夜空ノムコウ



  「あれから僕たちは 何かを信じて来れたかな・・」
 とスガシカオも書いている。
 ふむ、我々もエンジンブローの一件から。いや、それ以前から信じるものなんて考えた事がない。もっとも信じるものなんてお金くらいしかなかったような気もするが。

 エンジンのカムカバーを外してみて「これはエンジンを載せ換えるかな?!」と考えていたのです。が、しかし、エンジン載せかえは手間もお金も場所も必要である。結構大変なんです。
 そこで勉強しましたとも。はたしてエンジンブローを起こしただけでエンジン丸ごと交換する必要があるのかと。
 バルブが曲がっただけなら、そのバルブを交換する。またはヘッドを載せ換えるということでエンジンはまた回るのではないかと期待したのです。

 そういうわけでエンジンのヘッドを外してみて、「バルブの曲がり具合をこの目で見てみよう」ということになり秋晴れの週末に露天ガレージでヘッドの取り外しをしました。

 よく晴れてとても気持ちのよい空である。
 青空ガレージは僕らの友である。

 エンジンのヘッドを外すには吸排気を外してタイミングベルトを取ればOK。
 コンピューター制御のキャブ車は様々な部品やホースが接続されるので外すだけでも一苦労。はたして元に戻るのか心配になる。


 タイミングベルトを外すにはクランクプーリーを外さなければならない。  しかしこのクランクプーリー通常はナットで外れないようにキツく締めてある。スピンナーでウンウンやってもビクともしない。

 そこで登場するのが単管パイプである。
 写真は1mものを2本連結できるジョイントもある。これをスピンナーにかけて延長すればどんなに固着したナットやボルトでも外れない事はない。


 1mの単管パイプでアッサリとクランクプーリーは外れた。
 クランクプーリーはナットで留められているのかと思ったらボルトであった。



 車なんてボルトとナットを外せば誰でも分解できるようなものである・・・ と文系のヒトは言うかもしれない。が、そのボルトやナットが回しても外れないから道具なり技術がいるわけです。写真のエキマニなんていい例です。
 サビで固着したナットは簡単には外れません。よく「ズル/ゴキ」とナメたり折れたりしてしまいます。もちろん556を吹きかけて外しましたが。
 それにしてもアルトは平成生まれの車なのにド鉄(鋳鉄)のエキマニがついています。クソ重いですね。
 トディはタコ足が標準でついていた事を考えると随分とお買い物車という雰囲気がします。


 ヘッドとシリンダがキャップボルトで留められていたのには少々面食らいましたが、なんとかヘッドの分離に成功です。


 気になる一番ピストンには吸気バルブがクラッシュした跡がありますね。
 ここまでクッキリと残ると天晴。


 ひん曲がったバルブを叩いて外してみました。
 8万キロのヘッドはこんなものでしょうか。思ったよりもキレイですね。

 その曲がったバルブはこんな風になっていました。
 これはエグイですね。ピストンの中心線にずれて曲がっています。
 しかもコッターピンを留めるあたりまで微妙に曲がっていたりします。
 これでは再使用は難しいですね。


 さて状況検分はできました。
 今後どうすればよいのでしょうか?
  (1)ヘッドASSYで交換する。
  (2)バルブだけを交換する。
 という二つの方法が考えられます。どちらもエンジン丸ごと交換よりは良さそうです。一番重要なのは金銭なので、安価な方法を探るべきでしょう。
(1)はヤフオクでも1万円ちょっとから中古のヘッドが出回っています。ですから同じものが見つかれば1万円+ショートパーツ代でなんとかできそうですね。
(2)はバルブの交換は自分で出来るのですが、バルブガイドがアヤシいのでバルブガイドを交換したいところです。しかしバルブガイドは焼きバメされているので内燃機関屋に頼まないと交換できません。その工賃が気になります。
 
 もちろんこれからいろいろと調べて最適な方法で治す事になります。
 思ったよりも安く治すことができそうなのでちょっとキモチも落ち着きました。
 ずっと夜が続くわけじゃないしね。
 「夜空の向こうには もう明日が待っている」
 


  
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