4輪も2輪も制覇?! TokyoBayエンデューロへの参加



 最近は自動車で遊ぶよりも自転車で遊ぶ方が楽しいと思えるようになってきた。
 キッカケは9月の船橋オートレース場で開催されたママチャリ4時間耐久レースである。

 毎日自転車通勤をしているからそれなりに脚力もついてきたもんで、
 レースを楽しめる位のレベルになってきたのだと思う。
 そこで以前にも参加のお誘いを貰っていた東京エンデューロに参加してみることにしたのである。


 今回参加したのはTokyoBayエンデューロ。
 午前中2時間の耐久レース、午後は4時間の耐久レースという構成です。
 ワタクシが監督を務める「チーム藤崎自動車」は2時間、4時間の両方に参加するという合わせて6時間耐久レースにエントリーしました。

 今回のメンバーは全部で四人。
 ・毎度おなじみのツチヤ氏
 ・ふぐ料理屋魚昇のお客さんでもある前田氏
 ・前田氏の彼女でもある本間女史
 ・ワタクシ
 であります。


 ツチヤ氏は写真の右側、赤いランドナーに乗ります。
 あれモールトンじゃないんですか? というのは聞かないでほしいとのことです。
 ワタクシはかれこれ1.2万キロを走破した左のクロスバイク「ミヤタ君」です。
 通勤時とまったく変わらないそのままの姿でサーキットに登場です。


 前田氏と本間女史はコルナゴとビアンキです。
 これが普通のレース車両という姿でしょう。
 ちなみにこの二人、我々(ワタクシとツチヤさん)からすればものすごいアスリートであります。
 フルマラソンを軽くこなし、先日もレース直近のトレーニングと称して100kmバイク、2kmスイムを連続でこなすスーパーサイヤ人みたいな体力の持ち主です。


 さて、舞台は2010年に開業した袖ヶ浦フォレストレースウェイです。

 以前、造成中のときにコッソリ見に来たことはありましたが、
 営業してから訪れるのは始めてです。
 写真は計測地点の様子です。
 朝一で来たのでまだコースには誰もいません。
 右に見える車両はこのサーキットのペースカーです。
 見たことないクルマだと思うでしょう。
 NATS(自動車整備学校)のカスタムカーでして、ベースはロードスターで、アメ車風になっています。
 千葉県ならではでオモシロイ演出です。


 ピットロードは広くないけれどもよく出来ています。
 なにはともあれ屋根のあるピットというのはありがたいものです。



 ピットウォークをしてみましょう。
 自転車レースは自動車レースとはまた違った趣があって新鮮です。
 この写真はピットの裏側の様子です。


 大きな自転車のレースなので出店もあります。
 こちらはウェアなどを取り扱うお店です。
 御徒町などの自転車ショップでは取り扱わないウェアがいくつかあり思わず購入してしまうところでした。 
 ワタクシは自転車通勤がメインなのでハデなウェアは避けたいんですよね。
 そこで最近は気軽に合わせられるウェアが少しずつ登場していました。


 フードコーナーも充実しています。
 こういうのは自動車レースにはなかなかみられない演出なので嬉しいです。
 
 ところでこういうホスピタリティがあるのはいいのですが、
 テントを持ち込んだり、カセットコンロの使用は禁止なんですよね。
 FISCOのママチャリはOKだったのに。
 サーキットのルールだからしかたないのだけれども、
 参加者のなかにはテントを張ったりコンロでお湯を沸かしているチームを見かけました。


 このサーキット、新設なのでキレイなのはいいのです。
 しかしトイレの数が足りません。
 男性用の小はなんと4つしかありません。
 なのでこのように男性のトイレ待ち渋滞が発生します。
 サーキットなのにトイレで列をつくるとは始めてだなや。


 参加者のなかには子供も混じっていました。
 ワタクシは大人と混じってスポーツに参加するというのはいいことだと思っています。
 それは世の中にはルールがあって、そのなかでベストを尽くすという事を肌で感じることができるからです。
 そりゃ大人と混じったら速度差が大きいから危ないでしょう。でも、危ないというのを身体で覚えないとダメなんですよ。
 自分で気がついた子供は自身のポジションをわきまえて走行します。
 それが出来ればどこの世界でもやっていけますから。
 ところがどっこい、その子供たちといってもナメてはいけません。
 ツチヤさんはそれこそ「アッサリ」と追いぬかれたと言っていました。


 とはいえ大人げないとは言わないけれども、レースはレースです。
 ローラー回す人も多いですが、ローラーから落ちるヒトも結構いました。
 ワタクシはウォームアップさえきちんとできていればOKなヒトなのですが、ローラーは結構気になるアイテムです。
 ま、買いませんけれどもね。


 で、午前最初の走者はワタクシが手を上げました。
 一応みなさんには伺いましたが、手を挙げる人がいませんでしたからね。
 一番に走る狙いはまさに

 「この一年半、毎日36kmをジテツウした成果をみるため」
 
 に他ならない。
 超がつく高級ロードバイクにレースウェアをまとった人たちに対して、
 クロスバイクで上下ユニクロウェアの通勤ニストがどこまでついていけるのか知りたかったのが本懐なのです。

 ロードバイクに対してクロスバイクは空力、ギアリング、転がり抵抗でハンデがあることは否めません。ユニクロウェアじゃ高速域では空気抵抗になります。
 しかしだ。ワタクシがトディでGT-Rに挑んだように
 「モビルスーツの性能の差が戦闘の優劣を決定づけるものではない。ジテツウをナメるなよ」
 と思わないでもなかったりする。

