氷結ポカリスエット サコライド房総380



 今年最初の記事は自転車のイベントからとなる。
 別に自動車が嫌いになったわけではないが、
 住んでいるところとクルマのある場所が遠いので自然に疎遠となってしまう。
 しかし今年は車検もあるから整備もしなきゃならん。
 いかにして安く車検を通すか考えてみようかと思っている。


 さて、東京は下北沢にカフェ・サコッシュという喫茶店がある。
 自転車乗りのためのカフェなようだ。
 そのお店が「サコライド房総380」という企画をしているのを見つけた。
 なんでもそのカフェから出発して房総半島一周して帰ってくるというものである。
 途中で決められたポイントに立ち寄り証拠写真を携帯電話で撮影し、
 それをツイッターで報告するという。
 今回のコースを24時間以内で走破すれば豪華スペシャルベリーオレがプレゼントされるらしい。
 そのコース、380kmも走ってからベリーオレなんて飲んだらうまいだろうな。
 これ面白そう。
 ということでコースを自分でひき、時刻表を表計算ソフトで作って挑んでみた。

<準備編>
 380kmを自転車で走るのはもう大したことではないのだ。
 しかし今の装備で貧弱に感じるところがあるのでそこを改善してみる。


 まずは車両。
 ブリジストンのアンカーRA6というアルミフレームの入門ロードバイクである。
 昨年末に納車したのだ。
 ちなみにロードバイクを始めてから一ヶ月なのだがまだ長距離走としては380kmも走ったことはない。
 せいぜい100kmちょっとだ。

 ステムバッグに食料と電源。
 サドルバッグに工具類とホッカイロ。
 白いボトルには飲料水で透明っぽいボトルにはウインドブレーカーパンツを詰め込んでいる。


 ハンドル周り。
 左から
 前照灯:GENTOSドミネーター105F
 時刻表:防塵防水のためネームホルダーに入れてある。
 サイコン(小):CATEYE VELO8
 GPS:GARMIN EDGE 705


 ステムバッグの中身は食料と電源。
 電源は100円ショップで購入した単三電池2本でUSB用の+5Vを出力するDCDCコンバーター。



 電源周りだけをとりだすとこのようになる。
 GPSはUSB給電できるので電池からUSB電源供給している。
 もう一つは白色高輝度LEDを点灯させている。
 これにより真っ暗な中でも時刻表やメーターが読めるのである。
 このLEDの電線はわざわざ単線を用いている所がポイント。
 単線なのでツイストしておけば形状を維持することが出来る。
 おかげで明るくしたいところを自在に変更できるわけだ。
 非常に明るいので峠では周囲も明るくなる。


 下から眺めるとこんな様子だ。


 前照灯はひとつじゃ光量が不足するのでもう一つ追加した。
 同じGENTOSドミネーター105Fだけど。
 ハブに取り付けて地面を遠くまで明るくすることに成功。


 ちなみにヘルメットにも普段使いのライトを固定。
 頭の向きに合わせて照射できるので便利だ。
 
<自走往路編>
 ところでカフェ・サコッシュへは一度も訪れたことがない。
 まぁそこは文明の利器GPSでなんとかなるでしょ。
 自宅からサコッシュまでおよそ25km。
 一時間ちょっとでつくと思っていました。
 皇居を超えて新宿へ抜けるルートは意外と混んでいるのね。
 脚をあまり使ってしまうと本番に差し障りがあるのでここはゆっくり向かいます。
 結局スタート地点のカフェには20:40と出発の20分前に到着。
 お店のマスターに出迎えられて入店。
 予め連絡していましたが有難い限りです。
 出発前に軽く食事は済ませてあるのでエスプレッソを注文。
 うーん、久しぶりに外で飲むコーヒーはうまいな。
 初めて会うお店の方々とおしゃべりをして出発の用意。


