オトナの文化祭か? コミックマーケットの謎

〜前口上〜
 コミケというイベントがある。
 コミック、日本でいうところの漫画やアニメの販売会と考えられる。
 それに伴うコスプレの祭典?でもあるらしい。

 昨今、犯罪があると何かと「アキバ系」というくくりでマスコミがソレヤソレヤと「お前ら変だぜ!」と報道しているかのようにみえる。
 アキバ系といっても全部がアニメオタクというワケではなく、ワタクシのように単なる技術屋もアキバ系のくくりだったりするらしい。
 ワタクシとは違う生態系のアニメオタクのイベント「コミックマーケット」が行なわれているということをwebで知ったので、ちょっと様子を見に行く事にした。

〜突入編〜
 今回は隊長と隊員一名の2名による探検隊として東京はお台場にあるビッグサイト前に降り立った。
 ゆりかごめ線の国際展示場正門駅は展示会があれば利用するのだがコレは一体なんだ。
 
 うっひょ〜! 駅から延々と人が続いているじゃないの。こんなに人がいるこの通路を見るのは初めてだ。
 入場料を取るのかと思ったらそうではないようだ。

〜コスプレ編〜
 
 とにかくスゴい人の数。ちょっと中庭を見てみるとコスプレの人達がいるぅ。お、見てみたいぞ。
 
 コスプレをするのには専用の場所があるらしい。
 それにしても「違反物」とは一体なんのことだろうか?
  
 あり・・ なんだか全然人がいない。よく見ると帰っていくようだ。
 どうも午後三時でコスプレタイムは終了であると館内放送が唱えている。


 というわけでみなさん移動の時間のようです。
 赤いコスプレのおねーちゃんのお腹をプニプニしてあげたい。でも、オサワリは禁止だろーな。


 かと思えばこういうコスプレもあるらしい。多分男性なんだろうけれども、探検隊にはわからないディープな世界なんだろうな。


 おっとゴスロリってのは彼女達の事か? 親衛隊のガードがあるようだ。

〜同人サークル編〜
 館内は同人サークルが出店するエリアとプロショプが出店するエリアがあるらしい。
 そこでまずは同人サークルエリアを探索してみる。

 どこの館もスゲぇ人。
 99.9%が男性。しかもどーみてもアキバ系ルック。多分アニメオタクなんじゃないかと。
 館内には音楽すら流れる事なく、当然ながら酒を飲んでデキ上がっている人達すら見受けられない。
 隊員曰く「カッコいい男性もいたけれども目ツキが普通じゃない」と。
 大体カップルやファミリーで歩いている人達が殆どみられない。
 出店している内容を調べると我々が知っているキャラクターは皆無だ。大半が猥褻画像になりそうな雰囲気。スゴ過ぎ。


 同人出店でも人気があるところが建物の端にブースが与えられるようだ。とにかくかなり並んで購入している。中身がどうなのかを調べずに指名買いみたいだ。そんなにスゴいのか?


 隅っこではトーンの販売も行なわれていた。
 こういうところだからもう一寸人があってもよさそうだが、閑散としている。描くよりも読む人のが多いのだろうか?


〜プロショップ編〜
 同人がアマチュアならプロもあるらしい。

 カラーのポスターがバンバン張られているブースが沢山。こちらもまったくキャラクターがわかりません。


 さすがにこちらにはコンパニオンがいます。しかもコンパニオンの写真を撮らせてくれるようだ。


 左にコスプレしたオネーさんがおり、それをカメラマンが一人ずつ撮影するために並んでいる。


 でもってオネーさんがポーズを決めるって寸法だ。
 なんだかポラショーみたいだなぁ。
 そういえば並んでいるカメラマンも結構な年齢層だよ。いいのかな?
 オネーさんもあんまりヤル気ない雰囲気。「メンドクセー」って感が満点だった。


 これ見て下さい。パンツ見せ見せのキャラが描かれた抱き枕のカバーですよ。スゲー抱き枕だなぁと眺めていたら更にビックリ。
 抱き枕のカバーなのに「イベント特別価格 各¥10,000」ですよ。あんた一万円ですよ。どーなっているでんしょう。
 彼らが夜な夜なあの抱き枕にスリついているのか? ダッチワイフのような人間をモチーフにしたものではなく、アニメキャラでないとダメなのか?  ワタクシならその一万円でヘルスにイッちゃいます。


 次の人山は何かと思えばフィギュアですよ。これならワタクシでも少しはわかるかも?


