Miele(ミーレ) S524 BlueStar

 掃除機を買わなくては。。。

 実は諸般の事情から掃除機を失ってしまい、部屋の掃除もままならぬ日々が続いていた。
 掃除機を買わなくては。
 そうは思うが掃除機にはいつも嫌な思いをさせられる。それは挙げてみるとこんな感じだ・・・・

 ・背丈のあるワタクシにはホースとパイプが短すぎる。
 ・掃除機を使っているといつの間にかに掃除機本体が転がっている。
 ・寿命が短い。
 
 ざっとこんなところであろうか。
 「嫌な思い」というのはまだ表現が優しい方で、実際のところ「ムカつく」という表現の方が正しい。
 実家の掃除機もだいたい同じような感じであった。特に寿命が短い事にはことさら「ムカつく」のである。
 もっとも日本の家電メーカーのターゲットにワタクシが入っていないだけかもしれない。

 ここで近所の大型電気店にちょっと様子を伺いにいってみる。と、掃除機は恐ろしい程の品数で並んでいる。
 ここ最近の流行サイクロン式であるダイソン。それを追従する国産メーカー。
 価格も1万円前後から4万円までと広いものである。
 やはりあんまり興味をそそるものもない。
 インターネットで掃除機を探してみると電気店にない掃除機が次々現れる。
 そんな中でこのサイトでも高名なツチヤさんも東芝製の掃除機を購入していた。早速、掃除機マニアのツチヤさんに「どんな掃除機がいいですかねぇ?」と聞いてみるとあまりにもストレートなお答えを頂いてしまい恐縮であった。

 今回調べた中では
(1)Electrolux by TOSHIBA ECL-C3A
(2)英国Numatic社 Henry
(3)ドイツMiele社 S524 BlueStar

 が、ワタクシのお眼鏡にかかった。
 なんでダイソンは入っていないのか? イギリスの消費者調査でダイソンのサイクロン掃除機が故障しやすい家電製品として挙げられていたからである。
(1)は東芝からの販売が終了してしまい現物に触れる事がかなわない。しかし、ツチヤさんからはいろいろと感想を頂きそこから判断した。
(2)はデザインが最高。F1のピットやジェット機の室内清掃にも使われているくらいであるから性能と耐久性には問題はないであろう。
(3)掃除機のベンツといわれる高級掃除機。作りは一番しっかりしている。

 という三つの中から選んだのが(3)のミーレである。
 価格は5万円と掃除機としては驚くほど高価ではある。が、20年の使用を前提としている事。ホースが長く、パイプも可変長な事。ひっくり返らない重量からこれを選択したわけである。(実際に秋葉原のヤマギワLIVINAに物がある)


さて、ミーレのBlueStarだが、インターネットでいろいろと探してもその詳細な内容を知る事が出来ない。また、紙媒体のカタログでも同様である。
 そこで不肖ながらもワタクシがこのBlueStarのレビューを行いたいと思う。購入を考えている方々に少しでも参考になって頂ければと思う。



 掃除機の背面はこのような感じ。車輪は3つと国産と同数ではあるが、径が小さい。また、三つの車輪がすべて回転式のキャスターとなっている3WS。車輪もプラスチックではなく、ラバーなのでフロアを転がすときにも静かである。ゴムタイヤに「DUNLOP」と書いてある・・・のは嘘である。


 ミーレの紙バッグは一工夫されている。というのもバッグにシャッターがついており、この紙バッグを掃除機から取り出すときに自動的にシャッターが閉じるように出来ているのである。右はシャッターが閉じている状態


 右はシャッターが開いている状態。


 掃除機本体からホースを外したときにもシャッターを閉める事が出来る。右はシャッターを閉じた状態。このシャッターは手動で開閉する物である。


 右はシャッターを開いた状態。シャッターの下に「コンセント」の用な物が見える。実際にコンセントなのであるが、内部ではどこにも接続されていない謎な部分の一つである。いくら掃除機のベンツといってもスリーポンテッドスターはついていない。


 掃除機後方にはスイッチが集まる。電源スイッチとコードの巻き取りスイッチが両脇にある。外国の掃除機は足でスイッチをON/OFFするスタイルが一般的である。さらにスライド式のパワーコントローラーも備える


 掃除機は吸引機能はあるが、吐き出し機能はないのが一般的。しかしミーレには吐き出し機能が備わっている。本体exhause側にホースを接続するとブロアーにも化ける。ヘアドライヤーよりも強い風が吹き出てくる。キーボードの隙間やサッシの掃除には実に重宝する。一番気に入っている機能だったりする。


ノズルはまぁ一般的かな。ローラーはコイン一枚で外せるのでメンテナンスがラク。国産のノズルよりも大きい。


 この用に掃除機にノズルを差し込むと電源スイッチが切れるように出来ていたりする。掃除中にちょっと離れるときには有効だ。


だいたい、カタログ等では見えない部分を挙げてみた。
まだ使い始めたばかりなのでパフォーマンスもよくわからない。

良い点はこんな感じ
・電源OFFからONにしたときにモーターがいきなり全開運転にならないソフトスタート。
・3つとも回転キャスターなので掃除機の移動がスムーズ。
・ホースの付け根が回転するので掃除機が転がらない。
・ブロアー機能は便利。

悪い点もあったりする
・ノズルが大きく、パイプがステンレスなので重い。長時間使うと腕が疲れる。
・自宅の布団用ノズルがパイプにピッタリハマらない。
・ブロアー機能を使うのに終段のフィルターを外す作業が必要な事。
・小売価格は高すぎない?? (一般価格は7万円。ワタクシはオークションで5万円。
総評は「買って後悔はしない」ものである。いや、こりゃぁいいわい。最高。
作りの良さ、随所に見られる工夫には驚くばかり。

今回ワタクシが購入したのはBlueStarであるが、フィルターやノズルをoption品に変えれば、上のクラスのCat&Dog plusやSilverStarなどへのup gradeも出来るようである。

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