切れ痔は病院へ行け



充電警告灯が点灯しまうので、自分で修理しようとしたが、自転車関係が忙しく時間確保できないため、近所の自動車整備工場に預けてみた。

すると、エンジン完爆後、5分ほど経過したところで、過電圧になることが判明した。

過充電になるとすれば、オルターネータの故障か、オルタネータS端子の断線が考えられる。

S端子は、バッテリ電圧を測定する端子。

修理工場は、リビルド品に交換済みのオルタネータが怪しいということで、

別のリビルド品へ交換してもよいか?と打診があった。

基本、工場にオマカセのスタンスなので、OKでリプライ。

しかしながら、別のリビルドオルタネータへ交換しても問題解決せず。

ここで、修理工場は事実上ギブアップ宣言したので、車両を引き取る。



さて、残るはS端子の断線かな。

エンジン完爆から5分後に過電圧となったのはたまたまだろう。

すぐに過電圧になる場合もあるし、1時間経っても断線しなければ、大人しくしてるはず。

テスタでオルタネータS端子をチェックしても断線箇所を特定できない。

どこかで切れている。

クルマに構っている時間を確保できないため、近所の日産ディーラーへ電話し状況を説明した。

すると、修理を快く引き受けてくれるという。

いそいそと準備し、クルマをディーラーへ持ち込むと、工場長が対応してくれた。

・充電警告灯が点灯すること。

・オルタネータのS端子が断線気味なこと。

を伝えると直ぐに理解してくれた。

それから3日後、原因をほぼ特定できたと電話連絡があった。

エンジンルーム内のバッテリーボックス下付近を通過するエンジンハーネスでオルタネータS 端子の線が断線している可能性が高いと。

修理にはエンジンハーネス交換となり、工賃含めると50万円以上になり現実的でないとまで教えてくれた。

なるほど、それでは修理結果に保証は求めないので、断線箇所をバイパス修理できるか?という逆提案したところ、こちらも応じてくれた。すごいな日産。

次の週末までにはクルマを修理完了させますと報告があったものの、ワタクシは趣味のロードバイクで朝練中に転倒し、救急搬送され1週間ほど入院するという大怪我を負ってしまった。

そのため、クルマの修理を終えたのにも関わらず直ぐに引き取れず1週間遅れとなってしまった。

件のディーラーへ菓子折りを携え、クルマの引き取りに怪我でヨロヨロになりながらも足を運ぶと、担当メカニックが丁寧に対応してくれた。

iPadで断線箇所や修理の様子を写した画像を見せてくれる。今時のサービスなんだ。

実は、オルタネータS端子だけでなく、インマニのエアダクトホースに亀裂が入っていたのを発見してもらっていた。

そちらについても交換修理してもらった。

アイドリングが時折不調になる原因はこれだった可能性が高い。

断線修理、エアダクトとその交換でおよそ3万5千円を支払ってオシマイ。

1級整備士(担当者)の底力を見た気がした。

今回は自分で修理し始めて、えらい遠回りした挙句、ディーラーに修理依頼する結末となった。

切れ痔(手に負えない故障)は病院(ディーラー)で直せ。

自分で判断つかない場合は、グズグズせずディーラーを利用するよ。

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