04/10/03
 明日はついに決戦である。ということで、この決戦前夜にこれを書くのは遺稿となるかも・・ なわけないか。

で、トディを取りに行って、現在はららぽーと渋滞にはまっている最中にこれを書いているのである。いや、今までこんなに混んだことはあったかというほどなので、ヒマだから車内でこれを書けるというわけである。
 テキトーに運転していたらエンストこいてしまい、その後エンジンか再始動せずにアセる。インジェクションなのにカブらないでほしい。

 さて、本題ではあるが今日はテストピースを用いての接着試験をやってみた。
 ありがたいことにメーカーからもテストピースを戴き、万全の体制!?ではある。
 万力にアルミの斧(苦笑)をセットしてあらゆる方向にゴキゴキ動かしてみるが、さっぱり矧がれる様子はない。それよりも万力が取れそうになるので焦った。
そこでアルミの端をペンチでつかんでひっぺがそうとしたら・・・ おりょりょ? ハガれちゃった。


これはいかな事か。あんまり真剣に下地処理をしなかったのがマズイのか?
そこで頂いたテストピースでも同様に剥しを試してみると・・ やっぱり取れちゃったぞ。

うーん、簡単にはがれているなぁ・・・

おいおい、大丈夫か。これはちょっと予想外の展開。ほとんどのフレーム設計を終えているのにこれは心配だな。
次回はもう少し違う接着剤もそろえて再度テストしてみよう。


06/10/03
 今日は上司がいなかったのでちゃっかり早く仕事をあげて?帰宅したので、ちょっと作業をした。
 というのも先日のトディミーティングでウチのトディのドライブシャフトブーツが破れてしまったので、そこの部分の修理をしなきゃぁならない。
 そこで整備書を読んでみるとどうもプーラー(特殊な工具ね)が必要なので手持ちのもので代用できるか確認をした。
 我が家にはドライブシャフトがいっぱい転がっているので、モノには困らない。
 ビートのドライブシャフトでもバラしてみるかと作業を進めると、トディの説明書とは随分と違う作りで簡単にはバラせない。
 こういう時にはインターネットである。インターネトで「ドライブシャフト ブーツ 交換」なんて検索をかけると、交換作業のWEBページにあたるので、それをいくつか読めば「フンフン、なーんだ」というわけでドライブシャフトのバラしかたはだいたいわかった。  案の定、トディとビートのドライブシャフトは仕組みがまったく違うタイプなので、てめぇの手順ではバラせなんだな。
 しかし、部屋でドライブシャフトをバラすと腐ったグリースが「ゴボッ ゴボッ ・・・ ベチャっ!」っと床に飛び散るし、ボールも転がり後片付けが大変である。
 適当にバラしてみて「ふーん、大したことないな」と思って適当に片付け、交換に必要な部品をピックアップして見積もると約6000円。
 ドライブシャフトをバラさなくてもブーツが交換できる横着キットも大体6000円。
 おいおい、それなら簡単な横着交換キットのが売れるだろうに。
 さて、どうしたものかな。



08/10/03
 仕事で頼んでいたソフトが今日あがってきた。今週末にあがればいいところかなと思っていたところにこれだからたまげる。女神はやはりタダモノではないな。
 ところでウチの課は相変わらず戦力不足なので、なんとかならないかと上司に相談したところ、募集してもイイ人いないんだよね。知り合いにそれなりの人がいれば紹介してくれと逆に頼まれた。

 そこでこのWebページで労働者(正社員)を募集したい。
 場所は東京都大田区
 仕事内容は組み込み型のハードとソフトの開発。 回路設計の腕よりも情報処理の概念を理解する方を望む。C言語と英語力要(一応外資系なんで)。
 給料は普通。仕事は無茶もあり(どこも同じか)。
 男女年令は問いませんが、できれば若くて奇麗な女の子がいいなぁ・・なんて想います。
 メールを頂ければそっと会社のWebのアドレスを教えます。



10/10/03
 相変わらず上司の具合が悪く今週は一回しか見なかった。このまま本当にワタクシ一人で仕事が終わるのか心配である。
 が、管理する人間がいなければさっさと帰るのも自由だ。ソフト屋に投げたものがあがってきてそれをシミュレータに載せて少し動かしたら簡単に動いた。うーん、コーディングしなくて済むのって楽だな。でもこれから本当に泥沼が始まるような気もするが。

 さて、6時過ぎに会社を抜け出して(周囲の目が「え、もう帰るんですか?」だったが)、そのまま蔵前のアストロプロダクツに直行。週末のトディオーバーホールの為の工具をそろえる為である。


