見積の難しさ



 今年最初の秘密の練習会に参加してきた。
 今回は、「ジムカーナの見積」に対して実測を行う事が大目的である。


周回距離とタイムの見積と実測について

まずは今回のコース図を紹介。

Fig. 01  午前のコース図


Fig.02   午後のコース図

前回のジムカーナ見積りの話で、事前に発表されているコース図から独自に距離やレイアウトを見積り、一回あたりの走行距離やタイムを見積もってみたのです。

 が、独自に見積もったコースと実測したコースで大きさがFig.1や2のように随分と違うのですよ。
 コース図において水色で描かれているのは事前に見積したコースとライン取り。対して黒色で描かれているのは当時に測量した結果から描かれたコースと走行ラインである。
 ゴール地点を基準にして両方を並べてみたのであるが、随分と違う事がわかる。
 これでタイムを予想してもあんまり意味がないですねぇ。

 一応コースの周回長の事前見積と実測見積(測量した結果から見積もったコース長)、実測結果(実際にコースを歩いて測量した周長)を並べますと

 ■午前■
 事前見積:261.4m
 実測見積:207m
 実測結果:216.4m

 ■午後■
 事前見積:237.9m
 実測見積:190m
 実測結果:202m

 今回はオマヌケな事にローラーメジャーを忘れてしまったので、歩数で計測しているのであります。
 実はローラーメージャーで計測すると誤差が大きく出るのではないかと以前から考えてはいたのです。(理由はまた今度)

 測量結果から算出される実測見積と歩いて計測した実測値だけでも10mはズレてしまっていますねぇ。 ライン取りとかに原因があるんでしょうか。

 主催者発表のコース図と実測から描いたコース図では随分と違ったりするので、それはそれでライン取りとかいろいろと考えることが出来るのでいいのですがね。



 午前のコースの予想と結果の検証

Fig.03   午前の見積と結果

 水色の枠内にある32.94secというのは事前に見積したタイム。
 赤色の枠内にある28.7secが測量した結果から見積もられたタイム。
 で実走Try1〜Try6までが本当に走行した結果であります。

 水色と赤色の枠の見積時間が違うのはコースのサイズがまるで違うから当然として、
 赤色の枠と実走Try1〜Try6までのタイムに7〜9秒の差が出ているのですな。
 まだまだ見積精度が足らないのですが、見積の方法にも問題があるのかもしれません。


 午後のコースの予想と結果の検証

Fig.04   午後の見積と結果

 こちらも午前と同様ですな。
 赤色の見積にたいして9秒のズレが発生していますね。
 昨年の結果も踏まえてもう一度見積もり方法を検討しなければなりません。




 走行内容の検証

 今回も加速度センサーとパソコンをトディに積み込んで走行。
 昨年はセンサーがオーバーレンジとなってデータが満足に取得できていなかったのですが、今回は暫定対策によってオーバーレンジを防止する事に成功。よって一応は加速度を取得する事が出来る様になったのです。


Fig.11   午前Try1の加速度グラフ


Fig.12   午前Try4の加速度グラフ

 横軸が時間で縦軸が加速度。
 GXは車両の前後方向の加速度を示しています。+方向であれば前に進んでいるという事です。
 GYはローリングを示しています。+方向であれば右に曲がっていて、-方向なら左という具合です。
 午前は珍しくタイムのバラツキが大きかったので分析をするのには丁度いいかもしれません。
 細かい分析は今後進めていきましょう。



   タイヤとブレーキの温度について
 今回もタイヤとブレーキについては走行前と走行後で温度を計測してみた。


Fig.05   午前のブレーキとタイヤの温度変化グラフ


Fig.06   午後のブレーキとタイヤの温度変化グラフ

 午前も午後も温度カーブは一緒かな。
 路面温度も午前が15度。午後が28度ですが、タイヤの温度も10度ずつ上がっているだけです。
 Fig.04にあるとおりタイヤの温度が10度位変わってもタイムが変わるとい事はないんですね。
 もっともラジアルタイヤ一般公道を走行する事を前提としていますから、温度変化によってグリップが変わってしまっては危ないです。メーカーも温度変化によってグリップ力に大きな変化がないように作っていると思います。Sタイヤとかは別よ。
 もう少し暖かくなると、温度変化が大きくなるでしょうから、タイヤの温度によってタイムに影響があるかみえて来るかもしれません。


