タールの沼に嵌った手負いの獅子11

おはこんばんちは。

しばらくこのweb siteも更新できずにおりました。

まぁいろいろとあったので、まずはそのハナシから。

季節の変わり目

エンストするプジョー106は原因がようやく掴めた。

原因は燃料ホースの劣化により空気を吸い込んでいたためだった。

きっかけはエンジンを切ったときにエアを吸い込む音に気がついたことだった。

二次側でエアを吸っているのかと思って調べたがわからず、悩んだ末に燃料ホースを外してみたところ、ホースの内側にひび割れを見つけたとこでようやくわかった。

ひび割れした部分からエアを吸い込み燃調は狂ってしまう?

試しに燃料ホース外側をテーピングしてみたらエンストはピタリと止まった。ビンゴ!

燃料ホースを全て交換すると結構な金額になるので見積もりし始めると、仕事で海外に長期出張となりプジョーに触ることすらできなくなった。

帰国したら滋賀県に期限未定の出向となってしまった。当初はプジョーを神奈川から滋賀へ移動するつもりであったが、単身赴任の身となってプジョーのメンテまでする余裕はないと悟り、プジョーを手放すことにした。

幸いにも次のプジョーオーナーは英車乗りで耐久レースもやっていたというワタクシとよく似たエンスーに引き継いでいただけた。

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部品や資料などを満載したプジョーを次のオーナーへと引き渡す瞬間だ。

窓ガラス以外はほとんどバラし、いい勉強となったプジョー106。申し分ない次のオーナーにひきわたせて何より。

次の車

で、プジョーを手放し、次はどうするのか?

ジムカーナをやめるつもりはないんだけれど、かといって単身赴任の身は思いの外、自由ではない。

何気なくインターネットの広告に登場したスカイラインをクリックしてみた。V35というスカイラインのなかでも不人気な部類の車だった。4ドア N.A. 3.5L 6MT 8万キロで35万円。これで良いじゃん。

現物を見に行って即決。最近、この手の車が海外に売られていて日本から消えているらしい。そして、ツルシに近い後輪駆動車は軒並み新車並みの価格まで上昇しつつあり、投機的車両になっていることもあった。

ざっと眺めると、この車両はドライブシャフトからの異音あり、フロントブレーキローターは磨耗限界。フロント周りもブツけた様子が伺える。喫煙車で、かなりニオイがするし、ダッシュボードに割れも見られた。買取価格は、ほぼ無いに等しかっただろう。

下回りの整備して普通に走って軽くジムカーナできるようにするのに50万あればいけるかな。10年後に100万円で売却できると、とらぬ狸の皮算用。そんときゃワタクシ50過ぎだよ。

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納車後、すぐに滋賀へ陸送。陸送屋さんに車種を尋ねられて「スカイライン」と返事したら「車高低いと無理ですよ」と。どうも陸送屋さんはスカイラインというとイジってあるシャコタンを想像したようだ。いやいや「おっさんが乗るフツーのセダンですよ」と変なやりとりする羽目になった。

乗り始めて3ヶ月。1000kmほど走った。辺境の地に住んだので、買い物程度に走るくらい。

運転して面白いのはプジョーだけれど、上品なのに走れるのはスカイラインだよ。

スカイラインの脚回りは純正でも十分すぎるほど素晴らしいと感じる。硬すぎず、柔らかすぎない。

スローではグログロ・・ と排気干渉音がわずかに発する大排気量エンジンは回してもやかましくない。プジョーとは大違いだ。

外観デザインは「こんなのスカイラインじゃない」という意見もあったけれど、日産としてはスカイラインのシガラミから抜け出たくて作った・・ と思っています。ワタクシはこのデザインでいいと思うよ。

一方、これはちょっとというところもあって、センタートンネルとドアの膝当てポイントがズレているのよ。小柄な人向けか、脚の短い人向けじゃないかと。残念だなぁ。

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無事にスカイラインが到着した。プジョーを手放したことにより「タールの沼にはまた手負いの獅子」は終了とします。

ジムカーナは続けるし、また別のシリーズを考えています。


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