日曜大工
貸し倉庫代わりに利用している
幽霊の出るアパート
を11月一杯で出なければならなくなった。
大家とちょっと話したのだが、どうもあの建物を直すらしい。
ポイントは立て替えるのではなく、リフォームするというところ。
築30年はくだらないアパートをリフォームしてどうなるのかわからないが、さして大きな建物でもないのに改装しても入居するのか他人事ながら心配である。
幽霊が出る雰囲気なだけに敷地は土またはうっすらと砂利で、夏は草ぼうぼうの薮である。
建物だけではなく周囲の整備もしないといけないだろうから結構な金額だ。
道路整備のできない市川市の住宅街なので、いっそ駐車場にでもした方がいいんじゃないかと思うくらいである。
さて、そのアパートの荷物をどうするかな・・ と思いあぐねいていたが、こうする事にした。
衣類はカミさんの実家にお預け。クルマの部品や部材、ケミカルはコンテナボックスに入れて自宅保管。捨てられそうなものは処分。金目のものはヤフオク。
そんな感じで片付けようと方針をなんとか定めた。
そこで
アイリスオーヤマのハードBOX800
3個ほど購入してそれらに部材やら部品やらをなんとか収納してみた。
ところがひとつだけそれに収まらない。それはトランスミッションである。
これはデカイ上に形状が複雑。適当な入れ物がないので作ってみる事にした。
元ネタはこれである。
サンダーや高速切断機を使う際の消音ボックスである。これは近年稀にみる会心の作であったのだが、今回の引っ越しで処分の対象となっていた。
しかし、ここでこれを捨てないで再利用してみようかというところでミッションのケースにリサイクルすることにした。
まずは全てバラしてトランスミッションを使いながら現物合わせで材料をカットします。
板材の切り口をペンキで黒く塗ってオシマイ。手前側に窓があるのはご愛嬌でもなんでもなく、この箱を小型の消音ボックスとしても使えるようにするためにである。
場所のリソースも限られてくると知恵を絞らないとモノも作れない。
もちろんフタもつくりましたよ。これでミッションを箱に収めて家の裏にでも安心して置いておけます。
おまけ
ワタクシは作業時に軍手を使っている。五本編みのちょっと厚手の軍手である。
2本編みなどにくらべれば高価になってしまうのだが、その耐久性と熱に強いことから長く利用している。
ところが軍手は液モノを浸透させてしまうので、油まみれになると真っ黒になってどうにもならない。
そこで作業用にグラブを購入してみた。
近所のホームセンターで一双で500円ほど。入門用ということで一番安価なものを選択してみた。
洗う事もできるし、油が浸透することもない。若干蒸れるが、極度にグリップするのではなく、軍手に近いグリップ力からレンチを回すのにはちょうど良いかと思うのである。
しかし、これは手のひら側に耐熱性がないので溶接作業には使えない(そんなことに使うなって?)。ま、その時には皮手をつければいいだけですね。
まずまずの使い心地でよいです。あとは耐久性としてどのくらい保つか? が不明なことくらいでしょうか。
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