あれが連邦の白いモビルスーツ 〜藤崎自動車新型アルトシェイクダウン〜

<修理からもどってきたアルト>
 水回りのトラブルにより近所のスズキディーラーに入庫していたのですが、無事に修理を終えてまいりました。
 当初は「ピットが混んでいるから一週間では修理出来ないかもしれない」という事を言われていたのであるが、4日間ほどで修理は終わった。さっさと追い出したい車なんだろうけれどもさ。

 トディのときもそうでしたが、ワタクシがディーラーに行くと、たった一人の受付のオネーちゃんが店内からお客様駐車場に飛び出てきた。

「今日は何の御用でしょうか?」

 これはまさにクレーマーまたは金にならない客を出来る限り店内に入れないための防衛線なのだろうか(笑)
 もちろん修理の車を取りにきたといえばそれ以上拒まれる事はありませんでしたが。男性の営業マンもお茶を持って来てくれるくらいだから「珍客」や「汚客」扱いではないのかもしれない。

 メカニックマンが登場して修理について説明してもらえた。

     冷却に圧力テストを行なったところ至る所から水漏れがありました。
   そういうわけでホース類などは全て交換しておきました。
   しかるに¥34800ちょーだいね。

 ほう。やっぱりそうですか。
 部品代が6割で残り4割が工賃というところ。
 ホース類は全て交換。サーモスタット、水温センサ、サーモスタットハウジングも交換したようです。  これで水温の異常は治ったかな。



<凱旋パーティ>
 今回の練習会にはかつて白い?シティに乗っていた「にしちゃん」が中部地区ジムカーナで優勝したので、その凱旋宴会が行なわれた。
 隼人先生をはじめ重鎮も参加しての宴は大変盛り上がり、あまり表立って口にできない本音も沢山出てきて、案外みんな想っている事は一緒なのね・・と変な感心をしてしまいました。

 平塚を22時過ぎに出て、千葉の自宅に戻ったのが0時前。
 風呂入って寝た瞬間に目覚ましが鳴りやがった・・ 何時だよ? 
 あ〜 もう3時じゃん。起きなきゃ・・
 そう、今回は練習会の前に会社へ荷物を持って行かなければならないので、出発が早いのです。それでも睡眠時間が3時間弱はツライです。


<浅(朝)漬け整備>
 平塚青果市場に到着してまずは整備。

 リアのブレーキシューと吸気エアフィルタの交換がメイン。
 浜坊氏に手配頂いた交換品を取り付けます。
 ジムカーナの会場でドラムブレーキをオーバーホールするヒトは珍しいのか手入れをしていると人山ができました。


<韜晦の達人>
 近頃mixiにて「ゆきぶん」氏の交誼が続いている。
 そこで今回の練習会にゆきぶん氏に参加頂いたのである
 氏は恐るべき運転技術を持っており、今回初めてその走りを生で見たのですがそれはまさに「鳥肌がたつ程の実力」。すなわち「がっぷりと四つに組んだらとてもかなわない」ということであります。
 初代ホンダ・オデッセイにて日本でも有数の狭小コースでもある平塚を「まるで舞うが如く」オデッセイを右に左に正確に振り回すのです。
 そしてゆきぶん氏曰く「車の性能だけが全てではない」と。
 やはり本筋を心得た達人でありますな。


<不満足な試走>
 アルトを初めて全開で走行させてみました。
 トディと同じ軽自動車なので「まったくもってしてフツー」に平塚を走ることができます。
 回転馬力のホンダに対して、街乗りトルクを大切にするアルトは立ち上がりが素晴らしいです。その反面、伸びはまったくありませんが。
 テキトーにセットしたフロントサスペンションは「ネガティブキャンバ」が強く効いているのでキケンがアブナい挙動を示します。これはさっさと治さなければなりません。

 フロントにはストラットタワーバー。ボディにはトディ用ロールケージが入っているので、車はしっかりとした挙動をしめしております。


 最初の走行は浜坊氏。
 運転技術はワタクシよりもずっと上の氏はスンナリとアルトを操っております。
 デフ無しとはいえ精一杯のサイドターンを見せています。ポン乗りでここまで出来るヒトってあんまりいません。