 これらが今回購入した工具である。
 一番右はホースリムーバーである。別に今回のオーバーホールには関係ないのだけれども、ホースを外す時にいつも「リムーバーがあれば便利なのにな」と思っていたので、今回は思いきって購入。

 真ん中のラジオペンチみたいなのが今回の重要品。スナップリングプライヤーである。

 右の赤い箱に入っているのはボルト、ナット修正ツールである。車をバラして組んでいると、時々ボルトやナットの山が潰れてしまう事があるので、それで時間を食われる事多し。そこで修正ツールを思いきって購入。もう恐くないモンね。
 全部で\6,000程であった。問題はこれらにより工具箱がまた一つ増えそうなのである。困ったものだ。




11/10/03
 先週の接着剤テストの結果が今一つだったので、今回は少し違う接着剤も揃えて試験をしてみようと思う。

 上の写真が今回のお試し接着剤である。後ろがとっ散らかっているので見にくいのは失礼。

 一番右はセメダイン社の「X2」である。エレキエンジニアの間では近頃「よく着く」という噂を耳にしていたので今回はセレクト
 右から二番目は前回も登場の「ジーナス」。今回は名誉挽回となるか?

 そして真ん中左のピンクのキャップの二液性接着剤は「アラルダイト」というスイスの接着剤。何年か前から工業用に用いられていたもので、ワタクシも仕事で使っていた。 およそエンジニアというのは接着剤をバカにしがちだが、往時にこの接着剤を使って以来信頼を得たものである。

 一番右のでっかい缶と透明のボトルは御存じFRPである。昔に使ったのが余っていたので出番となった。


 そこで今回のテストピースがこれ。3cm*3cmのアルミ板を3cm~2の面積だけお互いに接着した。あんまり面積が大きいと量りで測定できなくなってしまうので、このような大きさになったのだ。剥がれない事を証明する事よりもどのくらいの力ではがれるのかを知っておく事の方が重要だからだ。



 本当はパテもテストしようかと考えていたのだが、蓋を空けてみたら硬化していて使えなかった。パテは硬化すると本当に剥がれないバカタレになるのだから、それを逆手にとれば優秀な接着剤にもなりうるはずであろう。
 ちなみに手前にみえるのはビールの栓抜きではなく缶オープナーである。 缶の蓋をマイナスドライバーで開けようとすると蓋が歪んでしまうが、これを使用すると蓋が歪まずにコキコキ開いちゃう便利グッズ。工具箱には是非とも一つ入れておきたい逸品である。

 他にももう少しましなテストピースが欲しいなと思い、夕食後にホームセンターにアルミのチャンネル材を買いにいって小間切れにしてそれも接着。
 来週にはまたテストができそうであるな。明日はトディのドライブシャフトのオーバーホールなので製作は殆ど出来ないだろうな。


12/10/03
 昨晩は随分と寝苦しかった。3時頃に悪夢にうなされて起きてみると手だけが蚊に食われてとてもかゆい。さらに夢が酷くて「仕事でやっているエクセルの値が合わなくて悩んでいる」というものである。
 その後も、寝ては同じような夢にうなされて現実なのか夢なのか判らなくて・・・・ と目覚めたら9時である。N氏とトディの整備を始めるのが10時だから時間がない。朝飯は家の前の松屋で済ませて集合場所に向かう。

 今日はトディのドライブシャフトのオーバーホールなんだ。まぁそれ自体は大して難しくないはずだったのだ。しかし、ハブナットを外そうとN氏御自慢のKTCのスピンナーに単管パイプを延長して「ファィトォ〜 いっっぱぁ〜つ!」とナットを引っ剥がせるはずだったのに「バキッッ!」と凄い音がしたと思ったら、スピンナーが首振りの部分からへし折れてしまったのだ!
 流石にこれには二人とも驚きそしておののいた。あの国産ブランドKTCの1/2インチスピンナーがへし折れるのである。確かにメーカー推奨の使い方ではないだろう。だが、よくある現場での対応のはずだが折れてしまったのである。
 もう、うなだれるしかない。。

 その後にワタクシの安スピンナーを使って恐る恐るナットを緩めようとするが全く緩む気配無し。そんなこんなで途方に暮れているとネコがタイヤにおしっこをして行ってしまった。何とネコにバカにされてしまったのである。

 ドライブシャフトのブーツが交換できないと来月の走行会に参加が出来なくなってしまうので、何としても今日中には作業を終えておきたい。
。その為にSSTまで揃えたのに一つ目のナットからこれではどうしようもない。そこで、アタマを切り替えて近所のスーパーオートバックスに行けば分割式のドライブシャフトブーツが手に入るのではないかという事で訪ねてみる。カウンターにそのようなものがあるかと問い合わせてみるとちょっと待ってくれとのこと。そうだよ。ここスーパーオートバックスに来るお客にそんなものを求めているのは俺らだけだよね。ここはデートか家族連れで男が立ち寄るトコだものな。
 それでも10分程待たされて整備カウンターに案内されて用件をもう一度話すと「あるかもしれない」とのこと。すると1個だけ出てきた。さすが車検整備もこなすスーパーデートスポットである。嬉々として代金\6,000をカードで払ってはみたが、この値段ってパテント代がほとんどなんじゃないのか?だってタダのゴムブーツだぜ!

