「スカイランV35をジムカーナ出来るようにしてみる」


 おはこんばんちは。

 スカイラインV35を購入して初めての年越し。だからと言って何かあるわけでもないが、三ヶ日は今年の抱負を書き認めた。
 その抱負の中には車遊びも連ねた。「サイドブレーキを利用したターンを身につけ、自在に車を振り回せるようになる事」と。
 これを実現するためにはスカイラインをジムカーナ向けの設定に変更する必要がある。主な変更箇所はプレート式LSD、ショック、タイヤ。人気のなかったスカイラインV35。しかも、排気量3,500ccの6MTをもって、どこまで無機質なボディスタイリングでジムカーナを出来るのか試してみたい。

 とはいってもどこの製品を組み付ければいいのか製品ラインナップを知らないので、調べてみた。

といっても、ワタクシにはどれが合っているのかわからない。こういうときは一番素性の知れたものを採用するのがよかろう。広告に踊るキャッチーなコピーで選ぶのではなく、数字で示されたものを購入すれば、それを基準に次の一手を打てるのではないかと。

 ワタクシのスカイラインには日産純正のトルセンLSDが最初から装着されている。
 これは昨年ジムカーナで試してみてわかったことだが、サーキットを走るならトルセンLSDでも不満ないだろうけれど、ジムカーナではサイドターンで内輪が空転してしまうので役不足だった。
 ここで選択すべきはプレートタイプと呼ばれるLSDだ。日本では一般的に機械式と呼ぶと何故かこのプレート式を指すようだ。逆に日本でプレート式と言ってもあまり通じない。
 スカイラインとなるとプレート式LSDの選択肢は多い。

  image
  image

 ショックアブソーバーも種類は多い。ショックアブソーバーはバネ定数と減衰力で選ぶことになる。今回はガチガチではないものが欲しい。webに存在する数少ない評価を拾い集めるとnismoのショックは評判がいい。土屋圭一も褒めていた。ここには記載していないが、減衰力に関するデータがきちんと記載されているのに注目した。これで不満ならどのくらい減衰力なりばね定数を増減したいのか数字で指定できるからだ。ざっくりジムカーナ向けとか書かれるよりは明確だ。

  image

 スタビライザーはショックアブソーバーと同じくらい大事なパーツだ。コーナリングの味付けを決定するパーツだからだ。特に高速コーナーでは効果が大きい。スタビライザーもいくつか存在するものの、LSDやショックアブソーバーに比べると選択肢は限られる。レーシングカーや走りに重点を置いた車などはスタビライザーの効きを調整することで味付けを変更出来るようになっているが、一般的な車ではスタビライザーそのものを交換することになる。

  image

 どれにすればよいのか明確な理由はないのだけれど、nismoのショックアブソーバーを入れたなら、nismoのスタビライザーにすれば、そうそう外れた味付けにはならないだろうと想像した。というわけで、スタビライザーもnismoにすることにした。

 部品を決定したらどのように組み付けるかだ。方法は3つある。
 (1)ショップに全て任せる
 (2)面倒な部分だけショップに任せる
 (3)全て自分でやる

 いままでの酔猫庵なら(3)に決まっている。ところが(3)を容易に選択できない理由がある。今回の作業で困難が予想されるのは次の2点だ。
 ・デフベアリングの圧入
 ・足回りのボルトナットの固着

 デフベアリングの圧入にはプレス機か焼き嵌めが必要となる。単身赴任先にプレス機やコンロはさすがに持ってきていない。レンタルガレージも近所にないので圧入だけ(2)のようにショップに依頼することになる。これでは土日で作業を終えられるか微妙だ。
 足回りのボルトナットの固着も懸念点だ。一度でもバラしていれば問題ないが、日産の工場から出荷されて一度も分解されたことのない下回り。見た範囲だけでもボルトナット類はサビサビだった。これがやっかいで、外すことができず破壊するなどの行為が必要になったりする。となると電動工具も必要になるのだが、コンセントのないアパートの駐車場ではなかなか難しい。
 さらに冬季は外気温が低く、なんやかんやで雪が降り積もる。青空駐車場で雪が降ると作業は中断となる。ただでさえ時間ないのに、そんなことで作業が進まないのは困る。