 2走目は響氏。
 いきなりのアルトですがビンビン走っています。

 3走目はカローラ。
 今時のカローラはこんな形をしているんですね。知りませんでした。


 眺めているとどうもレブリミッタがついていないのでオーバーレブしてる感じですね。
 これはアブナいです。エンジンが壊れちゃいます。

 車が進化すると運転が楽になります。レブリミッタやパワーステアリング、ブレーキサーボ、オートチョークのキャブ・・・ 「そんなの当たり前だよ!」というのはわかりますが、その「当たり前」を自分の力でできるかというと「?」な部分もあるのかもしれません。
 オーバーレブしないようにタコメーターを気にする。腰でハンドルをきりブレーキを踏む。ストールしないようにブリッピングする右足。ローテクな時代なら「当たり前」の事だったんじゃないかと。
 セミオートマが発達すると「ヒール アンド トゥー」だってキチンと出来るヒトが珍しくなるのかもしれませんね。




<連邦の白いモビルスーツ>
 平塚ににしちゃんが戻ってきたのは何年振りだろう?
 以前は白っぽいシティに乗っていたのですが、現在は写真のCR-X。
 
   ちなみにこのCR−Xは来年で成人式を向かえるんだそうです。
 そんな旧車が今時のジムカーナ地区大会で優勝してしまうのですから、ハイテクな車が必ずしも速いというワケではないということを如実に示しているのですね。
 さてこのCR−Xには随分とゼッケンが貼り込んであります。 
 
   ゼッケン16はワタクシのゼッケンだ。


 
   ゼッケン1はにしちゃんなわけでして。
 コミコミ1万円でチャンピオンカーのCR−Xが出品されていますよ。もちろんノークレーム、ノーリターン。

 
 チャンピオンカーに散々っぱらイタズラしておきながら無理矢理試乗したワタクシと浜坊氏。
 しかし、これが後悔の元になるとは・・・

 「シャフトは折らないでね・」と念を押されて慎重に2走してみました。
 感想は「運転しやすいのでウマくなって気がする」ってのが第一印象。ヘンテコなシティに比べれば随分とフツーな感じです。にしちゃん曰く「ラグジュアリーカー」だそうです。まぁそうかもしれないけれど。
 実はこうも面白い車に乗ってしまうと「5万円のアルトに10万円と休日を取られた。それなのにあんなに遅いなんて・・・」と後悔の念がふつふつと沸き上がってきました。
 これを浜坊氏にも伝えるとやはり同様な意見。そこへにしちゃんが「このCR−X 50万円でいいよ」と悪魔の囁きが。浜坊氏はかなり真剣な表情になり「う〜ん かぁちゃんがなぁ・・」と切歯扼腕なご様子。
 もともとは全日本だかで勝っている車両。その車両に現在乗るにしちゃんもまた中部地区のチャンピオンに。このCR−Xは勝ち組の車両っぽいので、50万円で「優勝」できると思えば安価なんじゃないのかと。

 そういえばにしちゃんの車はいつも荷物満載なんですよね。床にはお賽銭があるし錆もある。
 そんな荷物で面白いものを見つけました。
 
 荷物満載なんでやっぱりゴキブリが発生するのでしょうかね?
 運転しながら殺虫剤を使うのは危険な行為な気がしますね。

 
 20年前の車なんでイモビライザなどのセキュリティがないんですよね。
 なんでウチと同じハンドルバーを使っていました。
 


<そして今年の練習会も終了>
 レジスタンスジムカーナ練習会は最後にジャンケンマッチがあって、勝てば商品がもらえる。
 ま、勝たなくても貰えます。
 
 今回はTシャツと水入らず洗車クロス。他にもボックスティッシュが1個。
 タイムリストと写真はいつも頂けます。
 
 午後3時過ぎには平塚を出発したのですが、昨夜の睡眠時間が足りないせいか途中、戸塚と川崎で一眠り。市川到着は6時過ぎとたっぷり3時間かかりました。ふぅ〜。
 それにしても強いネガティブキャンバーのついた車両を普通に走らせるのはとても疲れます。


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