いまどきの海水浴場
私事ではあるが、会社を辞めた。
次の会社も決まっているので転職になりますか。
数日間のリフレッシュにと海水浴場に出掛ける事にしたのです。
ワタクシはいままで「一般的な海水浴」という経験が多くない。
これは泳げないとかそういう理由ではなくて、素潜りをしたいという事で、一般的な海水浴場には縁がなかったのである。
もちろん、持ち物も普通の海水浴客とはチト違う。
ウェットスーツ等の素潜り道具一式、カセットコンロ、調理道具、食材等。
そう、海で泳ぐ事も大事なんだけれども、そこで一日を楽しく過ごす事もまた大事なんですよ。
だから海水浴場なんていうところではなくて、山中を降りるような海岸とか、手漕ぎボートで到達するようなところがワタクシの海水浴場であった。
そんなワタクシも折角の休暇ということで、「世間一般的な海水浴」をして過ごす経験をしてみたので、ここに報告する。
今回は千葉県の房総半島南端のとある海水浴場に赴いた。
砂浜で泳ぐ事自体が珍しいが、ビキニの女の子がウヨウヨといる事はもっと驚きだ。
水は冷たくないけれども、あんまりキレイではないなぁ。まぁ潜らないからいいけれども。それに到着早々ビール飲んでいますからね。
ビールで喉を潤したところで徐にカセットコンロを取り出してみると・・・
早速に海岸のスタッフがとんできた。
曰く「バーベキューはダメですヨン」
うーん。無知であったか、非常識かそんなことも知らなんだ。
でも、さすがは一般的な海水浴場。ライフセーバーのお兄ちゃん達が見守ってもらえるんだから、家族連れでも安心ね。彼らライフセーバーは海岸のメンテナンスもしていて、確かに今時は彼らのような存在が必要だよね。
しかしビールを飲んでしまうと腹が減る。そこは一般的な海水浴場。海の家があるじゃないですか。
腹ごしらえは海の家でと早速カレーを注文してみた。
この時点ではスキー場程度のカレーライスがテーブルの上に到着するものと想像する値段であったのである。
しかし、その期待を裏切るかのようなカレーライスが現れた。
よーく、カレーを眺めて頂きたい。
カレーは掛かっているが、具が一切ないのである。なのに550円。
最低でもレトルトカレーが登場するものと考えていたところで、強烈なストレートパンチの先制を浴びてしまった。
この程度でダウンしてはイケナイと思い、気を取り直して廻りを見渡してみる。
レンタルショップの看板が目に飛び込むではないか。
ナニナニ・・・
パラソルが1000円。ワタクシのパラソルは750円だぞい。
もし、電車でここに遊びに来ると、パラソルとサマーベッドで2000円ですか。貧乏人には凹みそうです。
食後のお昼寝をするとすっかり身体は日に焼けてしまい、ビールがきいてトイレに行った。
まぁ、このトイレはよくあるトイレなんで、ワタクシにしてみれば「まぁいいんじゃない」位のレベルである。
しかし、大学生位のカップルのうち女の子だけがトイレの様子を恐る恐る眺めているんですよ。中の様子を見てそそくさと彼氏の元に戻るなり、「なんとも表現できないところ
だよ」と。
うーん、そうだよな。水洗トイレじゃないし臭いし紙はないし男女一緒だものなぁ。
今回は大して泳ぐつもりもなかったが、それでも帰る際にはシャワーは浴びたい。
そこで駐車場のシャワーが200円で使えるという事なので、これを利用。
右側白い板塀がシャワーブース。もちろん男女兼用で水しか出ません。
駐車場の集金も兼ねるおっちゃんは耳が遠いらしく、ハナシがなかなか通じない。
奥には更衣室もある。使ってみたが身長180cmのワタクシは隣が見えてしまう。
おっちゃんの身の丈でしか作られていないからこーなるんだよ。
でも、水タンクを持ってこなくてもシャワーが200円で浴びられるのはいい事なのかな。
総括
うーん、一般的な海水浴場は20年前と何も変わっていないのね。
これじゃぁ、若い人が来ませんわ。
スキー場でもこういうところがありますが、ちょっとお金を払うととても気持ちよく利用できるスキー場もあるように、海水浴場にもそういう考え方がそのうちに生まれるかもしれません。(あるかもしれないけれども)
海水浴場近くの民宿に宿泊すれば、良くなるかもしれません。ワタクシもいつもはそのようにしていますからね。
La Tipasa
今回はリフレッシュ休暇であるので、少しリッチな気分になれる宿泊施設を手配しておいた。
Yahoo で検索した宿の中でもテニスができて海水浴場にも近い宿というところから、今回のLa Tipasaを選んだ。
あんまりシャカリキに海水浴をしないので、宿に着いて電池切れにならない。そこで涼しい夕方にちょこっとペンションの隣でテニスが出来るなんていいじゃないですか。
テニスをするのは久々。ひょっとしてイギリス以来か?
ワタクシはKawasakiの木製ラケットを好んで使っているのですが、テニス好きの老年の方からは珍しがられます。
昨今のデカラケットに比べスイートスポットがハッキリしているし、なにより誰も使っていないラケットというところがヨイですな。
コートは風がさわやかに抜けるので気持ちよくプレーできます。これはイイ!
このペンションにはプールもついているんですよ。
残念ながら当日は熱帯夜にならなかったので、プールに浸かっている方が気持ちいいというところまではいきませんでした。
しかし、部屋の窓を開けると目の前がプールで、そこで朝食となると「お〜リッチな気分やの〜」となれます。
もちろん自分がリッチではないのですが、気分だけね。
プールサイドのチェアにかけて新聞を眺めても、世の中の事なぞ「遠い事だわえ」と思わせてくれます。
ちなみに食事はとっても美味しいです。
夕食は地中海風になっておりました。夕食の写真を撮り忘れる程ですからねぇ。
今回のLa Tipasaは子供の宿泊はなしということになっていますので、大人が気持ちよく過ごす事が出来るペンションでした。
こういう経験はあんまりないからちょっとビックリ。
いかにもペンションのオーナーという雰囲気の彼ら。
まだ、梅雨も明田ばかりですので、ちょっと違う夏を過ごしてみたい方には、お試しを。
ちなみに館山までは高速道路が一部を除いて開通しているので、東京からあっという間に到着します。
もどる
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||