ポンコツ車の車検前整備
11月の耐久レースに参加申し込みが受理された。
これで耐久レースには参加できるのではあるが、実はもう一つ重要な課題が存在する。
それは・・・
「車検」
である。
ポンコツ車を適当に改造しているのでそのままでは車検には通りそうもない。
そこで車検前整備を行なった様子をお伝えしたい。
<シートの不具合>
我がトディには高級ブランドシート「レカロ」がついている。
そのレカロシートがどうもよろしくない。
まず、シートレールがキチンと床にくっついていないのである。
これは写真にみえるアルミ製のシートレール台が一部破損してしまったからである。
まぁ自作なんでねぇ・・・ なんて言い訳をしてはいけない。
破損した部品を新たに作り、壊れ難いように調整する。
シートの裏側をみると座面のラバーシートがブッちぎれているではないですか! これだから座ると深く沈み込むのか。
近所のホームセンターでゴムバンドを購入して修理完了。
シートを元に戻して完了。
座り心地はだいぶよくなった。
ついでにシートベルトの動作不具合も修理。
<マフラー>
購入当初から判ってはいたが、マフラーの腐りがひどい。
サーキットを走ったらマフラーエンドが吹き飛んでもげてしまったよ。
それにタイコ付近で排気漏れの音がする。
これは車検に引っかかるなぁ。
<ウィンドウォッシャー>
ウインドウォッシャーのスイッチをONにしても液が出てこない。
ポンプのモーター音はするので水が出そうなものだが・・ でない。
パイプを外して確認をしていたらいつの間にか液が出るようになった。
途中のパイプで血栓しているようである。
ひとまず出るのでOKか?
他にも気になるところは何点もあるのだが、一先ずこの状態でオートウaーブに持ちこんで車検前点検を通してみる。これにより車検のための修理箇所はおよその費用が見えてくるのである。が、
「お客さん、問題だらけですね」と店員に宣言されてしまった。
なにが問題かというと・・
・マフラーのクサリがヒドくてこれじゃぁだめよ。
→弁明:雪国出身の車だから融雪剤で解けただけですよ。向うじゃ日常的な事ですよ。
・ロールケージつけるのはいいのですが、サンバイザーついてないと車検は通りませんよ。
→弁明:眩しければサングラスすればいいんじゃないの?
・足回りボロいね
→弁明:15年落ちの軽自動車で走ればそんなモンですよ。
・デスビやヘッド周りからオイルがにじんでいますよ。
→弁明:オイルが入っている証拠。
・エアクリーナーのケースが外れないんですけれども。
→弁明:仲がいいからです。別れさせるようなマネをしてはイケないという事ですよ。
頑張ってはみましたが、どうもこのままではやっぱり車検は通過できないようです。
サンバイザーは解体屋で探して来て適当に取り付ければいいだろうし、足回りも手持ちの部品で対応できそう。しかしマフラーはなぁ・・ 新品購入するしかないか?
レース前にもう少し社会的な車にしないといけませんね。
その前に人間がもう少しなんとかならないといけないのかも。
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