 というわけでスターティンググリッドは気合の前から2列目を確保。
 ローリングスタートで開始され2周目までは先頭集団にくっついて行きます。

 「な〜んだ結構余裕じゃん。もっとクソッ速いかと思ったけれどもね」
 
 と考える余裕もありました。
 でもこれがいけませんでした。
 カーブのキツイコーナーでアウトにはらんでしまうと、
 アウトから追い越しをかけてきた選手と接触。
 運悪く落車してしまいました。

 四輪でも転がったのに二輪でもまた転がるのかよ。
 しかも自転車で転ぶのコレで何回目だ?
 と考える余裕もありましたが実は大変なことに。

 いつまでもコースにいると撥ねられるのでコースの外に出ようとするのですが右足が痛くて歩けません。
 しかたないのでゴロゴロと転がって人間だけコースアウトしました。
 そばに倒れていた自転車を引きずりだしていると、
 追い抜いていく人たちが「大丈夫ですか?」と声をかけてくれる。
 うーん、ありがたい。手を振って大丈夫と声を出したいが、顔は痛みでしかめっ面だから悲しい。
 直ぐにオフィシャルがやってきたが、ここで

 「これで自走不能になるとレギュレーション上リタイヤになる」
 
 ということを思い出したので直ぐに走行しようとするがチェーンが外れていている。
 なんとかチェーンを直してオフィシャルに
 「大丈夫ですから・・」 
 と苦笑いして再出発。
 
 これで3分近くはタイムロスしたんじゃないかな。
 とにかくピットに戻って選手交代。
 椅子に座ろうとするものの地面に打ち付けた右ひさを曲げようとすると痛い。 
 なんとか足を伸ばせば座れたのですが、それにしても体中痛い。
 もう海老蔵状態だ。

 肩、掌、腰、膝が擦りむけているようで出血しているのに、衣類は破けていない。
 ワタクシにとっては高価なユニクロウェアが損傷していないのは助かった。
 自転車はレース続行できるだけのコンディションなので後は自分次第。

 自転車を試しに漕いでみると立ちこぎは出来ないし、力もあまり強くかけられそうもないが、レースは継続できそうな身体でよかったよ。


 午後のスタートの様子です。
 4時間レースには300チーム近い参加だそうです。


 青いウエアの方がオフィシャルです。
 多くのオフィシャルによって大会がスムーズに進行できるようになっています。

 ピットレーンでは追い越し禁止なのに禁じ手を使おうとするヒト。
 ピットレーンでは選手交代禁止なのにするヒト。
 ところかまわず横断するヒト。

 どうしてもルールを守れない(わかっていない)選手が多いのでしかたがありません。


 300チームもいるとコースは芋荒いになるのかと思っていましたが、
 そうでもありません。
 ゆっくり自分のペースで走りたいヒトにもガチに走りたいヒトにも丁度よいコースと人数でした。



 先頭集団の前にはオートバイが先導します。
 なのでオートバイがクラクションを鳴らすとまもなく先頭集団がくるので避けてくださいということになります。
 これはなかなか親切です。
 ちなみに午後は先頭集団に付いていく力が出ませんでした。

 ウチのチームは
 前田氏とワタクシが三周するのに12分30秒前後でした。
 平均周回速度にすると34km/hくらいになります。
 インラップとアウトラップがあるのですが、まぁまぁでしょう。

 本間女史とツチヤ氏は15分台でしたから平均周回速度は28km/hくらいになりそうです。

 ちなみにトップは平均周回速度が40km/hだそうです。
 ワタクシの自転車が河川敷を走るとメーター読みで38km/hが巡航速度ですから、彼らがいかに速いかよくわかります。

 ちなみにこの日の結果はというと

 午前 56/69位 ラップ24周 トップとの差は8ラップ 平均周回速度は29.4km/h
 午後 51/69位 ラップ50周 トップとの差は17ラップ 平均周回速度は30.0km/h
 
 でした。午前はワタクシの転倒が効いているのでしょう。
 午後もさしてペースが落ちることなく走りきれました。



 レース終了後はノンアルコールビールで乾杯です。
 ふぅ。

  
問題はここから。
曲げると激痛の右ひざ。
これでどうやって狭いアルトの運転席に収まって帰ればよいのだろうか?

レカロのバケットシートは思いのほか後ろに下がらないので自然と体育座り姿勢となる。
大きく膝が曲がると痛いのでそぉっとシートに滑るこませる。
とりあえず座ることが出来たしペダルも踏むことが出来た。
おぉ、コレで帰れるぞ!と喜び勇んでサーキット出口でブレーキを踏んだところ

「★■◯☆!?!?!  うぎゃあ〜」

どうも筋に無理な力がかかったらしくあまりの激痛に車内でもんどり打つ。
目の前には停車しているクルマが迫っていたのですがブレーキペダルは踏めない。
つか、痛くてそれどころじゃない。
エイっ! サイドブレーキをひいて何とか停車。アブねぇ危うくカマ掘るところだったよ。

はぁはぁ言いながらもそぉっとアクセルペダルを踏み込んでみたら何とかクルマを進ませることができた。
高速道路にはなんとか乗ったものの右足がつってしまい、

「もうこれ以上アクセルペダルは踏めない」

となってしまったのよ。
仕方がない。禁断の左足でアクセル、ブレーキ、クラッチを操作するという赤城群馬も顔負けなドライビングで奇跡的に帰宅出来た。

はぁ・・ 疲れた。



月曜日に病院に行ってみたところ

「レントゲンでは骨に異常は観られませんね。ただ靭帯が伸びていますよ。
 2ヶ月くらいしたらなんとかなるでしょう。」

とのこと。二ヶ月は自転車に乗れんのかな。
その間にオモシロイことでもやってみようかと思っている。




  
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