 あ、あれは初音ミクですな。ようやく知っているキャラクターが出てきました。ちなみにあのフィギュア、一体¥7,000程。
 ジブンで色塗りするんじゃなくて完成品を購入するあたりがイマドキのオタクなのか? 案外金はポンポン出すんだな。


〜謎の観察〜

 以前にエスカレーターで事故があったのでエスカレーターに人が乗り過ぎないように係員が誘導していた。人が満足に乗れないエスカレーターも一体なんなんだろうか? がんばれOTIS。

 ところでエスカレーターの前に座っている人、キャスター付きのバッグを持っている。あちこちでみなこのキャスター付きのバッグを転がしている。そんなにみんなコスプレしているのだろうか? 
 どうもシコタマ購入した同人誌を詰め込んでいるようだ。「そんなの宅急便で送ればいいじゃん」というと「宅急便代も節約しているんでしょ」と隊員が宣う。ふむ、そうかもな。運送屋もこれじゃ商売上がったりだ。


 そうかと思えばこういうバッグをお持ちの方もいらっしゃる。しかも何も入っていないのを何種類も持っていたりする。実はキャラが描かれているバッグが目的なのか? 


 会場の外では多くの人達が座り込んでいる。よく観察するとグループ化している。隊員曰く「戦果報告でしょ」と。バーゲンみたいだな。
 あれだけ大きな会場を歩いて買い物をするんだから大変な筈なのに誰もビールを飲んでいない。我々が参加する展示会には必ず休憩コーナーがあってビールを飲めるのにそれすらなかった。どうやら我々とはだいぶ違う生命体なようである。

〜場外編〜

 海っぺりではイタリア車の展示会じゃなくって痛車の展示会をしているぞ。
 グラフィックをするならハイエースとかのワンボックスがいいような気がするのだが、何故かサルーンカーばかり。そういうポリシーなのだろうか?  黄昏時にオンナっ気のない車。独特の世界観なのかもしれない。


 同じ痛車でも自転車だ。
 どちらかというとデコチャリの傾向のようだが、この辺はアジアの文化で「派手こそ美徳」なもんでしょう。
 しかし有明まで自走で来たのでしょうか?


 かと思えばディスクにグラフィックされたこれはコーディネートもいいじゃないの。でもよく見るとルイガノの自転車だよ。


〜オツカレ編〜
 圧倒される彼ら独自の文化。もう「スゲぇ〜」とおのぼりさん状態。
 かれらのなかで浮くかと思っていましたが、みなさん買い物に真剣で我々など眼中にないようです。オーヨカッタ。

 歩き疲れたので台場のサイゼリアに入ろうとすると・・

 90分の時間制限はいいとして「ゲーム機、カードゲームなどのご利用もお断りいたします」とな。
 まさにタマリ場となるのを阻止しておりますな。

 ビールにワインがっぽがぽ。サイゼリアは安くていいねぇ。
 コミケをみた感想をざっくりとまとめてみると・・

(1)コスプレ以外は皆服装は気にしない
(2)同人誌に猥褻モノ多し
(3)草食動物

(1)についてはアキバにいるオタクと一緒かな。サイゼリアで隣に座っていた男性、見た目たぶん40歳前という雰囲気。使い込まれたトレーナーにリュック。趣味に一途なのかな。

(2)コミケって18歳未満入場禁止じゃないの? って位に猥褻物陳列ですな。メジャーになれば成る程、これは周囲から言われそう。
 子供づれでいくのはマズいかもしれません。

(3)酒飲まない、インドア派、意外とコンサバ。見たり話したりしてみるといいヒトなのかと思う反面、ジブンの領域を激しく語ってみたりする。
フィードバック薄いみたい。



 コミケが一体どういうものなのかは何となくわかりました。
 好きな事を表現してさらに販売する場所が用意されているというのはとてもラッキーなことだと思います。
 出店しているヒト達はお客さんと直に触れることができるので、どのような人々が購入していくのかを確かめられる。そして購入するヒト達もどのような人達が描いているのかわかる素敵な出会いの場なのかもしれません。
 プロもアマも混じって商売するというのは面白いです。
 ただ今後、こういうことがどこまで理解されるのか。ヘタすりゃ規制の対象にもなりかねない。ひょっとすると現在が最盛期なのかもしれませんね。

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