 お店から差し入れにと「ハニースティンガー」を頂く。
 21:00に出発を予定していたのですが、雑談が続いて21:05にスタートすることに。

<走行編>
 お店とお客さんにカウントダウンされてお店を出発。
 ちなみにワタクシはこのルートで走行を予定していました。

これは前半


こちらは後半

チェックポイントは次のようになっている。
1、浜野駅東口前
2、月の砂漠記念像前
3、鴨川シーワールド前
4、野島崎灯台下
5、洲崎灯台下
6、館山駅西口
7、マザー牧場入口
8、富津岬先端
9、千葉ポートタワー前

 往路復路共にサコッシュー千葉間がコース自由設定となっているのでここがそれぞれの工夫どころかも。
 ワタクシは14号線から江戸川をまたぐ行徳橋を超え357号線を利用するルートを採用します。
 だって地元だもん。
 ちなみにこのマップをgarminにインストールしてもそのとおりには案内されませんのでご注意を。
 目標時間は18時間として時刻表を組んでいます。

 皇居を抜け14号線で両国から篠崎まではいつものジテツウコース。
 信号機や障害の出現パターンは目をつぶっていてもわかるのでガンガン進む。
 最初の25km地点には22:05とダイヤから5分遅れで到着。

<C.P.浜野駅 56.2km地点まで>
 357号線は車道を突き進む。
 14号線よりも信号機の数が少ないのでこちらのルートを採用。
 第一のチェックポイントJR浜野駅には2時間29分で到着。
 これでも時刻表から9分遅れ。

 おかしいなぁ 普段なら9分リード出来るはずなのに。
 この時にこの状況が何を意味するかよく考えておけばよかったのだ。
 とにかくこの写真でツイートしてみる。
 手袋を外してガラケーを操作して片付けるというのが思いの外時間がかかる。
 携帯電話や財布は背中のポケットにジップロックへ封入して入れてあるので余計に時間がかかる。
 それにしても昔の浜野の駅とはずいぶんと様子が変わっていることにビックリだ。
 丁度下りの電車が到着したらしく大勢の乗客が駅から吐き出される。
 なのに一人ピタピタサイクルジャージのワタクシが駅前で携帯電話をいじっているのはやはり異様な光景のようで皆見ていく。
 
<茂原のコンビニ>
 ここからは 夏休みの遠足(ロングウッドステーション、竹岡式ラーメン、赤山地下壕)にも登場するロングウッドステーションの脇を抜けていきます。
 このあたりは茂原街道の峠になっています。
 東京湾側からだとダラダラ坂を登る感じで峠を過ぎると一気に下ります。
 このあたりは凍結するから注意するようにとマスターからも聞いていた。
 確かに寒い。峠を超えて気温が一度下がった感じだ。
 路面に注意しながら下って行くとペダルを回さないので余計に冷えます。
 予定では75km地点のセブンイレブン長柄国府里店で補給することになっていたのですが時刻表からの遅れとドリンクの残量がまだあったので停車せずに次まで走ることにしました。
 実はこれがすべてを狂わせる最初の一歩だったのです。

 深夜ひっそりとした茂原の中心街を抜けながらペダリングを続ける。
 スタートからすでに3時間近くが過ぎているのでボトルのドリンクもそろそろ空になる。
 真冬とはいえ汗はかくので水分補給をしないとダメなのだ。
 ボトルには「こってりポカリ」を用意してきた。
 900mlの水に1リットル分の粉ポカリを溶かしたものである。
 冬場はこれが結構好きだったりする。
 下りから平坦路に変わりボトルに口をつけて飲もうとする。
 何も出てこない。
 そんなはずはない。まだ入っているのになぜだ?
 タイミングよく信号機で停車したのでもう一度ボトルを力強く握って飲もうとしても出てこない。
 「おかすぃなぁ」
 しばらく走ったらコンビニがあったのでそこで停車。
 ボトルのフタを外してひっくり返してみると白い塊が落ちてきた。
 「・・・・?!」
 凍っている?
 どうやらあまりの寒さでボトルの中でポカリが凍ってしまったようだ。
 ポカリって水よりもF.P.低いのに凍るの?
 というか今そんなに寒いのか?
 コンビニ停車しているクルマを見るとみな天面が白い。
 なるほどね。
 温度計がないからわからないけれども相当に寒いわけだ。
 ポカリを購入して継ぎ足す。 
 余ったポカリを飲んでみたらホットポカリかと思うくらい温い。
 
