子供達を140ATにデビューさせてみた
おはこんばんちは。
小学校5年生の娘と3年生の息子を140ATというオートテストに参加させてみた。
18歳以下、身長140cm以上を対象にした自動車イベントである。
トヨタカローラ栃木が主催するイベントで、栃木県にあるドライビングパレット那須で開催されている。
オートテストといってもイギリスで開催されている超絶テクニカル競技とは異なり、運転の正確さを競うもの。パイロンで区切られた後退が含まれる1分程度のコースを走る。
ジムカーナ特有の駐車ブレーキを利用したサイドターンは禁止されている場合が多い。
駐車ブレーキの電動化が進んでいるので、いずれジムカーナは消滅するだろう。しかし、このオートテストは軽トラやRVでも走れるコース内容となっており、グローブやヘルメットも不要でジムカーナより参加の敷居は低い。
参加するきっかけとなったのは、チームレジスタンス主催の平塚青果市場で開催されるジムカーナで昵懇の間柄でもあるMDiエンドウ氏から聞き及んだのが始まり。
酒席でお子さんを参加させていることは予々伺っていたので、自分の子供達が身長140cmを上回ったら参加させてみようと。
だが、世間はコロナウィルス蔓延のため、イベントそのものが開催できずであった。
落ち着いてきたところで開催決定されたものだから早速申し込んだ。
このイベントへの参加申し込みは大変多く、抽選に当たること自体が難しいという。
子供向けに乗用車を走らせるイベントというのは他にないため、遠くは京都から参加される家族もいるそうな。
ワタクシは運良く子供二人分の参加受理されたので、2021年11月7日(日)の早朝に自宅の神奈川県を出発し、那須ドライビングパレットへ向かった。
余談だが、ワタクシのルノーV35はABS不調のため、ときどき走らなくなる。自分だけなら良いが、家族のイベントなので車両トラブルで自走不能になると大変よろしくない。そこで、急遽カミさんのBMWとなった。しかし、このBMWも運転してみると正しくアイドリングしない。我が家にはまともな車がないのかい。web site酔猫庵らしいといえよう。まぁそのうち治すつもりだ。
ハンドルを握ったことがない子供達には、まずシートポジションの合わせ方から覚えてもらう。
なぜかロールケージが組み込まれたヴィッツのダートラ車で合わせ方のレクチャーがある。
子供達にはわからないが、おじさんは隣のダートコースで運転してみたい車両である。
午前中は講師が同乗し、一人20分間の基本練習を行う。
全日本ジムカーナを制覇している西野選手に同乗してもらっている。
とても贅沢であるな。
午後は二本の決勝走行が行われる。
慣れた子供だと1分を切ってくる。ほとんど我々と変わらない走り方をしている。
そこらの下手なドライバーよりおそろしく正確に操作しているのに驚く。
ちなみに50km/h以下で走ることとなっている。どうみてもそれ以上出ていそうな気がするが、メータ読みでは出ていないとな。
身長143cmとギリギリ参加OKの息子。座高が足りないため、近くのパイロンが見えないそうな。
参加者のなかには座布団持参のツワモノもいるらしい。
しかし、小柄な女性なら身長140cmのドライバーもいるよね?
大健闘したMDiエンドウ氏の息子さん。自己申告したタイムに対し0.8秒差でゴール。大人でも自己申告したタイムに対し1秒以内の差でゴールするなんてできない。それでも優勝ではないから子供イベントとはいえ驚く。将来は恐ろしく正確に走るドライバーになるだろう。
夕方5時には解散。帰りの渋滞は眠かった。子供達はぐーぐー寝ていたけれど、楽しかったみたいだ。来年もチャンスあれば参加させたい。
ほいじゃーの。
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