それは愛なのか? 7代目シビック

 ワタクシは公平かつ正確なカー・インプレッションができる人間ではないということを自認している。
 だからコレを読んで「シビックってダメじゃん」とは思い込まないで欲しい。

 ホンダ・シビックEU型。7代目のシビックである。
 ホンダ特有のカンパニーカラーが見事に反映された車両であるといえよう。
 この時代のホンダはオデッセイやストリームなどRV車が売れ筋となっていた時代なので、トヨタのカローラにあたるシビックも「その路線」にあわせてつくられている。
 つまり微妙にRV車っぽい5ドアフツー車なんですよ。

 だってインパネにシフトレバーが生えていたり、ウォークスルーのシート形状なんてRV車にしかないじゃないですか。それでもデザインとか流行がそうならしかたありません。
 だけど、この車、ほめるポイントよりダメなポイントのが多いんですよ。
 ほんじゃ、いいところとダメなところをあげつらってみましょう。

<いいところ>
(1)操作しやすいシフトレバー
(2)がんばれば妙に燃費のいい
(3)リアシートを完全にたためば広大でフラットな荷室空間
(4)便利なキック式サイドブレーキ

<どうもダメなところ>
(1)シフトショックがおおきい
(2)シブいアクセルペダル
(3)日本製かと疑うドアミラースイッチ(動いたり動かなかったり)
(4)長時間乗車するには難しい前後のシート
(5)テキトーにつけたとしか思えないラゲッジスペースカバー

 とまぁこんなところ。
 街乗りならまぁいいとしても長距離は無理です。前のシートは身体がだら下がりなるし、リアも同様かつ背もたれの角度が最悪。
 やっぱり世界戦略車だから仕方ないんですかね。
 トヨタもホンダも「別に日本人だけのために車をつくっているわけじゃないし」といえばそれまで。
 「あまねく人々に乗って頂く」それがホンダ的な”愛”なのかもしません。
 だからといってこれが「日本カーオブザイヤー賞」を取得しているのは、”車両の実力”じゃなくて”別の力です”といっているようなものです。
 なんで、ウチでは不評のあまり直ぐに手元を去ってしまいました。
 
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