BMW back!



 おはこんばんちは。

 この春にカミさんの下駄車である日産セレナの車検を通した。

 バッテリー、タイヤ、ラジエターだのダメなところを交換して延命した。

 なのにも関わらずこの夏にBMWへ買い替えた。

 リコールにまでなったフロントサブフレームのガタつきがひどく、フロントブレーキもパッド&ローターがもうすぐ限界、抜けたショック、効かなくなったエアコン、磨り減ったCVTのクラッチなど久々に運転したらあまりのショボさに正直アタマにきた。どうしてこうなっても平気で乗り続けるのだろう?乗りっぱなしじゃないか。

 こりゃ、買い換えるべ。なにがいいかということで、バブル世代のカミさんは「BMWぅ」と来たもんだ。メルセデスのが楽チンだよ・・ といっても聞く耳すら持たない。頑固なのは誰に似たのかねぇ。


 高輪のBMWディーラで試乗してみて、やってきたのは218i F45 アクティブツアラー。でも、BMW版のフィットみたいな5人乗りのファミリーカーである。あ、もちろん中古です。


 駐車ブレーキレバーがなく、スイッチで操作する。とても楽ちん。しかし、メルセデスはこのスイッチすらない。そして、iDriveというシステムを持っている。丸いジョグダイヤルを操作することで、電話を掛けたり、ナビを操作できる。そんな訳だから、車のスタートボタンを押すだけで、携帯に放り込んである音楽が、車のスピーカーから自動的に流れてくる。


 以前乗っていたBMW116からすると大きな進化。前輪駆動になってもハンドルを握れば「BMWだ」とわかるあたりに、BMWに帰ってきたと思わせるものがある。

 最近のBMWやメルセデスはブレーキのセッティングはリアを強めに効かせているように思える。フットブレーキを踏むと、ノーズダイブせずにリアが沈み込むのである。確かにリアホイールはブレーキダストで盛大に汚れる。実は、ワタクシの乗るV35のスカイラインもハナから同様のセッテイングをしている。だからといってフロントのトラクション不足によるアンダーステアになるかといえば、そうではない。

 とはいえ、多くの人は交差点で右折するときに、ブレーキを残しながらハンドルをバキ切りするので、フロントタイヤのショルダーが無惨なまでに削れている。車が可哀想でたまらない。

ドライブレコーダと、スマホ充電ホルダを取り付ける


 ドラレコと非接触充電ホルダを取り付けてみる。


 Amazonで探せば、1万円以下で2カメラのドラレコなんていくらでも見つけられる。スマホ充電器は、ケーブルが目立たないようにしつつ、25W出力(と書いてある)アルミ放熱できるDC-DCコンバータでUSB給電できるようにする。


 もちろん今時の車なので、USBの電源供給くらいできる。これでもいいのだが、USBケーブルが意外と邪魔だし、見た目悪くなる。それがいやなので、ちょっと細工する。


 助手席のグローブボックス奥にヒューズ回路はある。64番がアクセサリー用。このヒューズを引き抜いて、エーモン製平形ヒューズ電源取り出しキットでアクセサリ電源を取り出す。正面から見て左側から取り出す。


 ホームセンタなどで販売している内装剥がしヘラで内張を剥がして、一番面倒なリアカメラの配線から着手する。リアカメラを取り付けるのは簡単だけれど。


 ボディとリアハッチを繋ぐ蛇腹の中にリアカメラケーブルを通すのに一番時間がかかる。あれこれ試して苦戦したが、結局は蛇腹をモミモミしながらケーブルを通した。


 Cピラーからは左側面のドア上側付近にケーブルを通してみる。本当はガッツリ内装を剥がしている。


 当たり前だが、エアバッグを避けながら配策する。書くのは簡単だけれど、結構大変だ。



 Aピラー根元付近の様子。フロントウインドに取り付けるフロントカメラへのUSB給電線も配策しておく。


 ダッシュボード左側のカバーを剥がし、この付近からグローブボックス付近へケーブルを引き込む。ついでに助手席側のスマホ充電用USBケーブルも引き込む。写真のナットからアースを取り出す。今時の車は、思ったよりもGNDを取り出しにくい。


 助手席側のスマホホルダを設置する。こちらは簡単にケーブルを引き回せた。


 運転席側のスマホホルダ。助手席のグローブボックスから、運転席のAピラーまでは全長2mほどのUSBケーブルが必要になる。充電ケーブルはしょぼいのを使うと期待するほど電流が流れず、充電に時間を要する。ちゃんとしたのを選んだ方がいい。


 内張を戻し、火を入れて動作確認したらオシマイ。ケーブルがごちゃごちゃすることなく、ドラレコとスマホホルダーを設置できた。

BMWでメルセデスのディーラへ行ってみた


 カミさんの車はなんとかなった。次は自分の番。ワタクシのルノー・スカイランとて、ドラレコは付いているが、ミサイルみたいなプリウスが飛んできたら一撃で大破してしまうだろう。
 そんなことは起こって欲しくはない。が、もしも・・・ の時のために次候補の車両を見ておく。こういうのはすぐに買う必要があるわけではないため、楽しい車選びの時間である。
 浦安にあるメルセデスベンツディーラに電話し、Cクラスのワゴンを見たいと伝える。翌日、家族で件のディーラへ行ってみた。
 こういうところは美人の受付嬢と、イケメンの営業マンと相場が決まっている。ワタクシの担当になった営業マンも超イケメン。源氏名みたいなカッコいい名前で、マダムにとってはメルセデスというホストクラブみたいなもんじゃないかと意地悪に思いついてしまう。
 世間話のあとに車の説明を受けて試乗させてもらう。第一の感想としては「これ、欲しいわ」。運転が楽チンなんだもの。駐車ブレーキスイッチがないだけで、こんなにも街中が走りやすいとは思わなんだ。色気のある外装と都会的な内装。優雅に走ってくれるのに、ヤワじゃない。
 お見積もりして頂いたら、結構な額が出てきた。次期モデル登場前なので、これが最終販売となるから安くしますとヒト押し来た。あー買っちゃいたい・・ とは思うけれど、いまはダメだ。見積書を持ち帰らせてもらう。
 帰り際にもう一度、試乗車を見せてもらい後ろ髪引かれつつ後にする。で、そのまま隣のカフェ・ラウメリアに立ち寄る。ここは通称メルセデスカフェ。メルセデスのディーラに併設されたカフェだから。
 そういえば、親が車にうつつ抜かしている間、子供らはリラックスチェアでゲームしていた。あとで教えてもらったが、その椅子はイタリア製で30万円するそうな。そりゃ座り心地いいだろう。
 その子供らにエサを与える。メルセデスパンケーキなるものがあるので注文してみたらこれだ。


 まんまメルセデス・スリーポインテッドスターのホットケーキ。
 さて一度、冷静なると「今日は車を見に来ただけだった」ということを思い出す。カミさんなんて買う気満点だ。で、いつ買うんだ?と。おいおい!
 こうやってちょっとずつ経験値を積んで、あれこれ情報を集めておいて、どーしても買い換えるトキに備えておけばよいのである。
 本当にそうなるかわからないが、帰りに宝くじを1枚購入しておいた。
   


  
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