどの沢山の人に受け継がれてきた道具も多い。
ちょっと彼女の部屋も覗いてみたのだが明日早朝に出発なのに、な〜んにも準備していない。いいのかなぁ?とは思いつつも「いつものことだから〜」という言葉がそれをさえぎる。
この日の問題はここからだ。荷物を持って彼女の家を出たのは12時を過ぎたところ。ちょうど終電が終わる時間だ。だがロンドンバスは24時間走るので問題ないハズだったのだが、ロンドン中心地でバスの乗り換えをしようとしたら50分もバスがこなくて「もうすぐ凍死する・・」と思った程に寒かった。家についたら2時を過ぎているし・・・
ナイトバスは昼間と違って本数が少ないからできる限り使うのは避けるべきだと身をもって知ったのであった。
彼女の部屋が実に凄いのだが、まぁ「自称・女の子」の部屋の写真をここに掲載することもはばかろうから、差し障りのなさそうな写真で勘弁。
11/8 金曜日
今朝はJ子の見送りにヒースロー空港に朝っぱらから向う。
他にも彼女に友人も見送りに来ていて聞くに、「昨夜はジャズを聴きに行っていて帰ったのが2時過ぎだった」とか。
ではどうやってJ子は荷物をまとめたのか? 実に不思議だが兎に角詰め込んで何とかしたらしい。
が、その「なんとか」はどうしようもない方の「なんとか」で実はイカン事になっていた。
チェックインできる分量を遥かにこえる分量を持ち込んでいるので、チェックイン出来ない分は手荷物という企みだったらしいが、それも限界をこえる量であった為に結局ロンドンにこのままいるワタクシ達が後程に発送するハメに・・・
写真はその為に荷物を減らしている様子。そのピンクのバックの中にはゴミやらガムテープやら「どうでもいいもの」が多数あった。もちろん全て置いていかせて、化粧品とか小物は彼女のコートのポケットに全部詰め込む。
それでも本とかは入らないので「更なる手荷物」として搭乗させる。
これで何とか搭乗できそう・・かな。
コートの上にコートを着て、コレデモカという程に着膨れしている。
離陸30分前までこんなことをやっているんだから、こっちも心配するよ。
そしてこの語に及んでも「みんなで写真を撮ろうよぉ〜」等とぬかすので「バカ者、まだ金属探知機くぐらなきゃならんだろ!」と一喝してどうにか搭乗ゲートに送る。
「ハァ・・・」
彼女が視界から消えた時にみな疲れで溜め息が同時に出たよ。
一応、しばらくその場にいたことはいうに及ばない。
万が一どころか十に一つで乗れない可能性があったからだ。
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