トディとレカロ


 去年は夏休みが2日間しかとれなかったが。今年は10日間も与えられたので有意義に過ごしている。
 といっても海外旅行なんか出来る身分ではないので、自宅でおとなしくしていたんですよ。
 車の設計の傍らでトディの整備もしなきゃなぁという事で、夏休みの宿題(トディの整備)を報告する。


 ”レカロシート”

 本田社の車はどうもシートがイマイチという印層が強い。
 トディのシートも例にそれに漏れる事なく変なシートをしている。
 まず、シートバックが立たない。短距離ならともかく、1時間以上運転するときなぞは疲労蓄積シートである。

 余談であるが、実家の現行シビックも座り心地は悪い。
 特にリアシートは
 「オマエ、これ座ってみたのか?」
 とホンダに問い合わせたくなるくらいに変である。
 かような車が何かの賞を取ったらしいが、審査員はリアシートに座らなかったのであろうか?!

 さて、話を戻して座り心地の悪いシートを抜本的改善をする為のウェポンとして登場したのがドイツが世界に誇るロイターことカイパー・レカロである。
 自動車のアーロンチェアとも言うべきレカロのシートの良さはここで書くまでもないことなのだが、やはり人間の骨格なんかを研究してきたメーカーのシートだからいいはずである。
 元々、今回のレカロシートはセルボを譲って頂いた時に付属していたものである。
 スライドレールはあるので。取り付け部分だけ板金すれば簡単かな。と、この時には思ったのですよ。

 実際に作業を開始してみると、
 「まったくもってしてタイヘン」
 につきる。
 簡単にブラケットを作成してシートを取り付けてみるが、ドライビングポジションが合わない。
 そこでシートを外してブラケットを再度加工して、またシートを取り付けてみる。
 今度は別の所が当たるという事で・・・・

 この手のシートは取り付け屋さんが存在する事は知っていたが、自分できちんと取り付ける事の難しさを改めて認識。
 ちなみにレカロシートは人間の骨格とかを考えて設計されているので、きちんと車に取り付ける事が出来れば、実に素晴らしい物である。
 また、取り付けがレカロの期待するポジションにならなければ、本来の性能を引き出す事が出来ないと言えるだろう。
 ヨーロッパのとある自動車会社が世に送り出す車の中には、日本車とは比べ物にならないくらいに上等なシートを取り付けているものがある。
 もちろんシート1つにしたって思想がある。ぶっちゃけスカンジナビアンのサーブやボルボなんかは、日本人が設計できないような素晴らしいシートを用意していたりするんですよ。
 普通に車を運転するだけなら解体屋からこの手の車のシートを買ってきて取り付けるというのも裏技であろうな。


 話が随分とそれてしまったが、一日かけて何とかシートを取り付ける事に成功した。
 ワタクシの場合、ジムカーナをするから視点が下がったりすると困るので、その辺はノーマルのシートと変わらないようにした。
 シートバックが垂直に出来るので姿勢が安定する。また、ヘッドレストが常に後頭部に接触するようになっているので、むち打ち症にもなりにくいかも。(また転倒するかもしれないしね)


 その他にも簡単な車両の確認をしてみると・・・


”ディストリビューター”

 最近の車にはディストリビューターがないらしい。
 しかし、トディは最近の車ではないので、当たり前のようにディストリビューターがエンジンに刺さっている。
 そこでディスビのポイント状態でも確認してみるかとキャップをあけてみると・・・

 「ポイントが白ちゃけている」のである。
 そういえばトディのディスビをあけたのは、購入した時だろうから随分前だものな。
 ワイヤーブラシでゴシゴシやったら随分と綺麗になったのでOKとする。


”エアフィルター”

 エアフィルターケースの噛み合わせ部分から油がにじんでいる。
 これはブローバイの油が随分と返ってきているせいであろうと思い、エアフィルターのボックスを開けてみと・・・・
 あちゃぁ〜。
 オイルでフィルターがベトベトである。
 これは交換であるな。


”カーオーディオ”

 ウチのトディにはホンダ純正のオーディオGATHERSがくっついている。
 一般的なカーオーディオの例に漏れずアンプが半死半生であった。そりゃ工場から出てきて17年も経過しているからね。
 以前は具合は悪くともかろうじてラジオを聞く事は出来たのに、最近はうんともすんとも言わない。
 そこで別のホンダ純正ステレオを相方が入手してきていたのでそれを取り付けてみる・・・ が、ハーネスの接続は問題ないのに、何故かオーディオがダッシュボードに入らない。
 はてはて? 普通のオーディオはDINサイズなんだから入らないという事はないはず。なのになぜ??
 新しいオーディオをよくよく見ると側面が出っ張っていてDINサイズのダッシュボードには入らないようになっているのである。
 まったく、ホンダの車は整備性も悪い事はかねてから有名であるが、こんな純正の電装品まで独自のサイズで作ってしまうなんて何を考えているのであろうか。
 

”クラッチ”

 ホンダのクラッチは総じて「遠い」らしい。
 ワタクシが思い出せるMT車のホンダといえばシティとトディしかない。
 他の人に聞いても似たような意見があるので、まぁそんな物なのであろう。
 しかし、走行距離10万キロを超えたトディのクラッチはあまりにも遠い。それにワイヤー式のクラッチだから調整する必要もあろう。
 そこで、クラッチの調整をすれば少しは改善するのではないだろうかと考えた。
 ここまでは一般的な考え方のようなので問題ない。しかし、ボンネットを開いてリリースレバ−付近を探っても調整用のナットは見つからない。それならばとペダル付近も探したのであるが、やはりクラッチの調整用ナットは見つからない。
 「はて??」
 車載のマニュアルにもクラッチの調整について記載がない。コリはいかに??
 という事で、近所のホンダ・ベルノにエアフィルターを購入しに行くついでにメカニックにクラッチについて訪ねてみる事に決めた。

 フロントにいた若いメカニック氏を捕まえてフィルターの注文をしながらクラッチの事を訪ねてみる。
 「トディのクラッチは調整できましたっけねぇ??」
 とあやふやな回答。
 「一応、ボンネットを開けて確認をしてみましょう」
 という事になった。

 トディはピットに連れて行かれ、わずかな時間チェックされて戻ってきた。
 先程の若いメカニック氏曰く
 「トディのクラッチは調整式ではありませんねぇ」
 とのこと。
 「それではトディは自動調整式のワイヤークラッチなのかい?」
 と若いメカニック氏に訪ねてみると
 「クラッチは減っていませんから大丈夫ですよ」
 と、まったくトンチンカンな回答。
 まぁ、自動調整式かどうかは整備書を見ればわかる事なので、この若いメカニック氏をいつまでも問いつめても答えはきっと出ないから、さっさとディーラーを後にする。

これで来週の関東支部&東海支部主催サーキットオフには万全の体制で挑めそうですな?!

 

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