アライメント調整の結果
フロントストラットの調整がうまくいかず、なんと−3度ものキャンバー角を持って走っていたアルト。
これは流石に真っすぐ走らないし止まらない。
そこで今回はアルトのキャンバー角を調整します。
三連休の最終日、空は雨が降りそうなのでガレージ内で作業を開始します。
問題のストラットを外してみます。
スプリングが遊ぶので遊ばないようにインシュロックで固定できるように穴を開けます。
これがキャンバー角度を調整するための長穴。
長穴でもいいのですが、それではストラットを脱着するたびにキャンバー角度を調整しなければならないので、ワッシャーを溶接しておきます。
いろいろと細工したストラット。ベースはCRUX製なのでかなり高級。
なのにバネはよくわからない8kg/mm。これもちょっと細工しておきました。
ガレージの奥ではボール盤で加工したり、溶接したりしております。
キャンバー角度の測定はかなり原始的で、垂直に立てた定規とホイールの淵までの距離を測定して、電卓で角度を求めるだけです。
もともと−3度のキャンバー角度を左右-0.5度(±0.1)まで追い込みました。
そんなにネガティブキャンバーにはなっていません。
走ってみると・・ 「スゲぇーいい」の一言です。
前8kg/mmとCRUX、 後6kg/mm+4kg/mmとスズキスポーツのコンビネーション。
街乗りはデジタイヤを履いているのですが、ショックの納まりがとてもいいです。
トディよりもいいですよ。これは。
この写真は先日の練習会のもの。ドライバーは響氏。撮影はあべちゃん。
軽自動車とはいえ8kg/mmのフロントスプリングが圧縮された瞬間。
それでもリアがインリフトすることがありません。これはスペシャルスタビのおかげではないかと思います。FFなので後ろはネオバではなく1000円のタイヤで十分ですな。
先日の練習会で浜坊氏がGETしたマグチューンを取り付けてみました。
効果は? これまたスゲー効く・・ わけないです。
足回りの調整でスッキリしたので効く効かないはどうでもいいです。
あとはモーターアップを入れればOKですな。
調整の末、素晴らしい足となったアルト。
来月は我々の基準サーキットでもある成田モーターランドへ実走試験に行ければと思っとります。
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