仕事を探すが履歴書というものが文房具屋に売ってい。この国では自分でタイプするということが発覚。パソコンはあるがプリンタは持っていない。色々とイギリスでの値段を調べてみるとインクジェットプリンタが\5,000からある。それは安いのでイイのだが、インクカートリッジの値段が異常だ。黒とカラーのインクを1set買うと\10,000以上するのだから、プリンタが2台買えるんだよね。
何だかバカバカしいので履歴書を書かなくて済む職業を探す事にする。
9日目日曜日
今日もロンドン市内を歩き回って仕事を探す。夕方に従兄弟と会って夕食を共にする。スペイン料理を食べたのだがとても美味しい。スペイン料理の味付けは日本人にとても合うと思う。しかし、お腹一杯に食べて\3,000はちょっと高いなァ。
ところでイギリスの家電製品は日本とちょっと違う。日本はAC100Vで電源供給されるがイギリスはAC250Vとちょっと高い。電圧が高いのでその分電流を少なくできる。最近の自動車もDC12VからDC48Vに移行するのと同じように電線を細くできる。が、実際には電線は太い。
なのにワッテージはとても高い。掃除機は1700w位で動くし、電球も妙に明るいなぁと思うと240wだ。
一番凄いのは電熱ケトルが冷水を入れて3分で沸騰する事だ。余りの早さに「イカれたか?」と勘違いしてしまう程だ。
10日目月曜日
仕事の募集している所に電話をしてみるが、いい返事はなかなかにない。日系なら仕事もあるのだがそれでは日本で働くのと変わらないのだよね。
テレビを見ていたら「Junk yard war」という番組を偶然見つける。飛行機や車の解体屋で総ての部材を調達して一日でパワーボートを作ろうという企画。それでいてちゃんと動くから面白い。来週はハングライダーを作るそうな。要チェックですな。
11日目火曜日
今日も授業が終わったとは就職活動。インド料理のお店は5/8,9に面接が決定。パン屋さんは今一つな感触である。イギリスの職安に行って求人情報誌を入手。バーテンのオファーが結構あるので、明日からは携帯電話を手に入れて就職活動にいそしむ予定である。
イギリスの一般的な夕食はこんな感じ。
12日目水曜日
今日はメーデー。ロンドンのSOHO辺りではデモが凄い事になっている。学校のすぐそばなので、授業が終わったらネットカフェによってみる。日本のニュースもこの事を取り上げている。日本は今頃ゴールデンウィークなんだよね。イギリスにはそういうものがないからちょいと寂しい。
15日目金曜日
金曜日の夕食はフィッシュアンドチップスがこの家では恒例なのだ。で、それを食した後に「ライスプディング」なるものが登場。どんなものか説明すると「具無しクリームシチューに御飯をぶっこんだもの」と思って頂きたい。
ここまではいいのだが問題はテイストだ。温めてもらって「これはイケる?!」と思って期待の一口・・・・・ 「うぉ 甘いっっ!!」
日本人には甘い御飯なぞと言うのは「御飯のコーク漬」を食べるに等しい事である。夕食に来ていたホストマザーの孫はパクパクと軽快に食べているのに、ワタクシは「むむっ コリはイカン」と牛のようにトロい。
孫が全部食べ終わった時にワタクシは半分しか食べられなかった。
恐るべしイギリス人の味覚!
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