 難無く分割式ドライブシャフトブーツを取り付けテスト走行を行う。なーんだ。こんな便利なものがあればはじめからそうしておけばヨカッタのに・・・とは思うものの、やはりナット一つ外せないのは恥すべき事だろう。
 そこでKTCスピンナー復活プロジェクトとして、取れてしまった1/2の差し込み口を単管パイプのクランプに溶接して「ユニバーサル単管パイプスピンナー」にしてやろうかと思う。
 これならば先月購入したアクティの足回りもバラせるような気がする。




16/10/03
またしても女神が現れた。
或る日突然に「明日から途中入社の女の子がくるからね」とルートの方から連絡があった。

そして翌日、その女神は現れた。見た目はワタクシと同じ歳位の女性だが、結構美人だ。どちらかというとグラマーな美人だ。フロアに70人も男がいて現在女性はたったの二人。いやでも皆の視線が絡みついている。
日頃の行いがいいのか丁度ワタクシの正面15m先の席に座ることになったのだ。ノートパソコンの画面を睨んでいるようで実は彼女をみていたりする。何しろワタクシは近眼だ。眼鏡をかけないとよく見えないのでつまらぬ用事をつくっては彼女の席の隣まで行ってお近づきになる。
そんなことをしていたら「オマエの挙動がアヤシイぞ」とバレバレ。
その後もいろいろと聞き出した結果・・・

31才でディジタル回路設計を9年やっていて、愛車はユーノス・ロードスター! しかも未婚!!

おおっ、そんな人っているんだ! この業界で10年位働いているけれど初めてみたよ。うーん ドライブに連れてって欲しい・・・

そんなこんなで仕事の効率大激増! デバックも恐い位に順調でブレークポイントもズンズン下がる。
「さぁてアイスでも動かすべ」と届いたアイスを繋げようとしたらI/Fボードが希望と違うのが付属していてゲンナリ。

ところで車の方はというと全然進行していない。アルミモノコックで設計しているのに、パイプフレームのがいいように思えてきたりする。やっぱり隣の芝は青いのか?



17/10/03
またしても女神が現れた。
「ナンダ、また女の話か!」と思われよう。まぁ車のネタがないからこれで勘弁しちくり。

今度の女神も美人だ。しかもオ・ト・ナ・・である。と思ったら結婚退社した人を呼び戻しただけだそうで、ワタシが来る直前に辞めたんだそうだ。
しかし、人妻という響きはいい。しかもワタクシの向かいに座っているからよく見える。これで毎日ハッピー。且つ、デバックも朝から好調に進かと思った・・・んだけれども、バグの範囲が予想以上に大きく、便所で出そうで出ないクソを力むかの様な顔つきでウンウンうなる。昼までかかっても出ない・・じゃなくて取れないのに、ルートの上司が「キミのデバッグが佳境に入った様だから席替えをしよう」と言い出した。
おいおい、そうとらないでくれ。余計に効率下がると訴えても、ニコニコしながら「いいや、頑張ってもらわないと」とにべもない。
口の悪い隣人は「君の素行に懐疑しているんじゃないの」と追い打ちをかける。
かくして新妻の匂いが直に感じる席から、ムサイ男ばかりの男子高のようなエリアに移動。あう。

その後もデバッグは膠着状態となり、インストールしてみたアイスのソフトも立ち上がらないという事実にふてくされていたら、「モーターショーの展示品が壊れた」という一報で向こうが騒がしい。なんだ、大変な人は他にもいると思うと慰めにはなるな。

明日はいよいよ接着剤の試験である。先日にちょっとひっぱってみたが全然取れなかったので今回はイイ結果が出そうである。



18/10/03
 本当は接着剤のテストをするはずだったのだけれども飲み会があるので明日に回す。
 ところで先日に発注しておいたゴーグルが出来上るので、近所のメガネ屋に引き取りに行く。
 レンズはゴーグルにははめられないだろうと思っていたら見事にはめておいてくれた。今どきのメガネ屋にしてはいい仕事をしたものだ。店員に「取り敢えずかけてみて下さい」といわれたので頭からつけてみて周りを見渡すと運の悪い事に店内にいたお客の若い女性と目が合ってしまった。
 とたん何か悪いものでも見たかのようにそそくさと店を出て行っちまった。ちょっと悪い事をしたかなァ。
 とにかく店員にも「開店以来の仕事です」と大人気。お〜、気分は悪くないな。
 やっぱり「何に使うんですか? 紅の豚にでもなるんですか?」とか言われたが真実は語らずに店を去る。

