ようやく桜も咲いたので自転車で近所を花見してみた。
神奈川県の中部地区に流れる境川。湘南台の桜はちょっとした見所である。サイクリング・ロードとして有名な境川のそれである。
その近くにある飯田牧場でアイスを食べたり牛乳を飲んだり。
結果としては修正できなかった・・・
んだけれど、実は修正できていたんですよ。これが。
10tのラムジャッキでサスペンション取り付け部分を外側に押し出そうとしたのですが、まったく動かず諦めてしまいました。
ところが諦めてサスペンションを組み付けてみるとアレレ?ちゃんと期待通りの位置にサスペンションの取り付け部分が移動していた。
おお!これはいかに?自動車の神様はワタクシと見捨てなかったのか??
どうやら測定が正しく行われていなかったために見間違えたようである。結果オーライといえばそれまでだが、内心は板金屋に持ち込んで見積もりしてもらおうかと考えていたのだ。そうなると10万や20万はしそうでプジョーの購入価格である18万円をあっというまに越えてしまうだろう。
しかし、自ら考えて試し修正できたのでラムジャッキと治具でおよそ3万円程度という価格で修理できたのだからラッキーだ。酔猫庵の活性領域としてはギリギリセーフで目的達成だ。
整備の1周目を終えて再度チェックをしてみるとステアリングロッドエンドのブーツが割れていた。確かに以前からそろそろ交換時期だとはわかっていたのですが、ブーツだけで交換できず、ロッドエンドASSYでの交換になるので躊躇っていました。
ですが、ここも少し頑張ってみましょう。ブーツを汎用品で賄えば安価に修理ができるはずです。ということで毎度のモノタロウから大野ゴムのDC-1166を3個ばっかし購入してみた。
もちろん微妙にサイズが違っているのでナチュラルに合わない。合わないのは違う部品なんだから当然なんだけれど、そこを工夫するのだ。このブーツは圧入式なのですが、ロッドエンド側よりも若干径が小さい。0.5mmほどだ。そこで少し拡げて圧入してみる。
圧入する際にロッドエンドとの接触面に薄く液体ガスケットを塗布しておいた。これで水が侵入することもないだろう。まぁ普通は抜けるんだけれど。
あとは組み付けておしまい。300円程度のブーツでちゃんと治った。ついでにトーインも適当に合わせておく。
そういえばこの車、落札した時からUSBオーディオが取り付けられていたが、音楽を再生してみても蚊の鳴くような音しか聴こえなかった。どっか断線しかけているのかなんだかわからないが調べて治せるものなら治してみよう。
ドアポケットを引っぺがしてスピーカーをむき出しにさせてみるとネットワークが現れた。確かにこの車にはフルレンジのスピーカーとツイーターが取り付けられているからそのためだろうか?
しかしネットワークの接続を調べると驚いたことにこれはウーファーとツイーターに接続するためのものであった。なのに。なのにウーファーと書いてある端子にはツイーターが接続され、ツイーターと書いてある端子にはフルレンジのスピーカーが接続されていた。
これじゃどんなにアンプが頑張っても音が聴こえるわけないわな。
電線もソルダレスの接続をされていたんだが、芯線への接触が甘くて断線しかけていた。それはあんまりなので半田付けして熱収縮チューブをかぶせておいた。これで接触不良とはオサラバだ。言い方は悪いがどこの機械屋も電気の修理だけは本当に適当なこと多い。
フルレンジが一発ついていれば十分なのでツイーターは鷲掴みで引きちぎって捨てた。
全てを元に戻して適当なCDを挿入して音楽を再生してみた。レコード盤ならぬCDより聴こえる音に耳をすます孤立したエンスーであるな。文明の利器、オーディオがついただけでプジョーという世界最古の自動車メーカーの車が人並みのラグジュアリー?!を手に入れた瞬間だ。
左後輪のハブベアリングのグリスがスッカスカになっていたのでベアリングそのものを交換してみることにした。
そういえばドラムからベアリングを引き抜いたことはないんだけれど、まぁ手持ちの道具でなんとかなるべ・・・ と軽く考えていたのだが、そうではなかった。
手作り4tプレス機でうんうんやってもまったく抜けず、ツールカンパニーストレートのハブベアリングプーラーでも抜けなかった。まぁドラムの中に収まっているベアリングのアウターが熱でドラムとくっついちゃっているのでしょうね。
2時間ほど格闘しても抜けなったので一時撤退。で、横浜にあるレンタルガレージ・サンエースに電話ですよ。プレス機貸してぇ〜と。
車で30分ほどの場所にあるレンタルガレージサンエースです。いやね。近所の自動車屋でやってもらおうかと思っていたのですが、それだと自分の手を汚さないことになるので経験値がたまらないから自分ですることにした。
中華プレス機だが機能は十分だ。12トンもあるからスイスイ抜けるかと思ったが、そうでもなくって、最初に随分と力がかかって「バキッ!」という音が出てからスイスイ抜けてきた。
やはりベアリングの外周がドラムにくっついていたみたいだ。ここのガレージのオーナーさんもかつてはガッチリと焼きついて抜けないハブベアリングに難儀したと言っていた。
今回はドイツのマイレ製ハブベアリングにしました。といっても選択肢があるわけではないのですけれどね。外車の場合は様々なメーカーから互換品を出しているのですが、評判を調べておかないとトンデモない部品だったりします。
この辺は日本製とはちょっと違う文化なので、少し大変かもしれません。
ゴールデンウイークはインテークの修正とバッテリーをフロントへ再移設する予定。さらにジムカーナ向けスペシャルなコトも進行中。ご期待。
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