トディで走行した三人のタイムをながめてみましょう。
午前は7走、午後は8走していますが、あと何走かすればもう少しタイムが打ち止めしそうです。
一番速く走ったのは確かにワタクシなんですが、浜坊氏との差はわずかであり、その要因はサイドターンにあると思われます。
特に今回がトディでは初めてのジムカーナのH氏はまるでいつもの車のように走っているような収束のしかたをしています。これは相当な技量を持っている事を示しているように思えます。
三人とも技量がそこそこあるのでバラツキが少なく徐々に収束しています。
午後のビデオを眺めていて気がついたのですが、やはりライン取りは大事かな・・・ と。
楕円旋回はただグルグルと回るだけではなく、ブレーキをしっかりと使って最短距離を走るという基本が出来ていないとあっという間に遅れています。誰だってアクセルは踏めるのですが、上手にブレーキを踏む人は案外少ないもんです。
加藤氏の走行から
ワタクシの午前7走目は加藤氏に走行していただきました。
初めてのトディでジムカーナに挑んだ結果ですからタイムは無視しましょう。
走行後に加藤氏から感想を頂きました。
予想通り「重ステなのでハンドル操作が大変」
と。
まぁそうでしょう。
実はチーム内でもハンドル交換の意見もないではない。
が、しかし。監督してはハンドルを交換する予定はないわけです。その理由とは
「たださえ重いハンドルなのに今よりも小径ハンドルにしたらもっと運転がキツくなる」
というところであります。そもそも教習所で習うハンドルの回し方がキチンと出来ていれば純正のハンドルでも十分なのですよ。
車の改造がどんなに立派でも基本ができていなければナンにもなりません。デフだ、タイヤだ、サスペンションだと云々言う前に基礎力を確立する事が出来れば違う車に乗っても柔軟に対応できると信じております。
今回の景品
いつもは景品のじゃんけんマッチには参加しないのですが、今回は久しぶりに手を挙げました。
というのもステアリングが二本も景品として出ているからです。
「なんだよ、オマエさっきハンドルなんていらないと言っていたじゃないの」
なるほど、おっしゃるところごもっとも。
しかしだねワタクシがハンドルを取り付けるべき車はトディではなくて自作自動車なのだよ。
景品として出ているハンドルはどうみても車検には通りそうも無い。なのにワタクシ以外にも手を挙げている方がいる。
じゃんけんによる一騎打ちになるのだが、「このハンドルを取り付けても車検には通らないぞい!」とカマかけてみたもののどうも通じない。どうしてもハンドルが欲しいのでフォースを使ってじゃんけんには勝ちましたとも。
今回入手した景品のハンドル。レザー風のウレタンハンドル。多分、芯が入っていないんじゃないかと。