 さて、自宅に戻り早速に笑い転げながら写真の用意。そして今回の成果物がこれだ。

 まぁテメェがモデルになっても仕方ないので顔には定評の迫力を持つ仁にお願いした。この顔にこのゴーグル。ますます大迫力・・・ というか恐いな。しかもこのヘルメットだからキメキメである。
 しかし、ここで一つ憂慮が。。 このゴーグルで半キャップのメット。これでジムカーナに出場したら「モータースポーツに対する冒涜だ!!」とか怒号が飛び交うような気もしないでもない。
 スキー場でこのゴーグルでもスノーモービルとチェイスすることになるかもしれないし。。
 やっぱりちょっと勇気いるなァ。




19/10/03
 今日もナンダかんだで、たいして車の製作が進んではいない。が、来週にはアレックスモールトンミーティングといって自転車の集まりがあるので、その用意をしていたりしたのであった。
 そのミーティングはここのWeb siteでも紹介しているAlex Moultonという英国の自転車のオーナーが集まるもので、その自転車というのが「世界速度記録」とか「お値段200万円」とかだったりするスーパーカーならぬスーパー自転車だったりするから凄いのである。
 そんなスーパーな自転車を持っているのだが、自転車への待遇はあんまりよくない。ちなみにベランダにおきっぱなし。余所のオーナーは室内保管かつそこにはエアコン付かもしれないだろう。
 みんなピカピカなのにワタクシのは錆びて薄汚いので磨いていたら時間が経ってしまったというわけである。

 言い訳はその辺にして、今日はもちろん接着剤のテストを行った。アルミの板を1平方cmだけ接着してその具合をみようというわけだ。もちろん以前にも述べたように接着剤の種類もそろえてFRP用エポキシ、ジーナス、アラルダイト、セメダインX2といろいろだ。  それぞれを互いに引っ張る試験では
 ジーナス 約50kg
 アラルダイト 約40kg
 セメダインX 約25kg
 エポキシ 約15kg
となった。

 本当は接着面積を大きくとってやりたかったのだが、試験装置が貧弱なのでこの程度でしかできない。が、まぁ相対的にはこんなもんだろう。

 さらにジーナスはスライド方向にも引っ張ってみたら90kgまでがんばってくれた。
 ジーナスは2液性の接着剤なのだが混合比率がきびしいようで、今回のように二度の混合によりバラつきがあったかと思う。液体もかなり粘りがあり小量の混合には結構イヤらしい。
 アラルダイトは1:1の混合比率なので小量の接着には効果を発揮させるのが簡単かもしれない。

 結論からすればまぁジーナスを使えば問題はまぁないでしょう。コストパフォーマンスもまぁまぁだし。(無論、貧乏人には高価だけれども)
 今回の車両の重量が約300kgだから、まぁ900kg以上の接着力をもたせればいいかな。今回の使用する予定のアルミ角パイプが40mm角のものなので、以前にあったアルミ斧みたいに接着させるのであれば、接着面積として20平方cmあれば1000kgまでは耐えそうだからなんとかなりそうかな。
 ジーナス、こりゃ確かに構造用接着剤だよな。




19/10/03
ワタクシのもっとも謙遜する、そして非力な軽自動車における自動車競技の金字塔として20世紀もっともハヤイ御仁としてWebにその名前を残したツチヤ氏が、「Web Site終了宣言」ともとれる発表を行った。

 氏がどのようなWeb Pageを生み出してきたかについては下記のアドレスへジャンプして戴きたい。
 氏曰く、「もう善意で書くことはない」と言い切っているが、また「悪意では書くかもしれない」とも。 ならば、善意も悪もない客観的な記事なら書くのか?と天の邪鬼な質問をしてみたくはなるが、今後にかようなポリシーのある記事を読めなくなると思うと残念としかならない。

 そういえば車の製作はあまり進行していない。来月あたりにマンションから新研究所に移れるかもしれないという情報もあるが、まだ噂の領域にしかならない。ただ、移ってしまっては「マンションでつくる・・・」というお題目から外れてしまうので難しい。
 仕事が納期間近で時間がなかなかに取れないが、今週末には足周りの詳細設計をおえておきたいものである。

ツチヤ氏のweb site



先月まで  \102.5k
工具三点  \ 6.0k
接着剤   \ 1.5k
----------------------------------
一体いくら?  \110.0k

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