箱根登山とペアドライビング




 最近は自転車を中心に活動している。
 というのも自転車は自動車に比べて場所もお金もかからないからに他ならない。
 特にエンジンのチューニング、つまり人間の性能向上は本人の努力次第なのでライバルに追いつくことは可能だ。
 しかし追いつかれる心配もあるわけではあるが。

 さて、週末はカミさんの実家に移動する。
 飲食は限りなくタダで旨いからである。
 というのは事実なんだけれども真の目的は自転車を走らせることである。
 
 そんなわけでクルマに自転車を積みこんで小田原に行ってみた。
 小田原の城下町から芦ノ湖まで約20km。
 箱根駅伝の最終区とほぼ同じ距離、ルート。
 そこを自転車でどのくらいで走れるか試してみた。

 が、その前に。
 ワタクシも自転車にコンピューターを積んでいる。
 Garmin社Edge 705というモデルである。
 データロガーという類のものである。
 これを使うと様々なことが見えてくる。


 グラフは上から速度(km/h)、心拍数(bpm)、ケイデンス(rpm)
 ほかにも様々な情報を表示することができるし、
 google map上にも軌跡を描くことが出来る。
 まぁそんなオモシロイオモチャを持っていたりするんで自転車を走らせるのが楽しかったりするんですよ。

 さてワタクシの場合、小田原城下から芦ノ湖まで自転車で1時間23分30秒。
 参考までに箱根駅伝で「山の神」と呼ばれた 今井正人選手は1時間18分5秒。
 つまりワタクシは自転車に乗りながらも駅伝ランナーに負けたということである。
 たしかにフツーに流して走っていたので気合はまったく足りなかったが、
 それでも人間の足で走る方に負けたというのはちょっとした衝撃だ。

 自転車もまだまだ精進しなければ当分の間、勝てそうもない。



 さてそんなことを前日に楽しんで翌日曜日は神奈川県平塚市にある平塚青果市場で開催される「レジスタンスジムカーナ練習会」に参加してきた。

 いつものジムカーナ練習会に他ならない。

 ただし今回はいつもとチト違うやり方を試みる。

 というのも  「ペアドライビング」
 ということを試してみたい。
 元ネタはペアプログラミングであることはいわずもがな。
 ペアプログラミングとは1台の端末を使ってプログラミングとコーチングというイチャモン(またはラーニング)をしながら開発を進めていくものである。
 ペアプログラミングの詳細についてはwikipediaにある「ペアプログラミング」を参照していただきたい。

 そのやり方が正しいとか効率的でないとかいう議論はちょっとあっちにおいておいて、
 少なくともクルマ、ジムカーナにおいては一台の車をまったく別の人が運転すればおのずとタイムも違ってくる。
 上手な点は学び、上回る点については教える。
 これで相互にドライビング技術が向上すればハッピーじゃないかというわけである。

 今回、ワタクシのペアとなる方は最近アルトワークスを買ったばかりの浜坊氏にお願いします。
 ジムカーナではワタクシよりも上手の浜坊氏。
 実力的にも近いものがあるので割と差が詰めやすいのではないかと推測していた。



 左が浜坊氏のアルトワークス、右がワタクシのポンコツアルト。
 普通の人がみたらどちらも充分にポンコツな軽自動車だな。


 久々に浜坊氏と会ったわけなのだが最近はちっとも走っていないのだという。
 車内を覗いてみるとドアの内張りがなくなっていたりとストリップダウンされている気合の入り方をいたく感心していたのだが、
 それはドアを引っ張ったら取れてしまっただけらしい。
 そしてアルトワークスは仕事帰りにジムへ寄るためにしか使っていないらしい。
 
 そんなことをいうとワタクシだってポンコツアルトを平塚に来るためにしか走らせていないのだから年間走行距離はさっぱり伸びないわけである。



 浜坊氏とのペアドライビングについては次の手法でお互いを評価してみようかと用意してみた。

 ・ビデオカメラ
 ・Garmin Edge705
 ・タイム

この三点で評価したい。

 で、二人が走る姿をビデオカメラに撮影するために手持ちのDVカムコーダーを持ち込んだのですよ。
 もちろん充電もきちんとしてね。
 15年前のビデオカメラだから周囲の持つビデオカメラより数倍デカイこと。
 みんな「これはなんなんですか?」と尋ねられる始末。
 
 で、早速走る姿をビデオに撮影しようとしたところ
 「電池がありません」
 と表示されるではないですか。

 そりゃ15年も昔に製造されたビデオカメラと充電池です。
 もういい加減にお迎えが来てもおかしくありません。

 ということでいきなりビデオ撮影から出鼻をくじかれた。



 つぎにGarmin Edge 705を用いた解析である。
 クルマのダッシュボードにGarmin Edge 705を固定して測定すればいいんです。
 先の自転車で測定したように記録と表示ができる筈でした。