<C.P.月の沙漠記念像 114km地点まで>
 ここら辺りから速度が鈍くなってくる。
 予定していた106km地点のすき家に飛び込む。
 ここは極楽か?と思えるほど温かい。
 店内にはデキあがったと思われる夫婦がダミ声で話している。
 駐車場にはクルマが一台あるがその夫婦のだろう。
 飲んだからなにか食べたくなって来たのだろうけれどもさ。
 飲酒運転のクルマにはねられるのだけはカンベンな。
 
 空腹なはずなのに食欲がわかない。
 店員は二人いるが一人はケータイポチポチ、もう一人は冷蔵庫にもたれて寝ている。
 ドンキなレイヤーの夫婦と店員かと思うとメニューから選ぶ気が失せる。 
 で、決めたのはミニ牛丼。この時点ですでに食べたくない症状がで始めていた。
 食べるには食べたが店を出るのが嫌になる。
 もちろん外に出てみたら寒い。
 この時点で5時間弱。ちょっと店に長居しすぎたな。


 そこからすぐのところにチェックポイント月の砂漠記念像がある。
 しかし記念像は闇の中。
 それじゃ写真取れないので記念館で撮影。

 自転車のライトを照らしてやっとである。

 時刻表から30分ほどの遅れが出ている。
 もっとペースを上げないとダメなんだけれども、
 向かい風+身体が動かない
 で、それがかなわなんだ。

 寒い。身体が動かないのは燃料補給がまだたりないのか?風の強いところで携行食を口にするのもなんなので近くの公衆トイレで風をしのぎながら補給する。それも十分変だけれども。
 寒い・・
 そう口ずさんでしまう状況には違いない。
 そのとき自分の自転車を見るとツール缶が目に入った。
 「そーいえばウインドブレーカーパンツ持ってきていたんだっけ」
 この寒い状況が予想されたので念のため持ってきたウインドブレーカーパンツが役に立つ時が来たのだ。
 オレってすばらしい!
 そう思いながらパンツを履くと
 「超ヌクヌクじゃん」
 と思わず口に出てしまった。

<C.P.鴨川シーワールド 142km地点まで>
 外房の海沿いを南下する。
 基本弱い向かい風で時々強く吹きこむ。
 平坦路ではないが速度がイマイチ伸びない。
 C.P.鴨川シーワールドへはスタートから7時間後に到着。
 
 風を避けるところがないので写真撮ったらツイートしてこの先にある道の駅鴨川オーシャンパーク」へ向かう。
 道の駅には休憩室があったのでラッキー!と思い扉を開けようとするが押しても引いても開けられない。
 別の扉を動かしたら開いた。焦ったぞ。
 「やっぱりハンガーノック気味なのかなぁ?」とペースが上がらない自分を疑う。
 カロリーメイト(下位コンパチ)を無理やり食べてみるがちっとも美味しくない。
 お腹に挟んでいた新聞紙がビショビショだったのでゴミ箱にポイ。
 ウインドブレーカーが効いているせいかつま先まで寒くないのが何よりの救い。
 この時点で時刻表に沿った運行を諦める。


<C.P.野島崎灯台 180km地点まで>
 房総フラワーラインが果てしなく続くかのように感じる。
 風は完全に南西から吹き込むカタチとなりおもいっきり向かい風になる。
 時折強く吹くので車速がヒトケタまで落ち込む。
 ペダルを踏む脚に力がまったく入らない。
 というのもこの頃から膝が痛み始めてきたのだ。
 いままで500km/24時間とか自転車を漕いできたことがあるが膝が痛くなるというのは初めてだ。
 実はあとで分かったことだがサドルの高さがちょっと低かったからである。

