モンスターハンターなジビエ料理



最近は食品偽装が流行っていらしい。

正確に言うと偽装がバレるということが流行のようだ。

もっともその辺の居酒屋レベルでちょいと偽装されたって笑って済みます。伊勢エビとロブスターの違いなんて酔っぱらえばわかりませんから。

しかし偽装しようのない料理というのがある。
姿形がそのまま出てくるのならそれはよりハッキリとわかる。
というわけで今回は横浜野毛にある「珍獣屋」というバーにこのサイトでもおなじみのツチヤさん、後輩さんとの三人で行ってきたオハナシを記します。

珍獣屋。それは名前からも想像出来る通り普段、口にする事ができない素材を食すことができるというお店だ。
ちょっと流行的な言い方をするとジビエ料理。口悪く言えばゲテモノ料理ということになる。
ゲテモノ料理というほうが庶民的なんですよね。ジビエは狩猟によって捉えた獣を食べることを差すんでしたっけ。
今回の珍獣屋はかなりレア?かもしれない獣を食べる事が出来る数少ないお店です。


ハロウィーンの晩、横浜野毛の珍獣屋で落ち合ったワタクシ含めた三人のご一行は早速ビールを注文。
お通しからヤギの目玉・・ ということはなく普通に冷や奴が出てきました。ここは普通なのね。
メニューがなかなか豪快です。
ダチョウのフィレ刺しとか人喰いサメの唐揚げ、ヒグマ鍋などなかなかファミレスでは食べられない食材が並んでいます。
我々はまず最初にウーパールーパーの一本揚げを注文してみました。



で、出てきたのがこれ。写真で見ると大きそうですが、実物は本当に小さい。ワカサギよりは大きいけれども。だいたい指二本分というところでしょうか。
三人で一匹はちょっと小さかったです。そこで頭、胴体、しっぽと三人で切り分けて食べる事にしました。
昔はアイドルだったウーパールーパーもいまでは唐揚げ。時代の移り変わりなんでしょうか。
ワタクシは頭を食しましたが、プリプリしています。決して生臭いということはないのでウーパールーパーと言われなきゃなんだかわかりません。
「これならウーパールーパーを養殖してワカサギみたいに食べたっていいよね?」
よく探してみると養殖業者もいるんですよね。


続いてはワニの子供の手を注文してみました。
ワニの手ですよ?食べられるんですか?



レモンを掴んでの登場です。
いかにも爬虫類って雰囲気が伝わりますよね。
ナイフとフォークで切り出して三人で食してみました。
このなかでツチヤさんだけはワニの経験者なのですよ。
ケンタッキーを食べているみたいなもんですが、やっぱりわずかに爬虫類臭さが残ります。
でもどうしてもダメって程ではありません。

手首から先の部分、握手してみると鱗って感じはしません。湯引きしてあるからでしょうかね。
プニプニした手をしています。
お次は蛇、いきましょう!ということで蛇のぶった切り焼きを注文してみました。 蛇も淡白な味だと聞き及んでいますので、まぁ大丈夫でしょうよ。


さすがに蛇のフォルムをとどめてはいないのと、味もついているので蛇なのか鳥なのか言われなければ全くわかりません。これはいたってフツーね。


いろいろと話しながら最後に注文したのがコレね。



なんだかわかりますか?
昆虫です。黄金虫ですよ。四匹で980円です。
黄金虫ならウチにもいっぱいいますよ。今度、揚げて食べてみないと。

黄金虫は羽と脚をもいで食べるんだそうですが、ワタクシは丸ごといきました。
別に普通に噛んで食べられます。よく噛みましょう(笑)
基調なタンパク源です。これで食糧難になっても大丈夫ですよ。

お酒を飲みながらつまむのには最高の食材です。
そしてこのビジュアルがまた酒と話を盛り上げてくれます。
たくさん食べるものではないですが、こういう飲み方も面白いですな。
  
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