 ところが。
 記録されたデータを見てみると・・・



 ものすごーくフィルタリングされていてちっとも分かりません。
 これじゃなんにもわからないですよね。
 いかんなぁ。
 やっぱりGarmin Edge 705は自転車用であって、自動車には向かないないのかもしれない。
 そもそも事前にチェックしておけよなぁ。



 で、仕方が無いのでタイムの比較。

AM
浜坊氏 (43.543) (42.368) (44.040)  47.016  46.372  46.971
酔猫庵 46.767  M.C.  44.656  M.C.  43.640  44.295

PM
浜坊氏 M.C.  37.908  37.409  (37.080) (35.712) (35.168)
酔猫庵 38.200 36.247  35.440  36.888  36.859  36.368
 
 浜坊氏のカッコ内タイムはアルトワークスで走行した時のもの。

 午前も午後も浜坊氏よりもワタクシの方が1,2秒早い結果となりました。
 この理由というのが浜坊氏本人から告白されています。

 「やっぱり雨の中ではインチキ走りは通用しませんよね」

 インチキ走りとはLSDなどが入った完成車の走り方のことを差します。
 テクニック的にはLSDを効かせてアクセリングできればインベタでもそこそこ走れてしまうというやつです。
 アルトの場合、LSDが入っていません。
 オープンデフだからライン取りは教科書通りです。雨の中ならね。
 ドライコンディションですとちょっとズルしたサスペンションのお陰でLSD走りをしてもそこそこ前に出る。
 それが浜坊氏がワタクシより速い理由の一つとなるのかもしれません。


 もう一つ。
 今回気がついたのですが、ワタクシがサイドターンをするときに無意識にクラッチペダルを踏んでいるんですね。
 ベタッと踏むのではなく、半クラッチにしていました。
 確かにこうすれば内輪の空転を抑えられるので有効な手法の一つだと考えます。
 でも、いつのまにこんなことをしていた・・・ その事に気がついたことが驚きだったりします。

  

 それにしても二人共タイムが全然安定していないですね。
 これでは評価以前にもうちょっと練習しろよと言われてしまいます。

 ちなみにワタクシも浜坊氏もかなりジムカーナをやってきましたが、
 ここ数年はたるみきったと言っても間違いないくらい練習走行をしていません。

 そういえば浜坊氏は夏は波乗り冬はスキー三昧ですし、
 ワタクシも通年自転車やっていますからそんなものかもしれません。


 しかるに。  今回のペアドライビングでわかったことは

   「日頃から練習を欠かさないと腕が落ちる」

 ということがよーくわかりました。

 日頃とはいいませんが年に5,6回は走行会などで腕が落ちないようにしないとナマってしまうということです。

これはチーム・レジスタンスの中西様が撮影してくださいました。


青いカプチーノでおなじみのM岡先生に撮影頂きました。
速い人は撮影もうまいです。

 周囲のクルマその1
 痛車

 姿形は痛車だが腕前はなまなかではない。


 内部にはパソコンが搭載されており、20インチの液晶画面が助手席を占有する。
 どうやって助手席にすわるのだろうか?


 周囲のクルマその2
 全日本のドライバーも参加していた。

 スーパーカーのような高性能のマシンである、
 やっぱりプロが作ったクルマはワタクシのような素人が作ったクルマとは挙動がまるで違います。
 比べるなって。

 となりのおウチ
 平塚青果市場は富士スピードウェイのように「来年は使えなくなるかもしれない」という万年都市伝説みたいなものがあった。
 理由としては近隣に民家が建ち並んだからである。
 工場地帯なのにそりゃねーよとも思う。
 余談だが平塚にある日産車体が撤退する理由の一つとして近所に高層マンションが建設されたからだという。
 なんでもマンションの高層階から試作車が丸見えだからだという噂だ。
 平塚市としてはマンション建設は住民が増えるからいいけれども、
 日産車体の撤退は税収を大きく減らす要因になるので痛いところだろう。

 で、その市場の隣にあったボーリング場が閉店し、
 どーなるのか?
 を気を揉んでいたらなんと更地になってしまった。
 その後、マンションが建設されるからもうジムカーナはできない・・ 
 とか、
 いや更地のままだというウワサが交錯した。

 で、久々にジムカーナに行ってみるとなんと工事が始まっていた。
 およよ!
 恐る恐る何が建設されるのかと見に行ってみたら・・・

 「てって〜〜〜てって」

 そう。公明党を母体とするアレの神殿ができるんだな。
 マジかよ。
 でも住宅じゃないからジムカーナには影響はないでしょうよ。
 きっと防音設備もしているでしょうし。
 これで来年以降も安泰。



  
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