 ようやく太陽が登ってきて周囲が明るくなった事に気がついたのは出発から9時間半も経過して到着した野島崎灯台である。

 いままで何度も訪れているがこんなに苦しい(というか足が回らないだけなんだけれども)思いをしてきたのは初めてだ。
 このあたりは山側を走る房総フラワーラインと海側を走る国道410号線が存在する。
 当たり前だが風が強く吹き付けるのは海側の国道410号線である。
 ただし信号機が殆ど無いというだけのメリットはあるが。

<C.P.洲崎灯台 197km地点まで>
 野島崎灯台まで十分に空腹だったのでいつも利用する白浜滝口セブンイレブンに立ち寄るべく山側ルートを走る。
 ようやくメシを食うぞ!という感覚になれたので嬉しい。
 ヘロヘロになりながら件のコンビニに到着するが。

 あれ?コンビニが解体中だぞ?!?!?!?

 そう、なんとアテにしていたコンビニが潰れてしまっていたのである。
 およよ。いまから野島埼灯台より更に向こうまで戻る気にはなれん。
 さりとて進行方向にあるコンビニは20kmくらい先だ。
 
 ボトルには本当にわずかのドリンクとステムバッグにカロリーメイト(下位コンパチ)が一本あるだけだ。
 とにかくこのままでは行き倒れになってしまうので自販機のあるところまではなんとか走ってみることにする。
 走って10分ほどで今は閉店中の店頭にある自販機で緊急ストップ。
 まずはホットレモネードを購入して身体を温める。
 それと一緒に最後のカロリーメイト(下位コンパチ)を食べる。
 まったくもってして空腹感が消えることがない。 
 はぁ・・ 作戦は大失敗だな〜と思っていたところで天の啓示があった。
 「お主にはまだもう一つの食料がある。出発するときにどうしたのだ?」
 そう、マスターから頂いたハニースティンガーがバックポケットにあったのだ。

 解説を読んでみるとハチミツの補助栄養食らしい。
 封を切って舐めてみるとまんまハチミツである。
 結構濃厚なお味でゆっくりと味わうように食べると頭が楽になってきた。
 空腹感や膝の痛みはあるけれどもなんとか走れそうだ。

 北西からの風なので丁度向かい風になるこの区間。
 そのような状況で海沿いを走るのは難儀するが洲崎灯台に到着。


<C.P.館山駅西口 208km地点まで>
 洲崎灯台からは追い風区間となり館山駅までスムーズそのもの。
 ただし海水浴場があるので路面には砂が路面上にのっています。
 館山駅西口には11時間13分で到着。千葉の海岸沿い走るだけで200kmに11時間もかかるのかいな。

 館山の街まで来ればご飯にもありつけます。
 しかし館山駅周囲には早朝からやっているお店はあまりありませんのでちょっと外れたとこにあるすき家で朝食となりました。ちなみにマクドナルドとガストもあります。

<C.P.マザー牧場 254kmまで>
 朝ごはんも食べたので満腹。
 足の調子がイマイチだがそれでも平地であれば30km/h以上で巡航できる。
 しかし内房は外房と違ってアップダウンがあるのでなかなか速度が出ませんがね。
 館山駅からマザー牧場までは約50km。
 ひとっ走りの距離だ。
 マザー牧場は鹿野山という山を登ったところにあります。
 県道93号線も163号線も中盤まではダラダラと登る坂道だったりします。
 ところがそれを過ぎると急にキツイ坂になります。
 あれれ・・・
 なんだよこの峠みたいな坂道は。
 斜度としては9%位の坂道が突然現れるのでびっくりします。
 ここは必殺の「マルマルモリモリ」を歌いながらダンシングで駆け上がります。
 いえウソです。ヘロヘロになってあがりました。
 このロードバイクを購入して初めて一番軽いギアを使いましたよ。

 マザー牧場入口に到着したのはスタートから13時間53分が経過した頃だ。
 あとは山の上から降りるだけなのだがこれが大変。
 下りなのに自転車の速度がまったく上がらない。
 はて?
 どうも向かい風が強いようである。