 と、できない言い訳をひたすら書いたようにしか見えないが、(1)のショップに全部任せるという選択になった。

 では、作業を引き受けてくれるショップはあるのか?これが実はありそうでない。滋賀県内でスカイラインにLSDを組み付けられそうなショップは片手にも満たない。それも自宅から遠方だったりする。
 ドリフト系ショップなら車で1時間圏内に2店あった。ジムカーナやっている人間からすると畑違いのカテゴリーだったりするので、頼んでいいものか、やや心配になる。
 といっても選択肢は限られるので滋賀県栗東市にあるチューニングショップのweb siteから見積もりを投げかけてみた。自動応答はあったが3日経過しても返事がない。ひょっとしたら?と思い電話してみると、案の定メールは見ていなかった・・・ と。スカイラインにLSD、ショック、スタビ取り付けていくらか?と尋ねるとすぐにカタログで調べて回答してくれた。

 土曜日に直接店へ出向いてみるといかにも「ドリフトやってます」なシルビアが並んでいた。注文する品物と工賃、作業日程について確認した。価格は次の通り。
 nismo S-tuneサスペンションキット 124,000円
 nismo スタビライザー 65,000円
 nismo LSD Pro 120,000円
 工賃 フロントトーイン調整 5,000円
 合計 334,000円

 合計金額だけ見ると結構な金額だ。nismoを購入すると定価販売となるそうな。もちろん部品代に工賃が含まれているわけだ。作業時間としてはおよそ6時間程度。自分で作業したら土日全部使うことになることを考えると、「金払いますからやってください」となる。一度、自分でやった経験があると金額の妥当性もみえてくる。

 この場で半金を入れて、入庫日にもう半金入れるということで次の週末までに部品を揃えてもらい、土曜日に入庫するという約束にした。

 次の土曜日。金曜日の晩に少し飲みすぎた感はあるものの、二日酔いをコーヒーで醒まし、午前9時過ぎに自宅を出発し、10時前にはショップへ入庫した。夕方には出来上がるというので、ダイハツ・ミラを代車として貸して頂いた。
 滋賀県にはダイハツの工場もあるし、テストコースもある。なぜかワタクシはダイハツに縁がなかったからか、初めてダイハツのハンドルを握った。
 別に普通の軽自動車です。内装の質感も悪くないし、近所を走るならスカイラインよりも楽チンだ。暖機するまではベルトか何かが鳴っているのは気になったけれど、大阪発動機のエンジンも至って普通。

 一旦帰宅したら洗濯して掃除に片付け。翌日曜日は長距離サイクリング「ブルベ」に参加するので、自転車の整備と忙しい。あっという間に夕方になりショップから「出来たよ」の電話。

 少し混雑する夕方の幹線道路走らせ、FMラジオを聴きながらショップに到着。ショップの方はマフラーに穴が空いただとかで持ち込まれた車両の緊急修理に没頭してた。このショップのスタッフは車好きなのがよくわかった気がする。

 スカイラインを受け取って走らせた最初の感想は「締め上げた足回り」というところか。
 突き上げは極端に強くない。角は取れているものの、道路の継ぎ目ではそれなりに上下する。
 また、片輪だけを乗り上げたりすると頭を揺さぶられるような左右の揺れを感じるようになった。
 車高はカタログ通り3cm下がったのだろうが、ややリアが下がり過ぎに見えるのは、タイヤがフェンダーに僅かだが隠れるからそうみえるのかもしれない。
 これなら普通に家族4人でドライブできるはず。ジムカーナもできるファミリーカーだ。

 公道を制限速度以内で走っただけなので、変化としてわかったのはこのくらい。本当の良し悪しはジムカーナに持ち込んでからのはず。3月にはジムカーナのイベントに参加できそうなので、そこで車を試してみたい。
 
  image  


もどる


L [PR] J[h @i ]E@XLAbv ^T[o[