全走行結果から全体を見渡してみる
 ヒミツの練習会では走行結果を配布されますので、そこから自分のタイムや、人のタイムを見る事が出来ます。 そこで今回も全てのタイムをパソコンに入力して色々な角度から眺めてみました。
 まずはこれら。

Fig.07   午前 最速タイム順に整列しバラツキをみえる様にしたグラフ


Fig.08   午後 最速タイム順に整列しバラツキをみえる様にしたグラフ

 グラフの見方ですが、縦軸は時間です。単位は秒ですね。
 横軸は最速タイムを出した順に参加者全員を並べてみました。名前は公表できませんので、だれがどこだかちょっとわかりませんが、自分のタイム位はわかるでしょうから、探そうと思えば見つけられますね。
 株価のチャートと似ているので、その雰囲気で眺めて下さい。
 よ〜くみると縦棒にちょこちょこと横線が入っています。これがMaxとMinの間で出したタイムを示しています。
 午前では35秒が一つの区切りである事がわかります。
 また、午後は34秒で別れている様です。
 
 続いては午前と午後のMetrics。


Fig.09   午前の集計結果



Fig.10   午後の集計結果

 パイロンタッチやミスコースは午後の方が増加しています。朝っぱらから走っていれば集中力が落ちますから、まぁそんなものかもしれません。
 午前と午後の平均タイムをみても1秒ちょっとしか違いが見られませんね。距離は14m程の違いですが、よく収まっています。 
 練習会は午前も午後も6本ずつしか走る事が出来ません。ということは主催者、午前午後で6本走行できるコース設定をしなければならないのですが、その両者の平均時間差が1秒。コースを考えた人は相当な力量なのかもしれません。



おまちかねのビデオ
 今回はビデオも撮影していますので、1グループ目の方々だけですが、ビデオで走行を確認できます。
 ワタクシはMacintoshでこのサイトもデータの管理もしていますので、ビデオも当然QickTimeです。Windowsの方でQuickTimeをお持ちでないかたはAppleからQuickTimeを無料でダウンロードできますので、そちらを利用して下さい。
 実走とtryが一致していなかもしれませんが、ご愛嬌ということで。

ビート try1
ビート try2
ビート try3
キャラ try1
キャラ try2
キャラ try2
カリーナ try1
ゼッケン6 インプレッサ try1
ゼッケン6 インプレッサ try2
ゼッケン10 インプレッサ try1
ゼッケン10 インプレッサ try2
インテグラType-R try1
インテグラType-R try2
MR2 try1
MR2 try2
MR2 try3
ロードスター try1
ロードスター try2
ゼッケン5 RX−7 try1
ゼッケン5 RX−7 try2
ゼッケン12 RX−7 try1
スイフト try1
スイフト try2
トディ try1
トディ try2
トディ try3
try4 1クラス4走目のビデオです
try5 1クラス5走目のビデオです

ついでに午後も少しだけ。
さすがに一人ずつを切り出すのは大変なので1ヒートと2ヒートだけですが見る事が出来る様にしました。そのうちに撮った分は全て見る事ができるようになるかもしれません ;-)

午後 try1
午後 try2


オマケ
 現時点で今回は内容的にどうだったのかとか言える状態ではないのですよね。バタバタとデータをまとめただけです。

 そんな中でも練習会には珍しい車も参加していました。


バブル時代の名車AZ-1ならぬキャラです。
 ワタクシも遠い昔にこれに乗ってサーキットを激走した事がありますので、懐かしい車の一つです。
 パイロットも綺麗なおねえさんで皆の注目の的。もちろん頼み込んで運転席に座らせて頂きました。
 バケットシートが入っている本気マシーンです。

 ちなみのこれはウチのトディ。

 まだビビってコーナリングで2輪走行が出来ていません(ウソ)。
 というかブレーキが弱ってきているのでマトモな減速ができないのでインリフトしないだけかもしれません。

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