<C.P.富津岬先端 276km地点>
 漕がないとおりれない山から降りて富津岬を目指す。
 この辺から意識が朦朧とし始める。なんせ眠いのだ。
 なので道路状況などはほとんど思い出せないがひとつ注意しなければならないのは海岸の砂が道路上に堆積している場所がある・・・
 ということである。
 自転車でそんな砂の塊に飛び込んだら落車するに決まっています。
 なので走行される方は要注意。
 夜間は特にね。

 そういえばチェックポイントに到着するたびにローディーを見かける。
 「もしやあなたもサコライド中ですか??」
 と聞きたくなるくらい辺鄙なところにいる。
 
 で、富津岬に到着。

 途中のコンビニで購入しておいたおにぎりをかじってみる。
 食べられるかと思ったが胃が固形物を受け付けなくなっているのでダメだ。

 こりは困った。
 仕方が無いので近くのコンビニでついにレッドブルを入手。
 飲むと確かに元気に走れるようになる。
 しかし馬力は出るもののトルクが出ないのが悲しい。
 やっぱりちゃんとしたものを食べないとダメだな。
 車速も30km/hまでのるのにちょっとした拍子ですぐ落ちてしまう。

<C.P.千葉ポートタワー 330kmまで>
 富津岬からは湾岸沿いに国道16号線を千葉方面に向かうだけ。。。
 のはずなんだけれどもここで眠気が最高潮に。
 そりゃ寝ずに走っていますから仕方が無いことです。
 丁度信号待ちで停車したときに反対側に公園が見えました。
 「あそこで一寝入りしよう」
 と決心。
 公園はほとんど手入れされていない様子。
 ベンチで昼寝しようにもベンチそのものが腐ってカタチをわずかに保っているというほどだ。
 しかし眠気最高潮の状態ではそんなこと言っていられない。
 できるだけ日差しの当たる温かそうなベンチを選んで横になる。
 木製ベンチの座面はまさに土に帰ろうというという勢いでボロボロだ。
 少々背中が痛いけれども文句は言えまい。
 どういうわけだかションベン臭さのあるベンチだと思った途端に入眠。

 どのくらい寝たのだろうか?
 日差しもそんなに大きく変化していないから長時間寝ていたわけではなさそうだ。
 これは後の事だがGarminのログが飛んでしまっているので寝ていた時間がちょっとわからない。
 昼寝をしたのでだいぶスッキリした。

 あとは16号線を走るだけなので追い抜いていくクルマの巻きあげる風を利用しながら巡航していく。
 ただし16号線の路肩付近はデコボコしていてロードバイクにはちと難儀するくらいに酷い。
 昼間ならともかく夜間はちょっと危ないので轍の上を走ることをおすすめする。

 トラックに追いぬかれては追いつくことをしながら巡航速度30km/hをなんとか維持しつつ千葉ポートタワーに到着。

 タワーの足元には屋台があるのでそこでうどんを購入。


 400円のうどんの割には量は本当に僅か。
 でも温かいしおかしくなった胃袋には丁度よい。

<C.P. カフェ・サコッシュ 380kmまで>
 ポートタワーからは第二湾岸を使ってららぽーとまで抜けてみる。
 国道357号線をかっ飛ばせるほどのトルクはもう無いためである。
 ちなみに第二湾岸のほうが自転車は走らせやすい。
 途中で近所のECUのタロー輪業さんと遭遇。
 5名ほどで列車を組んでグングン速度を上げていくのには流石に信号機一つ分しか追従できない。
 なんでも市原の方までまわってきたそうな。

 自宅近くのコンビニで最終ストップ。
 肉まんとピザまんがおいしい。今頃食欲回復するなよ。
 目前の江戸川を超えれば東京都。
 ケータイでその事をツイートし出発。

 さすがにいつものジテツウコースなので速度が上がる。
 肉まんとピザまんも効いたかな。
 350km以上走っているのに40km/hまで伸びるのにはビックリだよ。
 行徳橋から水門を超えて都内へ。
 車道は自転車通行禁止の新小松川橋は左側の歩道で突破。
 皇居までは目をつぶってもたどり着きます。

