はじめてのオートテスト
2019年11月30日、三重県いなべ市で開催されたMOTOR SPORTS FES. AUTO TESTに参加してきた。
いままでジムカーナは何十年とやってきたのだが、オートテスト(AUTO TEST)は初めて。
参加申し込みの際に「日本のオートテストとはなんぞや?」とYou tubeなどで調べました。
JAFのホームページに概要説明があります。
JAF AUTO TEST概要
簡単に説明すると、ヘルメットやグローブなどは不要、自家用車でバックや車庫入れなどのある30秒から1分程度のコースを走る競技だそうです。
ジムカーナと異なるのは「バック」があることでしょうか。(あ、私はバック使っていましたが)
つまりイギリスのオートテストそのものです。
さて、今回はいなべ市、菰野町、東近江市という地域で、モータースポーツをもっと盛り上げたい。そこからMOTOR SPORTS FES. AREAと名付けて、1年を通じて様々なモータースポーツを開催する。そのなかの一つに今回のオートテストがあるのです。それに参加してきました。
当日の朝6時半に自宅を出発し、下道をトコトコ走って小一時間で会場である三重県いなべ市大安公民館に到着。近いって素晴らしい。
全参加台数は38台。参加車両を眺めると、やっぱりジムカーナやっている車が多いかな。もう少し、一般車両の参加を見込んでいたのですが。なぜか機械加工機メーカーであるDMG MORIから、大勢の参加者。DNG MORIって鳥人間コンテストでレコードホルダーになったところですよね。そこにモータースポーツクラブもあったとは知りませんでした。
コースレイアウトはこれ。
面積的には平塚青果市場を一回り大きくしたくらいの公民館駐車場。日本でもようやく公民館の駐車場でモータースポーツを開催できるようになったのですよ。
平塚に比べればかなり簡単なコース。それでも180ターンや車庫入れ。バックもあります。クセモノはパイロンではなく、ドラム缶が目印であること。ドラム缶にブツけると、車も痛いですが、財布も痛いです。鉄ドラム缶ではなく、プラスチックドラム缶なのが、せめてもの救いでしょうか。
ブリーフィングでは市長さんも挨拶。主催者からは簡単な注意点のみ説明。初めての参加なので、作法がわからないからドキドキ。でも、サイドブレーキ使っていいんだと。(ニマニマ)
ブリーフィング後に軽トラによるエキビ走行。結構、熱い走り。
日向で持参した熱いお茶を飲みながらまずは見学。
みなさん、ジムカーナをやっていたと見えて、ワタクシよりも上手に走ります。今回のコースは180度ターン以外はサイドブレーキを引く必要はないと思います。なのに、殆どの参加者はサイドブレーキを引きません。なぜでしょう。
オートテストだと一般車両で参加できるので、エスティマやヴェルファイヤ、テスラSも走るし、電気式トミーカイラZZも走っています。電気自動車は驚きの加速を見せます。
で、ワタクシの番。
ヘルメットもグローブも不要というので、なんとなく「いいんかいな?」と不思議な気分になりますが、靴だけはドライビングシューズを履いて乗車しました。まぁ長年そういう格好で走るものだと思っていましたからねぇ。
一年ぶりぐらいにスタートラインに車を揃えたら、妙に緊張してしまいました。とりあえず音楽かけて落ち着かせます。
スタートのフラグが持ち上げられたので、4000rpmくらいに合わせ、旗が振り下ろされたらクラッチをミート。しかし、冷たい路面に12年モノの古タイヤはまるで食わない。とりあえず前に出たら、すぐにサイドブレーキを引いてターン。アクセル踏んだらタイヤが路面を食わないからケツが流れる。こりゃイカン。
180度ターンのアプローチでシフトダウンミス。サイドブレーキを引いて、ケツを流して旋回。バックは後方視界抜群なのでスコーンと2回目の車庫入れ成功。で、ゴール。41秒なにがしだった。まぁそんなものか。
これが車載動画。GoProで撮影。
駐車場に戻る途中なぜかDMG MORIさんところのメンバさんたちに「ヨイショ」されてしまった。
他の方にもジムカーナしなさそうなスカイラインで、そういう走りができるとは・・ と。
2本目は180度ターンで失敗したが、タイムは1本目よりちびっとだけ悪かった。
で、なんだかんだで午前11時には全走行を終え、表彰式を行い、代表から挨拶されて終了。
初めてオートテストに参加しましたが、楽しかったです。ジムカーナみたいにギスギスしていませんから。
代表の挨拶に「オートテストではタイムアタックではなく、フィギュアスケートのようなポイント制」というのもありではないかとコメントしていた。採点方法を思いつかないが、単純なタイムだけではない世界もあったっていいと思う。ドリフトだってそうでしょ。
縦列駐車や坂道発進といった要素だってあってもいいと思う。教習所で習う、公道での一コマが再現されていたっていいし。
電動式サイドブレーキやAT車の増加により、そう遠くないうちにジムカーナ自体の存続が縮小される可能性もある。それなら、時代に合った走行会の形式を模索し確立できたらそれでもいいじゃないかと思ったりした。
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