2008年 マゾヒストの祭典 
 ママチャリGP富士スピードウェイ7時間耐久レース


 世の中には苦痛を快楽と思う人々がいる。
 ワタクシも自分で進んでクルマを作ってみてはいるが、実際には途方にくれる事もあるし、手痛い出費も頻発する。マジで辛いと思う。
 人によってそれぞれなんだろうけれども、その苦痛を味わう祭典「ママチャリGP 最終戦 富士スピードウェイ7時間耐久レース」なるものに参加してきたのである。

 内容は簡単だ。1チーム20人以内でママチャリを7時間走らせるという耐久レースである。
 一般的な自転車で誰でも?お気軽?に耐久レースを味わう事が出来るというイベントなんですな。


 1/12の午前6時。静岡県の富士スピードウェイ 6番ピットに集結。
 まだ空は暗く雨が降っています。この時の気温は11度。「そんなに寒くないね」等とまだこの時には余裕をかましておりました。




 今回は本web siteでも度々登場するツチヤ夫妻主催の仲間達ということで参加。
 チーム名称が「チームがんばれげんさん」
 

メンバーも某T大学のメンツということでかなり理系色の顔立ち。あ、オレも理系だけどね。(顔がバレないようにわざと写真を縮小しております)


 で、マシンなんですが、ツチヤさんもモールトンを借用。
 「おいモールトンはママチャかよ?」 と訝しくおもう諸兄もおられることでしょう。
 はい、モールトンは「時速82kmで走る世界最速ママチャリ」という称号を頂いている自転車であります。もちろん事前に協会には「おゆるし」を頂いてる訳で、ホモも問題ナッシング(車検OK)
 そこで車名は「審判の判定は絶対」であります。


 一周4.5km 高低差35メートル。そんなところを7時間も走るのはマゾヒストとしか思えません。


1コーナー後のスライダーでのブレーキング対策としてフロントブレーキに冷却ダクトをこしらえてくるチームもあります。


 ポルシェで来ていたチームの自転車前カゴには白色LEDヘッドライトが光り輝くポルシェを乗せています。



 親子で参加していたチームではプーさん搭載のママチャリもいました。
 他にもコスプレ系は多くいました。



 で、雨の降るコンディションのためかスタートはペースカーが先導します。
 昨年の富士でのF1に登場したメルセデスのペースカーは一目するだけで異常なハイスペックのマシンとドライバーが登場していましたが、ここでは普通のトヨタです。まぁ相手が自転車ですから。

 
 スターティンググリッドは「ヤル気」順です。
 仮装チームもいまが、本気チームも当然います。
 特に消防団チームは体力あります。

 
 モディファイ例
 泥よけ、灯火類は外してハンドル、サドルを変更。



 参加チームは約500チーム、5000人以上は走っていたと思われます。
 メインスタンドに写すモニタにはこのようにスターティングポイントが写りました。
 
 そしてスタート。

 なんですが1コーナーでは事故が常に発生していました。
 転倒で済めばいいのですが、このように救急車で病院送りになる人が多いです。
 完走してこそレースです。リタイヤはいけません。
 
 1コーナーを抜けた後はスライダーです。
 写真はそうでもないですが、ものスゴい下り坂です。
 自転車のペダルがサチります。




 100Rへのアプローチ、ここは若干の登り坂となる。
 クルマなら気持ちよく走れるのでしょうが、自転車だと息が切れます。標高がありますからねぇ。



 ヘアピンにある第二ピット。速いチームはこちらでライダーチェンジをしていました。
 ここから最後の加速です。何しろこの後は・・・



 
 ダンロップコーナーからは登坂だからです。
 写真にあるとおり皆さん押してのぼっています。
 


13コーナーでの様子。
この地点でライダーの顔からは余裕の色がすっかり消えています。



そしてネッツコーナーへ。
殆どのライダーはこの辺りで「自転車を押して歩きたい」衝動にかられます。
登坂ではインを走ると勾配がキツいです。
そのため立ち漕ぎになりますが、それは力攻めをするようなもの。
ミドル-ミドル-インで走れば立ち漕ぎしなくてものぼれます。クルマも自転車もライン取りは大事ね。


 そして最終のパナソニックコーナー。
 この付近では意識がモウロウとしてきます。
 そのせいかストレートに入ってもみなさんうつろな目でピットレーンに吸い寄せられて行きます。


 そんなこんなで気温は4度程しかない雨の富士スピードウェイを7時間走りましたよ。
 最終走者はワタクシで快感?!のゴールを味わえました。

 気になる順位は・・・ 79位であります。(参加約500チーム)
 スゴいですねぇ。79位ですよ。これを知ったメンバーは「次回は50位以内だな!」と息巻いていました。


 監督と自転車、お疲れさまでした。
 この後、監督は心労と疲労でダウンしてしまいました。
 やっぱりエンジン兼ドライバー兼監督兼メカニックでは大変ですよ。


 ママチャリで7時間はマジで気持ちいい・・ じゃなくってキツいですよ。
 4度程度の気温で雨ですよ。寒さ対策も大事ですな。
 今回はネオプレーン防寒手袋にマリンブーツで漕いだのですが、これがまったくダメだった。
 手袋は水を吸い込んだスポンジも同然。これなら台所用ゴム手袋のがマシです。
 さらにブーツはひび割れを起こしていた為に浸水すること甚だしい限り。
 今回が初めての参加だったのでこういう経験を通して使える装備を模索しないといけませんな。
 というわけでまた次回もこれに懲りず参加するでしょう。
 読者のみなさんもいかがです?

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