 甲州街道に乗って新宿駅を通過。
 首都高4号線の下を走ってそこからはGPSナビとにらめっこです。
 サコッシュまでの細かい道をしらなんだ。

 細い道に入って
「あ、ここを右ね。そしてこの細い道を登って・・・あり?!」
 なんとゴールまであと数分の場所でGPSがダウンしてしまいました。
 GPSが起動してはシャットダウン。これを繰り返す。
 ふむ。これは電池切れかもしれなんぞ。
 予備電源の電池を入れ替えたら無事に再起動して読み込みを始めた。
 しかし帰りの道をロードするのにやっぱり10分位かかる。
 もうそこはゴールなのになんでだよ!
 それでも地図を読み込まなければゴールに辿りつけない。
 街灯の下で待つこと10分。ようやく地図を読み終えて再スタート。
 といったって数分もしないでカフェサコッシュにゴール。
 なんだったんだあれは?

 マスターとお客さんが迎えてくれました。
 ありがとーございます。
 タイムは20時間57分と当初の目標18時間から大幅に遅れてのゴールです。


 そして制限時間の24時間を切ったのでご褒美のスペシャルベリーオレをいただきました。
 う、うますぎる。
 ベリーオレって初めての経験なんですがおいしいですね。

 そういえば今日はマトモな食事をしていなかったを思い出したのでサコッシュカレーも注文する。
 胃がびっくりするとよくないのでゆっくりと食べる。
 こちらも
 「あぁおいしい」

 思い返してみればこの日は松屋の牛丼とか補助栄養食品とかコンビニ食といったケミカルなものばかり。
 そこへサコッシュ特製のカレーがどれほど染み入ったことか。
 1時間くらいかけてゆっくりと味わいおしゃべりをして帰路につきます。

 しかしそこからが大変だ。
 下北沢から原木中山までは25km。
 普段ならなんでもないがろくに寝ていないのでスピードが出せない。
 しかも膝の痛みが最高潮なのでシッティングすると痛むこと甚だしい。
 なんだかんだで1時間半くらいかけて帰宅。
 風呂わかして道具を片付ける。
 そして風呂に入ったらいきなり寝落ちする。
 イカンイカンとさっさと風呂を上がり缶ビールを1/3空けたところで眠気に負けて就寝。


<反省会>
 今回のサコライド房総380は競技距離380km+自走距離50kmということで合わせて430kmとなる。決して長すぎるとは思わないのだがタイム的には振るわなかった。

 その原因としては補給と膝痛の二点。
 補給に関しては計画通り行うつもりでしたが極寒期のため想像よりも早く燃料切れを起こしてしまったことに対し、柔軟に対応出来なかったことだ。
 膝痛はサドルが低すぎただけなので、修正すれば改善できる。

 今回の経験から光と影は次のように現れた。

−明るいこと−
(1)ウインドブレーカーパンツが超役に立った。深夜早朝はなかったら凍死していたよ。
(2)追加導入したGENTOS ドミネーターは闇夜も安心して下れるほどの光量。
(3)100円ショップのDCDCコンバーターは単三電池2本でGarmin Edge 705を12時間はバックアップできるのは嬉しい。
(4)スネと太ももにミラーマットを挟んだがこれが保温性能抜群。ただし蒸れるけれど。

−暗いこと−
(1)固形物が食べられなくなるような体調管理。
(2)ちゃんとしたアイウェアがないので紫外線で目が焼ける。
(3)自転車のポジション出しがまだできていないこと。
(4)カフェ・サコッシュ周辺の道を理解していないこと。


 まだまだ色々とあったようなきがするけれども終わってしまうと忘れてしまう。
 やっぱりまだまだ東京−大阪間を24時間以内に走り切る「キャノンボール」に挑戦する程の実力が備わっていないことを痛感しました。
 もう少し練習してから挑戦してみたいものです。
 サコライドは毎月あるようなのでタイミングが合えばまた走ってみたい。

 

  
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