2010年G.W.自宅手入れ



 世の中は相変わらずマンション、戸建共に建築されている。
 近所でも以前は沼だったところを埋立て戸建を建てている。まとめて数棟作るのだから当然コストも安価となる。
 集合住宅も低層物は変わらず強気である。
 そういえば雲を突き抜けるようなタワーマンションがあるけれども、10年毎に発生する大規模修繕ってどうするのでしょうか?
 地上40階以上でも単管パイプの足場を組んで外壁をやり直すのでしょうか? スリリングですよね。
 また建て替える時はどうするのでしょう? かなりの入居者がいるから建て替え同意を取るだけでも大変でしょうけれども、あんな高い建造物を壊して(どうやって?)またリビルドするんですよね? 定年後にその建て替え費用を工面するにもローンは組めないし大変である。
 そんな事を建築学者に聞いてみたら「現在もそれについては問題となっているが、いかんせん先の話なので真剣に討議されていない」というのが現状なんだそうである。

 と、相変わらず前置きが長いのですが、ウチは戸建なので自分で破損したところは修繕し、気に入らないところは修正する。もちろんフツーのヒトは業者に頼むのでしょうが、ワタクシは自分で出来るんですからやってみますよ。
 今回のお題は
  「ベランダに屋根を」 
  「エアコンパイプの防水」
 の二本です。


<ベランダに屋根を>
 我が家にはOMソーラーを導入している。冬でも室内は暖かいので過ごしやすいのだが、台所のゴミ箱に生ごみを保管しておくと大変な異臭騒ぎとなってしまう。
 そこで以前からベランダにゴミ箱を移動しておいたのである。が、ベランダの軒が短く雨の日はずぶ濡れになってしまうのが欠点。

 そこでゴミ箱の部分だけでも雨に濡れないようにと家人から下知があったので対応してみる。

 骨組みを作ってそこにサンシェードで覆うという手法が簡単かな。
 骨組みは
  「鉄パイプを切った貼ったで組み立てる」
  「イレクターパイプで組み立てる」
 の二通りを考えてみた。
 どちらも似たようなコストになる。ワタクシは溶接機を持っているので鉄細工は容易に出来る環境だが、ちとメンドウな気分。
 そこで イレクターパイプ を利用することを決心。ちなみにコンパチ品として スペーシア もある。ホームセンターでどちらを入手しても互換性があるのでまぁ大丈夫。

 だいたいの図面を描いたら後は購入して加工するだけ。

 まずは手すり部分にドリルで穴をあけます。

 
 続いて手すりにパイプを取り付けるためのジョイントをボルトを利用して固定します。
 ちょっと見にくいですがボルト留めとなっています。


 ジョイントとパイプは接着剤で接合するのですが、不安な部分にはネジ留め出来るようにしておきます。


 壁側も同様にジョイントを取り付けます。
 水平出しのためにガムテープを使っています。


 メーカーでは専用のパイプカッターを販売していますが、ワタクシは手持ちの高速切断機を利用してサクサク切りました。


 ひとまず仮組みをしてみたところ。ここまででなんと二日もかかっています。案外時間がかかるものです。


 接着だけは専用の接着剤を購入してきました。これが最大容量のボトルですが、普通はこんなにいりません。
 専用のスポイトで接着剤を吸い出し、ジョイントに流しこんで乾燥すれば接着完了。

  
 完成するとこのようになります。サンシェードを取り付けてみましたが問題なし。突然の雨に洗濯物も濡れません。
 組み方に若干のコツがいりますが、ワタクシのような素人でもベランダに屋根がつけられました。
 あとは台風で飛ばないか確認するだけです。


<エアコンパイプの防水>
 
 ベランダのエアコンパイプを何気なく眺めていたらエアコンパテが剥がれかけていた。つついたらぼろりと写真のようにパテがはげ落ちてしまった。
 このままでは壁内部に雨水が侵入してしまうので非常にイカン。

 原因はエアコンパイプの自重によってパイプが下に引っ張られてエアコンパテが剥離してしまったようである。
 つまりここでまたエアコンパテを盛ろうものなら再発の可能性があると言えよう。
 そこでホームセンターに行ってエアコンパイプのカバーを購入。

 カバー裏面にシリコンコークをたっぷりと塗ります。


 カバーは壁にネジ止めするだけ。簡単ね。
 もちろん壁の穴にもシリコンコークを充填しておきました。
 これで雨漏りは発生しないはずです。


 


  
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